本日は、当地ローカル 「伊藤政則のROCK CITY」(tvk) で知ったバンドの話題ですメモ

 

 今般4月にデビューしたばかりの ‟WHOM GODS DESTROY”

 

 

 デビューといっても新人ではなく、いわゆるスーパーバンドのたぐいで、ジャンルはなんとプログレッシヴ・メタルです。

 

 2017年結成の 《SONS OF APOLLO》。ジェフ・スコット・ソートをシンガーに ‟バンブルフット” ロン・サール(G)、デリック・シェレニアン(Key)、ビリー・シーン(B)、マイク・ポートノイ(Dr) と豪華な顔ぶれでした。

 

 去年10月、ポートノイが13年ぶりに 《DREAM THEATER》 に復帰。ビリー・シーンも 《MR.BIG》 に戻ったので、SONS OF APOLLOは解消。バンブルフットとシェレニアンはまだ一緒にやりたかったので、新しいメンバーを加えて新バンド結成となりました。

 

 シンガーのディノ・シェルーシックは1992年クロアチア出身。10歳からプロ活動を始め、国内で 《ANIMAL DRIVE》 というバンドで活動していたそう。ニューヨークのシンフォニックメタルバンド 《SYMPHONY X》 のマイケル・ロメオと共演したり、影響を受けたという 《WHITESNAKE》 のツアーに呼ばれたこともあります。

 

 ドラマーのブルーノ・ヴァルヴェルデは1990年サンパウロ出身で、現在は 《ANGRA》 とかけもち。さらにベースのヤス・ノムラ(野村康貴)は1992年埼玉出身、19歳からロサンゼルス在住の日本人ミュージシャンです。実に国際色豊かな人選といえましょう(《BABYMETAL》 の神バンドをやってたこともあるらしい)。

 

 1st 「INSANIUM」 は新型コロナ禍に制作を始め、去年完成したそうで、プログレならではの技巧満載、スケール大きなサウンドです。こういうバンドは曲の印象が薄くなりがちなんですけど、リード曲 『CRAWL』 を聴くかぎり、なかなかフックも利いてる印象。

 

 それでは WHOM GODS DESTROY 『CRAWL』 ですヘッドフォン

 

 

WHOM GODS DESTROY(2024)

 

Vo:ディノ・シェルーシック

G:バンブルフット・ロン・サール

Key:デリック・シェレニアン

B:ヤス・ノムラ

Dr:ブルーノ・ヴァルヴェルデ