本日は、わたくし みつまめがもっとも敬愛する邦楽アーティスト・井上陽水氏のカタログから1曲をセレクトしますギター

 

 今回は、『たいくつ』

 

 

 1972年12月発売 「センチメンタル」 収録曲。

 

 なんとも不思議な曲です。ごく些細な日常のひとコマを歌詞にしてしまう、という意味ではフォークソングの特徴と言えば言えなくもないですが、つめがのびてるとかあまりにもどうでもよすぎる(笑)

 

 しかし一流の芸術家となると、逆に非現実な感じを受けるらしい。陽水氏のファンという画家のヒロ杉山さんが、1997年にこの歌をテーマにしたアートを発表しています。

 

 

ヒロ杉山さん

 

 

 1962年東京出身、東洋美術学校卒。1997年に 《エンライトメント》 というクリエイティヴユニットを設立し、テレビCMからポスター、MV、展覧会のディスプレイなど手広く手掛けてきた方です。近年は国内アーティストの大型展示会 ‟WAVE” を主宰し、ロサンゼルスやサンパウロ、ロンドンにも進出しています。

 

 

「たいくつ」(1997)

 

 

 『たいくつ』 からは ‟白昼夢” を想起したそうで、いちおう歌詞の世界を反映したか、足元にアリと角砂糖、椅子に座る男のヒザには手紙がありますが、背後に馬車に乗った妙な男がカラフルに描かれているのがいちばん気になる。ゲージツって難解ですねぇ。

 

 

 それでは 『たいくつ』(作詞/作曲/編曲:井上陽水) ですヘッドフォン

 

 

♪つめがのびている 親指が特に 

 のばしたい気もする どこまでも長く あー Mn Mn…

 

 アリが死んでいる 角砂糖のそばで 

 笑いたい気もする あたりまえすぎて あー Mn Mn…

 

 手紙が僕にくる 読みづらい文字で
 帰りたい気もする ふるさとは遠い あー Mn Mn…