も ふ り ご と。

も ふ り ご と。

~cafe Mo.free店主の公式ブログ~

Amebaでブログを始めよう!
聞きました奥さん?




オープンから3年ですって。




なんというかもう、一瞬で過ぎ去りました。




よく保ったな…としみじみ思います。それ以外の感想がすぐに出てこないのが正直なところです。



下天の内をくらべなくても夢幻の如し、ひとたび事業を興して滅せぬもののあるべきか…という背水の陣でやってきました。



満身創痍ではあるものの、シロッコとハマーン様に追い詰められたクワトロよろしく、カフェモフリーはまだ終わりません。



とは申せ、この一年は流石にちょっともう無理か?の連続でした。



無理か?は、開業以来なんなら毎日頭をよぎる単語でしたが、この3年目は比較にならないくらいの「無理か?」です。




約1年前、2周年を迎える辺りは度重なる台風の襲来後に消費税の増税と、これらの影響からか「無理か?」から「無理だな?」になっておりました。




そこでなんとかならんかと11月よりクラウドファンディングを活用し、今年の2月に古本を中心とした本屋さん「もふり書房」を立ち上げてみました。
お陰様で思い付いてから短期間ながら、なんとか形にする事ができました。




そして通称『ニッパチ』と呼ばれる、一年のうち最も売上の下がると言われる2月と8月ですが、この「もふり書房」開業でなんとか回復の兆しも見えました。




なんとかなるかな?と思っていた矢先、今度は疫病の流行です。




…とまぁ、この一年は試練の連続のような気がします。





今でも「無理か?」な日々ですが、少なくとも現時点で無理がなんとかなりました。しかしやはりこれは自分の実力ではなく、皆様のお陰でございます。




重ね重ねありがとうございます。





店主は皆様の善意と経費と税金(←NEW!)で生きております。




それにしてもこの半年の間で、社会の仕組みは大きく変わってしまいました。もちろん収束すれば、ある部分は元に戻るかも知れません。しかしそんな確証もない現時点では、この状況はまだまだ続くと覚悟しておかなければなりません。



願望や希望的観測で計画を立てるわけにもいきませんし、将来同じような事態になった場合の対策も、今のうちに考えなければならなくなりました。



以前のブログにも書いたのですが、当店に於いては店内で飲食できなくてもなんとかなる仕組み、人を集めない営業等々、運用方法を再構築しなければなりません。



それはテイクアウトや通販部門の強化だったり、物販をより充実させたり…



しかし当店の場合は飲食以外の部分、音楽や絵画、先生の存在など、空間込みで勝負しているところが多分にあり、それらの空間を取っ払われると、いくらテイクアウトや通販を強化してもなかなか厳しい戦いになるのは目に見えております。




新しい(金の匂いがする)何かを…




ということを春先からずっと考えていたのですが、もふり書房を思い付いた時から頭の片隅にあった、いつかやりたいなぁと思っていた企画を始動することを思い立ちました。






出版社です。





(いや、金の匂いするか…?






という突っ込みはともかく、本屋である「もふり書房」が、本を販売するだけでなく出版も手掛けよう、ということです。








「ちょっと出版社やろうと思うんだけど…」




ある日嫁にそう切り出してみたら、そんな思い立って簡単に出来るもんなの??と聞かれたので、日本は言論と表現と出版の自由が認められているので大丈夫だと返すと、



「ふーん」



と呟かれて終わりました。




一般的に出版社とは、書籍や雑誌などを発行し、広く読まれるために書店などの販売者に働きかけたり、広告宣伝を行い、国会図書館などの図書館に書誌的なデータを送り、知識などをパッケージ化して社会に届ける会社のことを指します。(Wikipediaより)




乱暴な言い方をしてしまえば、名乗ったもん勝ちみたいなところもありますね?大丈夫ですね?



以前、もふり書房開業の為にクラウドファンディングに挑戦した際、このようなことを書きました。







現在当店では委託販売で本も取り扱っているのですが、出版社がなくなった為に絶版になってしまった本も販売しております。


せっかく書き上げて沢山の人が関わってようやく世に放たれたものが、出版社がなくなると作家の買取か裁断処理になってしまうという話を聞きました。



少しでもそんな本に脚光を当て、本業界を盛り上げられないものか…とここ最近考えるようになりました。



また多くのイラストレーターや画家、漫画家さんと関わるにつれ、


「この人の画集を出してもっとみんなに見てもらいたいなあ」


「この人の作風は絵本や詩集に合うんじゃないかなあ」


等々思える作家さんもいらっしゃいます。


なのでゆくゆくは出版社を立ち上げ、絶版になった本を生き返らせたり、世に出ていない作品を発掘したい…という思いが、お店を始めてから湧き上がってきております。






だいぶいいこと言ってますが、嘘偽りなく本心で書きました。



勿論、自分の考えや情報を発信する手段として、というのもありますが、なにより一人でカフェやって本屋やって出版社やるなんて、面白そうじゃないですか?




