日帰りユングフラウヨッホ② 〜山頂編〜 | in Switzerland 〜節約と豪遊のあいだ〜

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感動はお金で買えないけど
お金を出し惜しみして感動の機会を逃したくない(葛藤)

 

Grüezi!




①はこちら↓





昨日書く予定でしたが

いつのまにか寝落ちしてました泣き笑い



ここ数日、少々仕事が立て込んでおります。


日中息子の相手をしながらだと進まないし

何かミスしてしまいそうだし

結局息子が寝てから取り掛かるわけですが…



寝かしつけしてると自分も眠くなるんだよね不安

知らず知らずのうちにセルフ寝かしつけモード…


幼児子育て中の皆さんあるあるですよね?!笑




何はともあれ、書いていきたいと思います!


前回は移動メインでご紹介したので

今回は山頂に登ってからのこと!






まず初めに



・羽織るものを持っていきましょう


・サンダルではない靴を履いていきましょう


・カメラのバッテリーは2個持っていきましょう



この3点を声を大にしてお伝えしたい。


「いや、山登るなら常識やん」って言わないで。


インドアだから知らなかったんです、

基本的に人生見切り発車なんです、許して。





"Top of Europe" を名乗っているだけあって

(ヨーロッパで最も高い場所にある「駅」という意味)


そりゃ山頂は寒いです。

今調べたら(遅い)、2℃とからしい。

 


さらに世界自然遺産にも登録されている

「アレッチ氷河」の下をくり抜いて作られた

「アイスパレス」という展示場は-2℃にもなります。


床面ももちろん氷なんだけど

表面がまったく溶けてなくてサラサラ。

寒すぎて唇紫になりました!ガクガク






靴については説明するまでもなく

雪の斜面を歩くので危ない&冷たいから

サンダルはやめたほうがいいよという話です。



↑バカですね!


半袖の人はいましたけど

さすがにサンダルはいませんでしたね!



移動は基本的に屋内なのですが

ユングフラウを間近で見られるスポット↓は

雪を踏み締めて登っていく必要があります。







最後にカメラのバッテリーの件ですが


寒いところではバッテリーがイカれる可能性があるので

予備を持って行った方が良いということです。


スキー場とかでiPhoneの電池すぐなくなったことありませんか?

外気温が極端に低いと電池の内部抵抗が大きくなり

通常よりも消耗が早くなるそうで…



充電100%で装填して行って

ユングフラウの直前では普通に80%とかあったのに

ヒーヒー言いながら雪登って電源入れたら


「電池がなくなりました」


の表示で膝から崩れ落ちそうになったよ指差し




「電池がなくなりましたチョキ


じゃねええええええ!!!なんでだああああ!!!


引かれるかもしれないけど悔しくてガチで泣いた。




結局一旦バッテリー取り外して

フー!フー!って息吹きかけたら3秒だけ復活した。


ええ、ゲームがフリーズしたらカセットに息かける世代の人間ですよ私は。




…まあもうバッテリーの話はいいですね。


予備のバッテリーはポケットか荷物の真ん中にでも入れて温度保持してあげてくださいね…






子ども連れでユングフラウ検討中の方は特に

「高山病」のこと、気になるかと思います。



結果から言うと

1歳8ヶ月の息子は大丈夫そうでした。


いつもと違う様子で泣いたり

機嫌が悪くなることもありませんでした。

下山後1週間近く経ちますが変化はありません。



対策としては


・高度が上がる移動中に飲食をさせて

とにかく耳抜きを促す


・高地ではあまり歩かせないようにする


・水分補給をしっかりする


等を実践しました。



本人も違いを感じて防衛本能が働いたのか


いつもは基本的に歩きたがるのに

ユングフラウヨッホ到着後はほぼ抱っこで

途中でお昼寝していました。



ただ、もちろん絶対大丈夫とは言えませんので

かかりつけのお医者様や専門機関に相談してから決めるというのも一つの方法だと思います! 






ユングフラウヨッホ駅に到着したあとは


"Tour"と書かれた矢印に沿って歩いてみてください。

ツアーが催されているわけではなく

「順路」的な意味合いだったと思います。


上記のアイスパレスや展望台等も組み込まれています!

全部回るとまあまあな距離あります。




あと、お昼を施設内で食べたい場合は

ピークとなる11〜13時あたりは外した方がいいかもしれません。


レストランは2カ所、

インド料理のビュッフェのお店と

スイス料理のビュッフェのお店がありました。


私たちは後者の"Restaurant crystal" に入店。



雄大なアレッチ氷河を臨む

なんとも素晴らしい眺望でした!!


画面中程にミラーレス一眼の亡骸も見えますね!!



私たちは15時くらいに行ったのですが

それでも満員。

運良く窓側の席に通してもらえました



他にも

ロープウェイの降車駅"Eigergletscher" にも

素敵なレストランがありそうです。


↓参考にしてみてください!

https://www.tripadvisor.jp/Restaurants-g1785161-Jungfraujoch_Canton_of_Valais_Swiss_Alps.html



ちなみに素朴なスイス料理ビュッフェ2名分で

約14,000円でした。

これに関しては景観代ですかね。

もう何も言うまい。




ユングフラウヨッホ駅の中でも

最も高い場所に位置する展望台は

ぜひ行ってみてほしいです。



ただし、足元はこれ。



心もとない金網。


ネジ緩んでガタついてるところあって

終わりかと思った。

そこはちゃんと締めといてほしい。






景色は抜群です。

正直度肝抜かれました。



夫と息子が遊んでいる間に

ふと私一人になって気が抜けた瞬間


「つーっ」


と涙が零れ落ちました…

ただただ圧倒されまして…

感受性豊かなので…





余談ですが

韓国からの観光客が多かったです。



でちでち歩く我が息子をみて皆さん

「キヨウォー(可愛い)飛び出すハート

と言ってくださりまして(照)


(当方KドラマKpop大好き人間につき

いくつか韓国語の単語を知っている。)


嬉しかったので

「カムサハムニダァ(照)」

等と調子に乗ったらまた喜ばれて優しい世界。




私が一人でいる時に

「写真を撮ってください」と声をかけてきた

さわやかなカップルもいまして


撮り終えた後サンキュー!バイバイ!な彼氏さんに

彼女さんが「え!撮ってあげなよ!」的に指示


思いもかけずソロショット…恥ずかしい



しかも彼氏さんめっちゃ


「ビューティフル!おー!ビューティフル!」


言うんだけど。



当然後ろのアレッチ氷河のことだろうけど

横に彼女さんいるから!誤解生むからやめて!


あれ、彼女さんの声全然聞こえなくなった…



気まずくてカメラのレンズと金網の下だけ見て

早口で「カムサハムニダ」つって足早に去ったわ



あとで写真見たら

顔ひきつってた。






…余談にも程がありました。


これにてユングフラウヨッホ編完結でございます。




明日はいよいよ!

マッターホルンに行ってきます!


Tschüss!