誰でも1生に1度は 小説を書きたくなる。

その内 青春は1度しか書けないという話を聞いた事がある。

 

ジャンバルジャン 1769生まれ・・・・・・・・・・ウイキぺディアさんから・・・・以下同じです

コゼット       1815生まれ  此の時 ジャン 46才 

             1823 クリスマス ジャンへ行く・・ジャン54歳 コゼット8歳

             1833 マリウスと結婚・・・バルジャン64歳・・・コゼット18歳

ユーゴー      1802生まれ

             1845  ジャンバルジャン執筆・・・・43歳

             1862              完成・・60歳  17年掛かる

             1885 ユーゴー死す  83歳 

何故 上の年号を 載せたのか?

まず ユーゴーは コゼットと簡単に別れられたのか疑問に思った。

案の定 私なりに当たった。

 

     ユーゴー   コゼット   フォンテーヌ  バルジャン   マリオス(マリユス)

生まれ 1802    1815    1796     1769      1810

              13歳下   6歳上       33歳上    8歳下(ユーゴーとの差)

本執筆 1845

       43歳    30歳    (49歳)     76歳

本完成 1862

       60歳    47歳   (66歳)      (93歳) ( )内は生存無いと思います。

 

ややこしくて、少し間違っているかも知れませんし、我慢して付き合ってください。

 

かなり詳しく 正確に調べないと判りませんが、

コゼットにはマリウスもジャンバルジャンも絶対的愛を捧げると言います。

ユーゴは 1833年2月19日にジュリエットと縁が結ばれるようです。

ところが この日は コゼットとマリウスの結婚した日のようです。説明では月日が一致。

といいます。ユーゴーが書いたのです。私は年も一緒のような気がします。

それにしても、自分のお目でたい日を、コゼットの挙式日にするとは。愛でしょうね。

そうしますとコゼットに絶対的愛を捧げたのはもう一人いたのです。ビクトルユーゴーだったのです。どうです、すごい話でしょう。

 

ビクトルユーゴーは まず フォンテーヌが 頭に 有ったのではないだろうか.

一方で、やはりユーゴはジャンバルジャンより自分を若くしたかったようだ。

それはコゼットを身近にするためだった。この手の小説の場合コゼットと13歳差は珍しいと思う。これは小説を書く時期によるが、ユーゴーはバルジャンと近い年齢でも良かった。

フオンテーヌは 1796 生まれ バルジャンと 27歳上差である。19歳でコゼットを生んだ。

ユーゴーとフオンテーヌは 6歳上差。

従い バルジャンとユーゴは33歳差である。 ユーゴとコゼットは13歳差。

ユーゴがコゼットを書き始めたのは、コゼットが30歳の時である。

 

ユーゴーは レミゼラブルを どうか書いたか 興味が有った。かなり フォンテーヌ

に 思いは 行っていたのだろう。小説では サラリと書いていないか。やはり年齢的にフオンテ-ヌが年齢的に上だから、主眼はコゼットに行ったのだろう。

小説はコゼットの成長とマリオスとの出会いに持って行ったのだろう。

 

やはり コゼットを 愛していた事が判る。作品は 17年掛かって 完成した。

作品が生まれ、育つ。それはコゼットが生まれ育つのと符合するのだ。年数の一致は吃驚する。ユーゴーは、コゼットと一緒に、それぞれ身近にいるのだ。作品と実際の年数が符合する話はほかではないのではなか。

ジャンが46才の時 コゼットは生まれ 18年後 コゼットは結婚する ジャンは64歳 だった

コゼット成長の18年間と 作品の作品の完成要した17年間 は 何かの 符合と 思う。

ユーゴは コゼットを 特別な 思いで 育てるのである。しかし手放せなくなったのではないか。

ユーゴ-とコゼットの関係は、とても参考になり、嬉しいものでもある。

 

それは現実の年月がユーゴーとバルジャンそしてコゼットとの間隔に一致するのである。これほどの 奇遇は 他の小説には ないのではないだろうか。凄い話だ。

 

そして ユーゴーは コゼットを 手放せたのか・・・やはり 17年離せなかったのだ。

17年掛かった話は、今回最も強調したいものです。

ユーゴーは、コゼットと13歳差は自分の彼女に出来る範囲なのだ。

コゼットを子供子供にしたくなかった。理想の彼女を作り上げたのだろう。

バルジャンとコゼットの小説であれば、普通ユーゴーはもう少し年上になってもおかしくない。

大発見と思う。作品を思いついて、17年掛かる話は、そう多くないのではないか。

たまごっち・・の如く成長するのだ。

 

それは 現実のユーゴーの 私生活に有ると思うが それを詮索して 何か得ても

如何なものか。

それより コゼット 思いの ユーゴー、そして ジャンバルジャンの コゼット 思いに

感慨が 行くのを じっと考えるのも良いのではないだろうか。両者は競争して

コゼットを愛するのである。マリオスに嫁ぐが、それはユーゴーのフォテーヌへの

愛の証で有ったのではないか。重ねて言うユーゴーはフォンテーヌより6歳下なのだ。

 

ところで 私たちは といっても 年配者であるが

ジャンバルジャンと マリオスの間に 自分を 位置付けていないだろうか

しかし 我々は ジャンバルジャンより 相対的に 年が 多いのだ。しかし、永遠にジャンより

若いと思って行くのだろう。

幾つか 映画 舞台 テレビ放映があった。

最近は オペラ式のレミゼラブルだった。最初 会話までも歌っていたので かなり 違和感は強かった。

しかし 中ごろから 普通になって来た 不思議な ものである。

さて、作品は原語で読み解くと、恐らくもっといろいろの発見があると思われます。

 

ユーゴーのコゼット育成に肖りたいものである。勿論小説で構わない。

 

日本作品でユーゴーと同じような作品は恐らくないのではないか。

あまり調べてないから分らないが。

川端康成は1899年6月14日生まれ。伊豆の踊子は1926年。雪国は1935~1948年

谷崎潤一郎1886年7月24日生まれ。細雪は長編。1936~1941年。50才頃の作品。

菊田一夫1908年生まれ。「君の名は」1952~1954年。氏家真知子が後宮春樹に会ったのは1945年5月26日か東京大空襲の時。いずれも名作であるが、ユーゴーのパターンと違うのだろう。他にもない可能性がある。

その他も、恐らくユーゴーの作品の関係とは、違っていると思う

いやはや 凄い作品である。もっと研究をしてみたいものだ。

フクオカ 小父 モリタ

近況

マスターズ優勝。松山英樹さんおめでとうございます。大阪なおみ。渋野日向子。しかり・・・

これから世界で日本選手の活躍ができる証になりました。有難う!!!!