この『面白そう』というのが一番の根っこだったりします。





…とは申せです。色々カッコイイこと言ってますが、出版社と言っても法人格ではなく、取次もなく、年に出せても初めのうちはおそらく1冊くらいなものです。




本屋さんの知己も特にないのが現状です。




実際に出版社を興したり勤めている人からすればお遊び程度にしか見えないかも知れません。





個人的には筏で荒波躍る海に乗り出すような心境ですが、本業の方から見ればプールサイドでビート板片手に遊んでるようにしか見えないかも知れません。





しかし仮にそう見えたとしても、そんなことはどうでもいいのです。






なにより大事なのは、踏み出す第一歩なのです。




…まぁ、こんなに早く出版社をやるとは想像しておりませんでしたが、そこは人生、何があるか分かりません。






月毎に展示が替わるcafe Mo.freeですが、来たる2021年3月、この月は満を持して店主が直々に展示を致します。







今まで頂いた絵や写真、店主自身が購入したものなどを展示し、販売が可能な物はチャリティー販売する予定です。経費を差っ引いた全額を猫の保護団体に寄付しようと考えております。




そしてその展示に合わせて、もふり書房の2年目という事もあり、当店のアンソロジーを中心とした内容の本を出版しようと考えております。




その名も、『About a cafe Mo.free』




表紙はこちらでございます。







そう、表紙は既に出来ております。




この表紙だけで、もう読みたくなりません?どう??





『カフェモフリーについて』




この素敵な表紙をデザインして頂いたのは、以前当店でも展示して頂いたこともある漫画家の薩美祐さんです。





こういった様々な芸術家が、当店には時々来店されます。そんな方々が描く先生やお店のイラストや文章を贅沢にまとめました。




ゴミみたいなイラスト代や原稿料で快く引き受けて頂いた皆さまには、申し訳なさと感謝の気持ちしかありません。




また、アンソロジー以外の特集もございます。




当店に集まる漫画家やイラストレーター、小説家、音楽家…そういった職業は、しばしば憧れの対象になったりもします。



そこで店主自ら、「どうやったらその職業になれるの?」とインタビューを敢行、忌憚のない本音を聞くコーナーもあります。



何人かインタビュー済みですが、それぞれめちゃくちゃ面白い人生です。才能も勿論ですが、それよりも努力によって技術を伸ばしてきた方々で、時々の運や縁、何より行動力によって人生が切り拓かれている印象です。



これらの面白さを損なわずに正確に伝えられるか、正直言って不安です。




しかしそれよりも、一人でカフェや本屋をやりながら更に出版社やるなんて果たして出来るかしら…という不安の方が大きいですが、お得意の背水の陣、「出版するぞ」と宣言してしまえばやらざるを得ません。





申請していたISBNコードは、つい昨日ですが取得しました。




この文章を書いているのは2020年10/30ですが(4年目初日も相変わらずヒマです)、レイアウトやどんな構成にするのかも決まっておらず、インタビュー済みの記事が4本中1本がようやく纏まるかな?というところです。そしてあと1人インタビューが控えております。




それから、どうやら雑誌作りには欠かせないらしい、という結論により悩みに悩んで購入したソフト「Adobe InDesign」の入門書を今まさに読んでいる最中です。



こんな感じで、8月くらいからちょっとずつですがコソコソと動いております。



ほんとに大丈夫なのか?間に合う?間に合わなくない??



…まぁ、間に合わなかったその時は男らしく言い訳をしながら謝ろうと思います。




しかし思い立ってから2年半で未経験ながらカフェを開業、そして思い付きで3ヶ月でこちらも未経験な本屋さんを開業です。6ヶ月で出版社もなんとかなる気も致します(他人事





そして、おそらくブログを書く暇がなくなるだろう…という事で、気付けば書き始めて2年に及んだ店主の公式ブログ、突然ですが今回でラストとなります。




読んだところで人生に於いてなんの役にも立たない駄文でしたが、思いの外多くの方に読んで頂き、更には楽しみにしているという声も頂戴しました。本当にありがとうございます。




公式ハッシュタグランキングで最高2位にもなるとは想定外でした。1位を取らずに辞めるのか…との思いも頭を過ぎりましたが、店主の人生はいつも及第点以上取れれば残りの力は他に回す、を信条としてきました。全く後悔はありません。出来過ぎなくらいです。




当店の情報を伝える為に始めましたが、エッセイ形式で馴れ馴れしすぎず、かと言って固くなりすぎず、そして読み物として仮に本なっても通用するように…という考えでやってきたのも事実です。




そんなブログを書き、また反応を頂くにつけ、自分の文章もそれほど捨てたもんじゃないのかな、という手応えを得られたのは非常に大きかったです。(お世辞も入ってるのは重々承知しておりますが



限定メニューはTwitterやInstagram等、SNSで引き続き企画していきます。




今後の文章での発信はnoteに軸足を移していきます。そして現在noteでは有料に設定している記事もありますが、今後は無料で公開していきます。購入して頂いた方、本当に申し訳ありません…





文章で少しでも収益化できないか、という考えでnoteを始めましたが、当店の成り立ちや取り組み、はたまたレシピ等は、いつか何かを始める誰かの為のヒントとして、少しでも役に立って頂けたら…と考えました。




ほんの僅かではありますが、ちょっとした還元の意味もあります。cafe Mo.freeは多くの方によって成立しているお店です。





また、今までのブログの代わりとして、引き続き楽しんで頂けたらと思います。




noteにはサポート機能があるので、店主が書いた文章を少しでも「いいな」と感じて頂いたら、その時は投げ銭感覚でサポートの程を是非お願いします。このnoteで得た収益を全額出版に係る費用に充てていく予定です。




