本日は、わたくし みつまめがもっとも敬愛する邦楽アーティスト・井上陽水氏のカタログから1曲をセレクトします
。
本日は、『京都に電話して』。
2007年2月発売の奥田民生さんとの共演アルバム 「ダブルドライブ」 収録曲。
レコーディング最後の方に仕上がったそうで、「もっと早く出来てればこれをシングルにしたかった」 と陽水氏が惜しがるほど手ごたえのある出来栄えだったようです。
「ダブルドライブ」 のときは、それぞれ歌詞と旋律を作って交換、相手が作った歌詞には曲を、曲には歌詞を乗せる体で土台を作り、そのあとふたりで詰めるという練り方だったと言います。
「ひとりだと細部に悩んで時間ばかり浪費しちゃうんですよ。でも今回は適当なところで切り上げて、あとは陽水さんにお任せ」(民生さん)
「僕の場合、えてして自分が良いと思ったものが他人のお気に召さない傾向があって(笑)。だから民生にみなさんが気に入ってくれるようにしてもらって」(陽水氏)
と、お互い補完しあういい形で書けたようです。といっても、
「結局、面倒なところは後輩の僕に丸投げてくるから(笑)。ハーモニーも難しいラインは僕が歌ってるし、そこは断じて対等な関係じゃないと声を大にしときます」(民生さん)
その結果、
「おおむね民生のサウンドになったかなぁ。やっぱりぜんぜん自分にないものですから。あれでいち早くコンピューターを取り入れて使いこなしてるし、研究熱心ですよね」(陽水氏)
かたや陽水氏は、この当時にしてデモテープをカセットに落としていたそう。
「しかもおれが使うのはマイクロカセットだから、もう売ってなくて。民生にどっかにない? って聞いたら呆れられた(笑)」(陽水氏)
『京都に電話して』 はそうした曲の中でも、歌詞でもメロディーでも陽水氏の色が濃い曲。
「京都の人に怒られても僕は知りませんよって(笑)」(民生さん)
たしかに ~ばい は博多弁だし、~さい は広島弁。ぜんぜん京都と関係ないですね、仰天祭なんてないし(笑)。
しかし陽水氏らしい響き重視の言葉選びは実に耳心地が良い。ハードなロックサウンドに、転調しての雰囲気が変わるサビもよく出来てると思います。
それでは 『京都に電話して』(作詞・作曲・編曲:井上陽水奥田民生) です
。珍しい民生さんのリードギターが素晴らしい。
♪日の出は 茶の売買 茶の名品 飲めんばい
邪の拝金 聖に ByeBye 世の願いは Japanese
京の仰天祭に 参加して 冬の京都に One Ring、電話して
蛇の目の 街は代々 書の墨は 摩れんばい
ザラメの シュガー ByeBye 和式の願いは Burning Out
今日は冗談ばっかり 参加して
冬の京都に One Ring、電話して
冬の京都に学びたい 夏の京都で遊びんさい
街の情緒に浸りたい 過去の風土にゆかりんさい
春の京都へ浮かれたい 秋の京都に沈みんさい
帯のモードに見とれたい 誰でも空に 輪をかけて見とれそう
京の仰天祭に 参加して
冬の京都に One Ring、電話して
冬の京都に学びたい 夏の京都で遊びんさい
街の情緒に浸りたい 過去の風土にゆかりんさい
春の京都へ浮かれたい 秋の京都に沈みんさい
寺のシェイプに見とれたい
誰でも空に 輪をかけて見とれそう
電話して 参加して 電話して