気ままにいたち（＆おゆき）旅 in 明日香村。
次にやって来たのは
日本最古のお寺といわれる飛鳥寺だよ。
ここも創建当時は広い寺域を持つ寺院だったらしい。
火災等で焼失し、現在残っているお堂は江戸時代以降のもののようだけど
お堂の中には日本最古の仏像とされる飛鳥大仏が安置されているんだ。
写真撮影が許されていて
あおっち達も一緒に撮ってもらったよ。
長い年月の間に修復が繰り返されて
はじめの制作者である鞍作鳥（くらつくりのとり）が完成させた部位で
今も残っているのは顔や指の一部だけなんだって。
鞍作鳥がこの大仏を完成させたのは
東大寺の大仏ができる１５０年ほど前だっていうんだから
たとえわずかでも当時の部位が現存しているのは驚くべきことだね。
あおっち達が生まれた現代まで１４００年以上
人々に守られ、人々を守って来たんだね。
優しい光で溢れている気がしたよ。
飛鳥寺を出る頃になると西日が差して来ていたけど
帰りにもう一か所どうしても寄りたいところがあったんだ。
昔、ちまさんが大神神社から分けていただいたご神木の千両が
この秋、お庭で何年かぶりに赤い実をたくさんつけたんだ。
だから呼ばれている気がしていたみたい。
日本最古の神社といわれる大神神社は
拝殿のうしろにある三輪山自体が御神体になっているからね。
みんなでお礼を言って、今日も無事おうちに帰れますようにってお願いしたよ。
それと、来たるうさぎ年に向けて記念撮影もしておかなくちゃ。
ご祭神である大物主大神が『因幡の白うさぎ』に登場する大国主命の別称であることから
ここはうさぎさんとの縁が深いんだって。
それから一番奥にある摂社まで
三輪山を水源とする薬井戸の湧き水をいただきに行ったんだ。
ここでは大宝律令（７０１年）の時代から
毎年疫病除けの祭が行われているんだって。
湧水をいただいて（持ち帰り用をペットボトルで購入して）
健康を祈願するおゆきちゃん。
いつまでもみんな元気でいられるといいね。
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こうして２０２２年は
お友達のずめちゃんとたくさんの想い出を作った一年だったんだ。
あ、おゆきちゃんも一緒にね。
摩訶不思議な場所に導かれたり、緑溢れる自然の中を歩いたり、１４００年以上前に建てられた遺構の中に入ったり。・・・楽しい旅だったな。
世界は大変な時代に入っているけど
あおっち達にとっては今が一番良い時。ほんの短い盛りの時。
不思議なご縁に感謝して
また今年も「今」を大切にしていこうね。
by あおい♀