考えてみればカフェ開業時には出版社をやろうなんて想像もしておらず、文章を書こうとも考えておりませんでした。人生はほんとに何が起こるか分かりません。



なんなら5年後には映画を撮ってるかも知れません。




なかなか苦しいご時世で、未来は暗澹としておりますが、こんな時こそ大人が率先してやりたいことをやり、夢や希望の旗を掲げて生きていこうじゃありませんか。






という訳で





本日もご来店頂きありがとうございました。





またのお越しをお待ちしております。






今までブログを読んで頂き、本当にありがとうございました。





引き続きnoteにて、何卒よろしくお願い致します。





4年目も先生共々、よろしくお願い致します。





それでは。

信じがたいことですが、当店が10/30に丸3年を迎えます。なんと4年目に突入するという事態です。




皆様のお陰で3周年を迎えること出来ました。本当にありがとうございます。



お客様を始め、展示して頂いた作家様、奏者様、お取引先様各位…このお店に関わる全ての方に感謝します。



毎回周年を迎える度、というよりは毎日思っていることではあるものの、特に今年は「さすがにダメかな…」と覚悟しました。



新型のアレです。



旧型の方のアレはよく知らないのですが、とにかく新型のアレがソレで、おそらくまだまだ厳しい戦いがコレもんだと思います。



希望よりは不安材料の方が多く、有効な手段というのもこれと言ってないのが正直なところです。やめる方が賢い選択だとも思いますし、簡単です。



しかし今やれることはやってみて、それでダメなら仕方ないですが、心を寄せて頂いた沢山の方の為にも簡単に投げ出すことはしたくありません。



今回の騒動で皆様から更なるお気遣いを頂いております。



考えてみれば多くのお店が存続を諦め閉店していく中で、苦しくともお店を開けられるだけでも非常にありがたいことです。自分の力の能う限り頑張ってみようと思います。




お店を畳んでも他にやりたいこともないし
(雇ってくれそうなところもないし




という訳で、もうしばらくお付き合い頂けたら嬉しいです。




ちなみに毎年行なっている『ネコ×ジャズ×スシ』のイベントは、諸々を考慮して今年はやりません。しかし無事に10/30を迎えられたら、ちょっとした発表が出来るかも知れません。お楽しみに…




毛不里神社もお陰様で無事2年目に突入します。




読んでみると昨年も色々トライしておりました。遥か昔のように感じますが、この時はまだ新型のアレの影響がないのに大変そうです。あれ?実はあんまり影響ないのか??




大好評だった御朱印は、担当して頂いたたろくろさんが遠く九州に引っ越してしまった為に受付がなかなか難しいですが、この辺りもちょっと考えていきたいと思います。



例大祭については、今年は見合わせたいと考えております。若くて美しい毛不里神社専属の巫女さんが今年も拝めると思ったのに心から残念です。



そして3周年を迎えるこの10月の展示は、大人気猫雑誌『猫びより』の中の人気コーナー『東京猫びより散歩』にて大好評絶賛連載中の一志敦子さんによる個展が開催されております。






以前取材をお受けした縁で、今回の個展開催という運びとなりました。





当時掲載された店主と先生の会話場面の原画もございます。



また今回の個展開催に伴い、辰巳出版様より刊行されている一志さんの著作を仕入れました。









なにやら聞き覚えのあるジェラートの名前が…





そして当店にて展示して頂く作家さん方と縁のあるお店の名前も…






全ての本にサインも入れて頂きました。




古本が中心のもふり書房、新品の本はあるものの作家さんからの委託しかなかったのですが、今回初めて出版社から直接仕入れました。



少しずつですが、もふり書房の方も前進しております。




また、ブログ限定メニューですが、最近は食べて応援キャンペーンをやっているので今回はありません。



最近はSNSに上げる前に注文が入ってしまいますし、なんならメニューや価格が決まっていないのに予約が入ります。なにこれすごい。




いずれにせよ、4年目も色々な事に挑戦していきたいと考えておりますので、5年目を迎えられるようによろしくお願い致します。




という訳で




本日もお越し頂きありがとうございました。




またのご来店をお待ちしております。




それでは。
我ながら相変わらず進歩と語彙力がないのを承知で書いてしまうのですが、時が過ぎるのが早すぎます。



月毎に変化する展示をぼんやり眺めるにつけ、もうこんな季節なんだな、と毎月驚いてしまうのです。



あみぐるみ作家・mi-capriさんによる『祝!南瓜祭りだにゃ3』

9/5(土)〜10/3(土)



