本日は、わたくし みつまめがもっとも敬愛する邦楽アーティスト・井上陽水氏のカタログから1曲をセレクトしますギター

 

 今回は 『TEENAGER』 です。

 

 

 1998年3月発売 「九段」(過去エントリー) 収録曲。

 

 先日の吉田拓郎さんの引退発表から、中島みゆきさんや高橋真梨子さんもツアー引退を公表していることと併せ、70代に達したフォーク/ニューミュージック歌手の身辺が取り沙汰されています。

 

 大きなお世話としか思えませんが、井上陽水氏についても、もうまる2年以上も活動がないことや、マネジメント事務所 <CAMP> の社長業を長男の准介氏に譲っていることから、引退の準備ではないか、との憶測。

 

 アルバムなど2015年のカヴァー集以来出してないし、コンサートツアーも新型コロナ禍で途絶してるのは陽水氏ばかりではない。さいわい体調はすこぶる良好とのことなので、まことに大きなお世話です。よほど引退させたいのでしょうかね真顔

 

 『TEENAGER』 は1998年2月、当時49歳の陽水氏がアルバム先行シングルとして出し、1998年1月~3月クールの日テレドラマ 「三姉妹探偵団」 の主題歌タイアップがつきました。赤川次郎さん原作のユーモアミステリーで、主演は鈴木蘭々/吉川ひなの/野村佑香.........時代ですねぇ笑ううさぎ

 

 曲は 『少年時代』 などを共作した川原伸司さん(平井夏美名義)とまた組んで、フィル・スペクター風のウォール・オブ・サウンドを試みており、陽水氏の声が爽やかに響きます。

 

 ちょうど3人のお子さんが揃って10代(長男17歳、長女14歳、次女11歳)だったことで 『TEENAGER』 の着想になったそう。今やその長男が社長、長女は歌手になった依布サラサさんで、38歳二児の母親ですから、時の流れはまことにもって兎走烏飛のごとし。

 

 当時、陽水氏は10代を輝かしい未来にあふれたまぶしい存在、と語っており、自分もそういう印象でしたが、昨今の状況では気候変動だったり景気だったり社会情勢だったり、正直明るい見通しを感じないので、若者や子どもをみると、なんだか気の毒になってしまうこのごろですえーん

 

 それでは 『TEENAGER』(作詞:井上陽水/作曲:井上陽水・平井夏美/編曲:藤井丈司) ですヘッドフォン。You Tubeにはなかったので、Daily Motionから拝借。えりりんファン?!凝視

 

 

 ♪青春に 僕らは海の風 青空に ビーズちりばめて
  ひび割れた唇に 魅せられた シンドバットは

  あこがれを 探し続けて

  情熱に群がる鳥の群れ 目の前の セールを飛び越えて
  人々は学ばずに過ちを繰り返す 悲しみを 拒み続けて

  栄光のThirteen 未来のFourteen 世界はFifteen
  (輝きの中へ 呼び出しておくれ)
  涙のSixteen
  (ときめきと共に 連れ出しておくれよ 今すぐ)
  奇跡のSeventeeen
  (怖がりな僕を 抱きしめておくれ)
  嘆きのEighteen Nineteen
  (悲しみの外へ 連れ出しておくれよ 今すぐ)

  永遠の 真夏の恋の夢 恋人は ハートを塗り替えて
  沈み行く 落日に 限りなく ランドサットが 星空を 廻り続けて

  栄光のThirteen 未来のFourteen 世界はFifteen
  (暗闇の外へ 連れ出しておくれ)
  涙のSixteen
  (想い出の外へ 飛び出しておくれよ 今すぐ)
  奇跡のSeventeeen
  (いつまでも夢に 魅せられておくれ)
  嘆きのEighteen Nineteen
  (幸福の訳を 突き止めておくれよ 今すぐ)

  Thirteen Fourteen Fifteen Sixteen
  (怖がりな僕を 抱きしめておくれ)
  Seventeen Eighteen Nineteen
  (悲しみの外へ 連れ出しておくれよ 今すぐ)