本日は、「歌謡3大調査会」。
テレ朝 「マツコ&有吉の怒り新党」(2011~2017) のいちコーナーだった ‟新・3大〇〇調査会” に倣い、歌謡界にまつわるさまざまな共通項を、みつまめセレクトの ‟3大” でくくります。
今回は、「いい弟子を持った3大」 です。
みつまめが小さいころから活躍していた演歌歌手が、最近弟子を育て、彼らがデビューするようになりました。そうした若手歌手のうち、活躍の目立つ師匠孝行な3人です。
まずは北島三郎さんの弟子・大江 裕(ゆたか)。
1989年大阪出身。2009年のデビュー曲 『のろま大将』 がいきなりヒットしてます。「おそれいりますぅ」 のギャグ?も有名に。
パニック障害を患い休養したり、激ヤセで世間騒然とさせたりしましたが、バラエティ番組にもよく出るなど、演歌/歌謡界ではもっとも ‟世間に届いてる” 存在でしょう。
なにより歌声が師匠そっくり。サブちゃんの娘婿・北山たけしと 《北島兄弟》 を組んでます。彼は低音でまったく違うタイプの歌手なので、大江クンのほうが息子っぽい。関西弁を使わないのも好感度大。常にマイクの小指を立ててます(笑)。
師匠・サブちゃん(原 譲二)作詞作曲の2023年2月発売 『時代の海』。
つづいて吉 幾三さんの弟子・真田ナオキ。
1989年さいたま出身。野球に打ち込んだものの挫折し、やけっぱちで暴走族だったこともあるとか。さすが埼玉(笑)。
建設現場で働いたり、ウォーターサーバーの営業をやったりしてる時期に結婚し、5人の子を授かるも離婚。‟ミスター養育費” ぶりが去年発覚しましたが、とくに干されたりはしてません。
歌手レッスンしてくれた宮下健治のツテで吉 幾三の弟子になったのはそのあと。2020年1月に 『恵比寿』 でデビューしました。師匠作曲の ♪惚れちまったの俺~ が印象的で、TBSレコード大賞最優秀新人賞受賞。
ハスキーボイスが独特の味で、師匠が書いてくれる曲とよく合ってます。養育費を払えるくらいブレイクしてなにより。ちなみに吉さんに子どものことを告白したら、「お年玉がかさむなぁ」 とだけ言われたとか。さすが。
師匠・吉 幾三作詞作曲の2023年4月発売 『酔えねぇよ!』。
最後は細川たかしさんの弟子・彩青(りゅうせい)。
2002年北海道は岩見沢出身。同年のサッカー日韓ワールドカップにちなみ、サムライブルーから命名されたとか(本名)。
細川たかしさんは杜 このみ(夫君は高安)、田中あいみ(キンキン大阪弁)と弟子が3人デビューしていて、《細川一門》 としてバーター出演も多い。
そのなかで彩青クンは、歌に加えて尺八・三味線の演奏も巧みなマルチプレイヤー。歌番組で楽器をとっかえひっかえ演奏しながら歌うと必ずどよめきが起こります。
最近は歌に加え、顔つきもなんだか師匠に似てきた。きちんと指導してもらってるんだなとわかります。
それでは2023年4月発売の 『望郷竜飛岬』(作詞:原 文彦/作曲:四方章人) です。
以上、いかがでしたでしょうか。
氷川きよしさん休養中の演歌・歌謡曲の世界、いい若手が伸してきています。
あとは世間に知られるビッグヒットがあれば~、という感じ。サブちゃんも吉さんも細川さんも、持ち歌だけでワンマンコンサートがやれる人たちですからねぇ。弟子たちは歌番組でもカヴァーソングばかり。まだまだ芸道の先は長いです。
それでは今日はこんなところで(@^^)/~~~