来月のハロウィンに合わせ、用意するのは早い方がいい(という事なのか?)、毎年9月にかぼちゃ祭りを開催しており、今回は3回目でございます。






*開催初日の写真です。



ハロウィンと聞くと、店主はどうしてもドイツのヘヴィメタルバンド、HELLOWEENが頭に浮かびます。


そのメロディックにしてスピード感のあるサウンドは、メタラーではない店主でも聞き入ってしまうパワーがあります。




…なんて、去年も同じような事を書いておりました。



「みんな騒いでるけど、ハロウィンとは結局なんぞや?」という事も、あまりに暇だったのか書いておりました。この暇さ加減の状況も、今と全く変わっておりません。




そんな「静かなること林の如し」なcafe Mo.freeですが、最近は主に週末に「食べて応援キャンペーン」なるものを開催しております。



本来なら旅館やホテルに卸される筈だった高級食材たちが、このご時世故に果てしなく余っているそうです。




当店のような飲食業もですが、観光業の打撃たるや想像を絶しております。




観光庁によると4月の旅行業の総取扱額は前年比の4.5%、5月に至っては2.4%だそうです…。



97.6%減…



今月出た速報の7月の値を見ても、海外と国内を併せた旅行全体の総取扱額は前年同月比の12.6%となっております。



JTBさんは社内10社計で17.9%、エイチ・アイ・エスさんは社内6社計で2.9%という恐ろしい数字です。



その他の旅行会社さんの速報値もとんでもない数字が並んでおり、文字通り絶句しております。




利益ではなく、総取扱額です。




また、ホテル・旅館の延べ宿泊者数ですが、前年同月比は5月で-84.9%、6月で-69.6%というこちらも恐ろしい数字です。




ホテルや旅館の倒産は、帝国データバンクによると今年の上半期は前年同期比で128.1%増との事です。





数字で見ると、呆然としてしまいます。





もちろん、だからと言って「じゃあ経済回そうぜ!」と旅行に繰り出すという訳にもなかなかいかない状況。



このようながんじがらめな中で、あまり知られてはおりませんが国も様々な手を打っており、その一つを当店も利用しております。



インバウンドの減少や輸出の停滞によって在庫の滞留が生じている品目を支援する、という補助事業です。




…と、あまり小難しく書いても面倒なので、平たく言えば先に挙げた通り「食べて応援キャンペーン」をやっております。




これらを通常の価格に近い値段で販売しても勿論いいのですが、こういう時こそ普段食べないような高級食材を思い切ってガンガン皆様に食べて頂き、日頃のご恩を少しでもお客さんに返したい…というつもりでお出ししております。我ながらなんていい奴なんだろう。




店主が今よりキュートな20代前半の頃、経営のイロハを叩き込んでくれた当時の上司・三浦さんがとにかく薄利多売の大好きな人で、その魂が今も店主に受け継がれております。



仕事以外も色々と教えてくれた三浦さんですが、あまりにエグいので公には出来ないのが残念です。墓場まで持っていきます。




しかし少なくともA5ランクの黒毛和牛が千円前後で食べられるのは、この三浦さんのおかげかも知れません。三浦さん、ほんとなんて体にしてくれたんだ。







今は黒毛和牛を中心に取り扱っておりますが、ラインナップが増えるかも知れません。


高級食材を使った限定メニューはほとんど店頭予約で終了してしまいますが、Twitterを始めSNSにて発信しておりますのでぜひチェックして下さい。
何も発信していなくても、ダメ元で聞いて頂くともしかしたら1、2食くらいあるかも知れません。



手前味噌な話、店主もお客として来たいです。





また、こちらも主にSNSにて発信しておりますが、現在『日本文学セット』というスイーツセットも販売しております。




こちらは日本文学の本(¥200まで)、珈琲or紅茶、限定スイーツ、それに当店オリジナル栞が付いて税込¥1,000でございます。

*スイーツは時々変わります




ちなみに販売しているほとんどの文庫本は¥200以下なのでほぼ適用されます。




文学とお菓子の組み合わせって親和性があるなぁ




と以前から思っており、実にもふり書房構想時から温めていた企画です。



現在はとりあえず日本文学に限定しておりますが、そのうち海外小説や、作家にフォーカスしたセットなんかもやってみたいと考えております。


たとえばベタな組み合わせですが、村上春樹とビールとサンドイッチのセット、のような…




いずれにせよ会話するのが憚れる中、黙って読書するのもいいかも知れません。




読書の秋と食欲の秋、両方いっぺんに味わいませんか?





という訳で





本日もお越し頂きありがとうございました。





またのご来店をお待ちしております。






それでは。
当店の看板猫・なつ先生の誕生月という事で、沢山のお祝いを頂きました。







まだまだ疫病が治まる兆しのない中でお越し頂き、本当にありがとうございます。



また、毎年先生の誕生日を祝うために多くの作家様が「三毛猫展」を企画・参加して頂いており、重ねてお礼を申し上げます。



先生は店主の元にやってきて、早いもので8年が経ち、今年で無事に9歳となりました。



迎えた当時はまさか自分が起業しようなんて思ってもいなかったため、改めて自分は一匹の猫によって人生を大きく変えられたなぁと感慨に耽ってしまいました。



大泉学園にて店を構えてもうすぐ丸3年になりますが、このお店が出来た事によりほんの少しだけでも人生を変えられた方も、もしかしたらいるのではないでしょうか。




人生は芝居の如し


兎角あまり人生を重く見ず、捨て身になって何事も一心に為すべし



色々な意味で大好きな福沢諭吉もこう言っていたらしく、じゃあ…と店主もあまり人生を重く見ず捨て身になりすぎて、先日銀行から彼を大量に借りてきました。


という訳で来年も無事に祝えるよう、今後ともよろしくお願い致します。



続いて今月は、こちらも去年に引き続き「ガクエンねこ市」とコラボすることになった「ガクエンもふ市」でございます。




参加作家(敬称略)

