6月4日、日テレ 「金曜ロードショー」 で放映した 「ボヘミアン・ラプソディ」 を観ました。

 

 

 

 

 2018年秋公開のかのメガヒットで、QUEENのフレディ・マーキュリーの伝記映画。自分は未見ながらフレディのドキュメントはいくつか観てるし、曲もだいたい知っている。みつまめ母が観たいというので一緒に観たという、能動的な鑑賞ではなかった次第ですが...

 

 

 いや~、よ、良かった......笑い泣き

 

 

 こりゃぁ、世界中で大ヒットするのも当然ですねぇ。

 本尺134分あっという間でした。1970年のデビュー前から1985年ライブ・エイド出演まで15年に渡る年月を描いていますが、テンポが実に良いうえ、端折った感もない。見事な演出と脚本です。

 

 「大スターの栄光の影に人知れずの苦悩」 という単純な物語じゃないんですよねぇ。ペルシャ移民の出自から受ける差別、バイセクシャルであること、そのせいで結婚生活が破綻など、バンド成功とはうらはらの満たされないプライベートを乱痴気騒ぎで晴らそうとし、バンドメンバーと心が離れ、ついに立ち直っていくところまで、作為なく描いているところが魅力なんでしょう。

 

 観ているうち、主演のラミ・マレックなどキャストが本人に見えてきました。とくにブライアン・メイはソックリすぎる(笑)。歌唱だったり演奏シーンに無理がないのが驚きでした。

 とくにハイライトのライブ・エイド、ウェンブリー・スタジアムのシーンは、まさか10万人のエキストラがいたわけはないので、どうやって撮ったんだろうと感心です。

 

 観終わったあと、みつまめ母と 「おもしろかったねぇ」 「よかったねぇ」 くらいしか言えないくらい大満足でした。

 母も劇中に出てきた曲はだいたい知ってたのですが、とくに 『LOVE OF MY LIFE』 が好きだそうです。