大学病院で子宮体癌の手術をうけてから5年が経ち、地元の開業医へ通院をすすめられ、大学病院へ紹介状を書いてくれた隣街の女性医師Sクリニックを希望し、今日行って来た。
以前から、一度お礼をしたいと考えていたので、手土産を持参。
久々に来たSクリニック。
待合室で待っていると、初めて来た時のことを思い出した。
あの頃と同じ雰囲気。
ゆったり流れるオルゴールのBGM。
同じスタッフ。
あの時は、長女が付き添いで来てくれたんだ・・・
地元の公立病院へ何年も通院してたのに止まらなかった不正出血。
癌なのかな そんな不安な気持ちでいたあの日。
長女は、ずっと傍にいてくれた。
S先生は、初診の私に、
『大学病院の近くに、O医院があるので、MRI撮ってきて下さい。』
その結果大学病院へ行く事に。
別室で、スタッフの方から地域連携のリーフレットを元に説明があった。地域連携と言うことは、私は癌なんだと悟った。優しく寄り添ってくれるスタッフ。
初めて来た病院で、紹介状を書くなんてきっと悪い病気なんだ。
複雑な心境のまま過ごしたあの頃。
不安でたまらなかった。
どんな病気でどれくらい生きられるんだろうと思っていた。
あれから5年。
今日は、一人。
長女は居ない。
涙が溢れてきた・・・
名前呼ばれ診察室に入ると、S先生が待っていくれた。
『しばらくですねぇ・・・ん?しばらくじゃない、お帰りなさいだね❤️』
そう言って迎えてくれた。
お帰りなさいと言われたことが、
嬉しくて、
「先生のおかげで、こうして元気でいられます、本当にありがとうございました。」と言うと、
『私の仕事だから』と優しく微笑んでくれた。
何度も涙声になってしまった。
この先生を選んで良かった
そう実感した瞬間。
癌を忘れたいと思って過ごして来て、状態も落ち着き、忘れかけてた時だった。
寛解だと勝手に喜んでいた。
手術痕をみたり、通院が続く限り、病気を忘れられないけど、私は癌 だと再認識させられた。初心にかえった感じ。
『お帰りなさい』の言葉
とっても嬉しかった![]()