Ayumi
cut_artさとうみよ
茶柱立太
琴坂映理



毎年8月、大泉学園の駅近く「フォンターナコトサカビル7階」にて開催しているガクエンねこ市共同企画です。



たくさんの猫作家達による様々な作品が広い空間に並ぶ光景はいつ見ても圧巻の一言です。



そんなガクエンねこ市の開催日程、今年は8/21(金)〜8/24(月)との事。こちらも当店の展示と併せて何卒よろしくお願い致します。





さて、最近はブログ限定メニューはお休みしておりますが、代わりに「食べて応援キャンペーン」をゲリラ開催しております。




新型コロナウイルスの影響により観光・外食の需要が激減しているのはご存知かと思います。




本来ならホテルや旅館等で提供される筈だった高級食材も相当数余っているようで、ちょっとしたツテで特別に安く仕入れる事が出来ました。





安くなった差額分は国から補填され、生産者さんには正規の価格で販売しているのと変わらないというナイスな制度を利用しております。




先日はこちらを利用してA4〜A5ランクの黒毛和牛「イチボステーキ」を企画したところ、すぐに完売となりました。




一頭から2kg程度しか取れないと言われるその希少な部位をそのまま2kg買い取りました。ええ。




数量限定のため、前回は間に合わなくて涙を飲んだ方が多かったようですがまだまだやります。






今回はA4〜A5ランクの黒毛和牛カルビ丼と夕張メロンです。




黒毛和牛カルビ丼…¥880+税



夕張メロン(1/6カット)…¥600+税





ところで国産牛と和牛の違い、皆様ご存知でしょうか。



国産牛とは、「日本で飼育された牛」です。



つまり、どこで生まれてもどんな品種でも「日本で飼育された期間が最も長くて国内で加工される」と、それはもう国産牛と言われます。



一方の和牛は、明治以前から日本で独自に交配され育てられてきた品種名の事を言います。



和牛の定義は非常に厳しく、今のところ名乗れるのは「黒毛和種」「褐毛和種」「無角和種」「日本短角種」の4品種の純血個体のみだそうです。



この4品種の中でも代表格であり、世界最高峰の牛肉と呼ばれるのが黒毛和牛です。



これを使った丼が¥880です。



我ながら価格の破壊神。



そしてもう一つご用意したのは、こちらも高級品として名高い夕張メロン。



個人的には自分用よりも贈答品用なイメージです。



ちなみに店主は夕張と聞くと、メロンか高倉健さんしか思い浮かびません。




品種名は「夕張キング」といい、その名称からか「メロンの王様」と呼ばれたり呼ばれなかったりします。



赤い果肉と豊潤な香り、果汁が多いのが特徴で、甘味の強いメロンです。完熟するととろけるような食感になります。



要約すると、甘くてジュルジュルしてて美味しいのです。



これが1/6カットで¥600です。



我ながら価格の破壊神。



さらに今回はブログ限定メニューとして、この夕張メロンを使ったパフェを作ります。





お値段は¥950+税




ロングスプーンが入りませんでした。


素材が美味しいのに、敢えてパフェにする必要はないのではないかとも正直思いましたが、こんな高級品を使う機会はそうそうありません。こういう事はとことん振り切ってやってしまいましょう。




自棄になってメロンジェラートも仕入れましたのでこちらも何卒。





これらの商品、安く仕入れているとは申せ、単価はいつもの仕入れよりべらぼうに高く、ビビりながら発注しております。ぜひこの機会にお試し頂けたらと思います。




暑いので熱中症に気を付けて…




という訳で





本日もご来店頂きありがとうございました。






またのお越しをお待ちしております。




それでは。

やって参りました。

 



 

当店の看板ネコ、なつ先生の誕生日です。

 

 

 

 

今年で9才(推定)となりますが、時の流れは早いもので、店主の元に来たのがまるで昨日のことのようです。

 

 

 

 

とは言っても昨日の晩御飯すら覚えていないので、一年前はどんな様子だったか当時のブログを見てみましょう。




七夕や、なぜか人類が生み出した最速の人工物等の蘊蓄を書いておりました。相変わらず博識博学で面白い。ヒマそうな様子がびんびん伝わって参ります。




さて、そんななつ先生の誕生月。毎年恒例となった「三毛猫展」が今年も開催される運びとなりました。











今年も6人の作家様がなつ先生を中心に三毛猫を描いて頂いております。



参加作家


安曽美晴

臼村さおり

SCORPINO

たろくろ

中嶋洋子

mi-capri


(敬称略・順不同)



月替わりの展示でお世話になっている作家様の他、当店でのワークショップでお馴染みの作家様もご参加頂き、今年も賑やかな展示となっております。


岩屋寺を参拝する大泉洋の心境でございます。



*写真は展示初日の様子なので、売れている商品もございます。ご注意下さい。





また、世間の自粛により献上品が滞り、以前より店主の与えられていたご飯では満足出来ない体になってしまった先生は早速シーバを献上され、写真を撮る間もなく美味しく頂きました。ありがとうございます。




献上品は年間を通じて随時募集しているとの事です。食べ切れない分は猫の保護団体「しあわせねこの会」様に、先生の許可を得た後に寄付致します。







写真は以前頂いた先生への献上品の山(一部)でございます。



毎年ありがとうございます。




また昨年は作家様の発案で、皆様からの寄せ書きも頂戴しました。




今年は新型コロナウイルスの影響により、ペン等の使い回しはどうか等様々なご配慮頂き、この企画は見合わせとなりました。




色々とお気遣いを頂きながら開催しております。




そんな三毛猫展、なかなかに「来てね!」と言えない世情ですが、誕生日と併せてよろしくお願い致します。




さて、ブログ限定メニューのご案内です。




ローストビーフ丼とローストビーフ&クリームチーズサンドは、週末限定ではありますがまだまだ続ける予定です。





だいたい土曜日にはなくなり、日曜日には一食分持ち越せるかどうかなので、もう少し多めに作るか悩みどころです。




そして既に提供してしまっているのですが、マンゴーのジェラートも改めてお知らせ致します。




アルフォンソ種という高級マンゴーを使用したジェラートです。




店主が八百屋にいた太古の昔、加工された状態のものは出回っていたものの(たしか検疫の都合で)実の輸入が出来ず、そのため当時は「幻のマンゴー」とも呼ばれておりました。うろ覚えですが。




今では解禁され「マンゴーの王様」と呼ばれているようです。そんな王様の果汁を使用しているためか濃厚な仕上がりとなっており、味も上々でございます(ちなみにレギュラーで仕入れている高級ジェラートメーカーではありません)。




ジェラート盛り合わせにしてもよし、チーズケーキやヨーグルトに合わせてもよし、マンゴーラッシーに投入してもよし…様々な楽しみ方が出来るジェラートなので、この機会にぜひ。




まだまだ新型コロナウイルスの影響が無視できない状況ですが、無理をなさらずご来店して頂けたらと思います。





行きたいけど遠いから行けない!




支援したいけどコロナが怖いから行けない!





そんなあなたのために、オンラインでも購入できるように通販も始めました。




https://mofree.thebase.in/




珈琲と紅茶の飲み比べセットが思いのほか好評で、せっせと作っております。





珈琲豆や紅茶の茶葉、キーホルダーや缶バッジ等も販売しております。




また、取り扱っている本もこちらで購入できるようになりました。どんどん品揃えを充実させていきます。




他にも、Tシャツトリニティ内「アパレルショップMo.free 


https://www.ttrinity.jp/shop/mo-free/



suzuri




https://suzuri.jp/cafe_Mofree






素敵な作品が盛り沢山なので一つ何卒。





さあ、どんどん言い訳できなくなって参りましたよ…







という訳で





本日もお越し頂きありがとうございました。




またのご来店をお待ちしております。





それでは。


こんな記事を書いておりましたー



というお知らせが届きました。






余計なお世話だと思いつつも暇なのでついつい読んでしまいましたが、なかなか面白いじゃないですか。文才の塊ですね。



ブログでは今から一年前、おじさん達がしこたま美味しい料理を食べ酒を飲んではしゃいでおります。その一年後、まさかこんな事になっているなんて一体誰が予想したでしょうか。





それにしてもこれを書いた一年後も書いてる事になんら進歩がありませんが、いつになったら「儲かって仕方ないねん!」と書く日が来るのでしょうか。



とりあえず今から一年後も、ボヤきながらもお店のブログを書ける事を願っておきます。




最近「ままよ…!」と思い切って新たに借金もこさえたので、とにかく頑張らなくてはなりません。





さて、気付けば6月も半ばに差し掛かりますが、今月は切り絵作家・海野まり子さんによる展示でございます。



「きみはぼくの休暇(ティータイム)」〜7/4(土)






切り絵と光の組み合わせ、素晴らしく合いますね。


感じ入ったお客様も多く、既に売れた絵もあり、またオーダーを受けたりもされております。


その他、沖縄のサンゴ保全活動のための手拭いや、落語のカルタも販売しております。





落語のカルタは外箱が大きいので作家様の在店中での販売となりますが、ご用命があればお取り置きしておきますし、Amazonや奥野かるた店様でも取り扱っているとの事です。



さて、今月から店内飲食も可能となりましたが、



しばらくはお客様も来ないだろうな…



との事で週末に重点的にスペシャルなメニューを用意しております。


ブルーベリータルト


レモンタルト

リンゴタルト

ローストビーフとクリームチーズサンド


ローストビーフは丼も可能です。なくなり次第終了となるのでご了承下さいませ。



また、暇にかまけてこんなものも作ってみました。


マンゴーラッシー

こうも暇だとヨーグルトや牛乳が余ってしまいなんとかならんものか…という大人の事情により生まれた悲しいメニューです。ぜひ飲んであげて下さい。



ちなみにマンゴーソースの他、アップルマンゴーの果肉も入っているだけでなく蜂蜜を加えて甘さを出しており、大人の事情で生まれたメニューとはいえ味は保証致します。



そしてそして、メニューも一部更新致しました。



以前ブログ限定メニューとして提供していたレモンヨーグルトパフェと、時々気まぐれで作っていたプリンパフェ。この2つが新たにメニューに加わりました。



知る人ぞ知るこちらのメニューは裏メニューとして好評で、以前よりぜひレギュラーに加えて欲しいとの要望が上がっており、この機会にスタメンに昇格致しました。




梅雨入りで気分の晴れない日々が続きますが、美味しいものでも食べて挫けず頑張っていこうではありませんか。





という訳で





本日もお越し頂きありがとうございました。






またのご来店をお待ちしております。






それでは。




当店にて委託販売している絵や雑貨の売り上げ金10%は猫の保護団体「しあわせねこの会」様に寄付しております。


11〜4月で集まったその手数料及びお客様からお預かりした募金、当店の物販10%分が合計¥ 110,962でした。ご協力誠にありがとうございました。



皆様に猫のご加護があらん事を…




しかし今回、同団体様より「今は飲食店が大変な時期なのでお店の足しにして下さい」と受け取って頂けませんでした…



非常に有難いお申し出ですが、このお金は寄付に回すと言って作家様とお客様から集めた預かり金で、何より当店のアイデンティティでもあり、そう簡単に受け取る訳にもいきません。



とりあえず今回の預かり金は一応保留とし、何か猫の為の活動に充てられるようにしたいと考えております。
決まり次第発表致しますので、暫くお待ち下さい。




寄付にご協力頂いた作家様(順不同・敬称略)

下島みちこ
茶柱立太
mikoto 
臼村さおり
悠幻
川上鈴子
たろくろ
ふく
SCORPION 
HaniwaFactory 
mi-capri 
横山恵梨
久野大介
インデックス
noa 
宇津井俊平
薩美佑
ことぶき
一志敦子
池田圭一
琴坂映理
バーチャルねこ展に出展した作家様

本当にありがとうございました!


そして本日、ねりまクエスト様から、皆様からお預かりした寄付金計¥33,000を頂戴しました。



どうやら当店への寄付額が掲載店舗中最も多かったようです。



本当にありがとうございました。こちらはお店の為に使わせて頂きます!! 
5月も半ばを過ぎて、いつも以上に静かな時間が流れる店内でございます。



当店のお客様はみんないい子だから、ステイホームをしっかりと守ってるようですね。



申請した公的支援も一向に来る気配もなく、外は良い天気なのに暗い毎日を送っております。



ここ大泉学園でも、街を歩くと閉店の文字やお店の解体工事の光景を目にして、とても人ごととは思えない複雑な心境だったりします。



しかし当店は続ける道を選びました。やれる事をやろうと思います。



実際、まだまだやれる事は残っているもので、手一杯だと思っていたり面倒だなと考えていたものをあれこれ手を打っている自分を省みるにつけ、なんだかんだ余力があったのか?と過去の自分に反省もしております。




精神論はあまり好きではないですが、ここまできたらあとは気合と根性、じりじりと不安に耐えつつ手持ちのカードを切るのみ、イカサマも辞さない覚悟です。



イカサマは見抜けなかった人間の敗北、と、ジョースター一行を一人で全滅寸前まで追い詰めたダニエル・J・ダービーも言っておりました。



その昔ピアノを弾いていると「スキルはないのに上手く聞こえる」とか「安い女なら落ちそう」とか散々言われ、付いた二つ名が『鍵盤のペテン師』という店主ですが、なんとか世間をペテンにかけて乗り越えたいと思います。




さて、現在テイクアウトのみの販売営業をしているcafe Mo.freeですが、今月の展示イベントは「モフッとねこ市」。カウンターを解放して所狭しと展示しております。











今回はトランプも販売しており、家に引き篭って魂を賭けたポーカー対決をするのもグッド!ですね。



ステイホームだから行けないという良い子の為に、今月も遠隔販売を受け付けております。電話メールFAXやSNS矢文に念、とにかく店主に伝わればOKです。遠慮なくご相談下さい。



既に売れているものも多いので早い者勝ちでございます。




さて、新たにテイクアウトメニューも入荷しております。




レモンタルトとブルーベリータルト、各1ピース¥250+税


レモンタルトは前回大好評だったので再入荷です。今回仕入れた2種類のケーキ、爽やかな甘酸っぱさが紅茶と相性抜群なのでぜひお試し下さい。



また、以前紹介したジェラート抹茶、かぼちゃ、チョコミントの3種類も残っております。暑い日も増えてきたのでこちらも何卒。





6/1より店内での飲食は解禁する予定ですが、営業時間の変更やネコの出勤有無は未定でございます。



発表される数字は落ち着いてきている印象ですが、まだまだ先は分かりません。引き続き気を引き締めていきたいと思いますので、皆様もどうぞご自愛下さいませ。





という訳で




本日もお越し頂きありがとうございました。





またのご来店をお待ちしております。




それでは。
経営的に無風状態だと、お金にならない様々な事が捗ります。テイクアウト等もやっておりますが、そういった個人的な努力や試みは、もはや焼け石に水ですね。


今更頑張ってみても所詮は付け焼き刃。正直言ってどうしようもないので、あとは野となれ山となれ、もうなるようになるさ、と開き直っている毎日、この句が頭をよぎります。



風車  風が吹くまで  昼寝かな



外務大臣、内閣総理大臣、貴族院議員を歴任し、第二次大戦後の極東軍事裁判に於いて、文官として唯一A級戦犯として絞首刑に処された広田弘毅という人の句です。



極貧の石屋から内閣総理大臣まで上り詰めた彼は、悲劇の人として城山三郎の『落日燃ゆ』に描かれました。この本は絞首刑に処された彼への同情に一役買い、店主も初めて彼の生涯に触れたのがこの本だったのでまさにそんな印象です。



しかし、外務大臣の際に起きた盧溝橋事件で何ら有効的な手が打てなかったり、首相時代には考えがあったとは言え日独防共協定を結んでしまい、結果的に日独伊の三国同盟のきっかけを作ってしまったのは事実。



またこれも思惑はあったものの、軍部大臣を大将か中将に限定させる「軍部大臣現役武官制」という制度を復活させてしまい、結果的に政治に軍部の介入を許すきっかけを作ったり…と、人によっては大東亜戦争に突入させた張本人だと言う人もいるようです。



とは言っても、本人は元々平和主義で国際協調主義の人だったのも事実。日中戦争時にはアメリカとイギリスに和平工作もしており、実際に軍部から様々な妨害を受け、「害務大臣」と呼ばれ暗殺を仄めかされたりもしました。




その為、巣鴨プリズンに入れられた時、過去に広田の活動の妨害をした軍人が



「何故あなたがここに!?」



と驚いたという証言もありますし、同じように戦後、



「広田が死んで自分が生き残った事を恥ずかしく思う」



と証言している軍人や政治家は少なくないそうです。



極東軍事裁判のような場であっても「どんなに重くても終身刑だろ…」と首席検察官でさえ呟く程で、実際に彼への判決は半分に分かれたそうです。



おそらく色々な思惑の元、彼は絞首刑に処されました。全国から数十万もの減刑嘆願の署名もありましたが、当の本人は一言の弁明もせずに刑を受けたのです。



ちなみに『東洋のシンドラー』と呼ばれた杉原千畝は広田の後輩外交官にあたり、長男に「弘樹(読みはひろきですが)」と命名する程に深く尊敬していたそうです。



考えてみれば、二・二六事件の直後に首相をやらされ、盧溝橋事件、南京攻略戦の時に外相やっていたり…この時代のこの職は絶対嫌だなぁという職務に携わった、不運極まりない人です。



良かれと思ってやった人事も、歴史に翻弄されて裏目裏目と出てしまう可哀想な人、そんなイメージです。



しかし当の本人は「自然に生きて自然に死ぬだけさ」と言い遺して死んでいきます。



当店の場合もこのままいくと自然に死んでしまいそうですがそんな訳にもいかず、彼の直面した問題に比べれば瑣末な事です。とりあえずは自分の出来る範囲で足掻いていこうと思います。




まるで戒厳令下な完全自粛モードのcafe Mo.free。店内では静かではありますがたろくろさんとふくさんによる「二人展」が開催中でございます。



今回は見たい!けど行けない!という方々の為に電話やメールにFAX、各種SNSや矢文に念と、様々な形で注文を受け付けております。



当店経由ではなく、作家さんに直接ご連絡頂いても大丈夫です。



ちなみにふくさんはネコチャンの肖像画も受け付けておりますのでこちらも是非。


今回展示作品の注文の他、こちらにもご注文があったようです。




また、今回紹介した広田弘毅の出身地でもある福岡県にて活動を行うたろくろさんの作品も着々と売れております。











お気軽にご連絡下さい。



さて、来月の展示は、元々moffuryさんの予定でしたがこんなご時世なので中止となりました。
moffuryさんの絵が好きな身としてはとても残念です。ご本人も今回の為に描いて頂いていたので、いつか必ず振替展示をしようと考えております。



中止に伴い今回の二人展の会期が5/6(水)まで、そして5/8(金)〜5/30(土)はグループ展「モフっとねこ市」に変更されて開催されます。




開催中は非常事態宣言が切れたから安心…という訳ではありません。期限が切れる予定なだけで、行動に気を付けなければならないのは暫く続くと思います。


という事で今回もweb主体で行う予定なので引き続きよろしくお願い致します。




そして最近はテイクアウトも始めた当店ですが、せっかくなので普段のメニューにはないものを用意しました。



・チョコミント
・かぼちゃ
・宇治抹茶


のジェラートです。



現在のcafe Mo.free冷凍庫内は「アイスクリーム屋さんかな?」と思えてしまう程に種類が増えてしまいましたが、いかんせん保存が効くものを…という冒険しない保守的なスタンスで発注してしまいました。



もちろんこれからだんだんと暖かくなっていくだろう、という見込みも当然あります。



ちなみにこれらはいつも仕入れている高級ジェラートメーカーさんではないのでご注意下さいませ。



それから数量限定ではありますが、リンゴタルトと紅茶のシフォンケーキもございます。自宅で冷蔵解凍するスタイルで、ガトーショコラやチーズケーキと変わらず2コ¥500で提供しております。



テイクアウトしか出来ないのであれば、普段と違った楽しみ方もいいのではないか、と考えて揃えました。


早く落ち着いて欲しいものです。




長々と書きましたが、何が一番言いたかったかというと『StayHome 』の一言です。





という訳で





本日もお越し頂きありがとうございました。





またのご来店をお待ちしております。





それでは。

ブログで紹介したように、今回の『二人展』では会期中の5/1までwebでご注文をお受け致します。


あれも欲しい!


これも欲しい!


もっと欲しい!



という方、ご一報ください。


まずは、ふくさん。今回の展示は絵のみです。

¥7,000


¥8,000



¥6,000




¥7,000



¥7,000



¥8,000


今回はほとんど額代だそうです。


ここだけの話、額代だけで¥5,000くらいだそうで…内緒ですよ。



しかしやはり、入れる額で絵の印象がとても変わります。



これらの作品を見ていると、作家さんが額にこだわるのも頷けます。





そしてたろくろさんの作品です。
左上 ¥8,000  右上¥5,000

布キャンバス(10×10) ¥2,500

キャンバス中(7×7) ¥1,500

ポストカード ¥500



キャンバス中(7×7)
キャンバス小 (5×5) ¥1,500



麻布風缶バッジ(約3.7) ¥300




原画ポストカード ¥500



ミニ絵馬(紐付・縦3.5×横4.5)¥550



絵馬(縦7.1×横9)¥800





トートバッグ各種 ¥2,000



全て税込でございます。



画像が見えにくければ、撮り直してお送りしますので直接ご連絡下さい。



また、作品の詳細等は作家様に直接お訊ね下さい。



どれも素敵な作品です。
興味のある方、ぜひご検討下さいませ。