本日は、わたくし みつまめがもっとも敬愛する邦楽アーティスト・井上陽水氏のカタログから一曲をセレクトします。ここのところ、定期的に訪れる人生何十度目かの陽水マイブーム中。

 

 今回は 『SPEEDY NIGHT』 ですギター

 

 

 1984年10月発売のヒットシングル 『いっそセレナーデ』(オリコン4位) のB面。

 アルバム未収録でしたが、2000年7月に出した裏ベスト集 「GOLDEN BAD」 で初CD化になりました。

 

 陽水氏はB面曲についてはけっこう自虐的で、「音があれば何でもいいだろう」 とか 「さすがにアルバムには入れられない」 「ヒドイくらいいい加減」 などなどコメントしておりますが、一方で 「いい加減な曲ってのは作為がないから、後になってよくなるかもしれない」 とも言っています。

 

 この 『SPEEDY NIGHT』 も 「相当いい加減」 と評し、その証拠として 「途中でビートルズの 『DRIVE MY CAR』 の一節を入れてしまった」 ことを挙げています。

 

 それは大サビで出てくる “Asked the girl what she wanted to be(君は何になりたいんだい)” の部分。「RUBBER SOUL」(1965) の1曲目ですが、歌詞だけでメロディーは引用してません。言わなきゃわからないものを(笑)。

 

 むしろ、曲の良いフックになっていて、引用が成功した印象。動画のようにライブでも歌っているくらいですから、陽水氏にしても実はけっこう気に入ってる出来なんじゃないか、と思います。

 

 それでは 『SPEEDY NIGHT』(作詞/作曲:井上陽水 編曲:星 勝) をご紹介ヘッドフォン。レコードでは安全地帯の武沢 豊さんがブルージーなギターを弾いています。動画の今 剛さんも、さすがの超一流プレイ。

 

 

 ♪夜に浮かんで 白い車の速さに 

  君と遊んで つまり秘密の小部屋に 

  悲しいなら 泣いて 楽しいなら 抱いて 

  Speedy Night Mama Less Speedy Night Fashion Drive 

 

  腕をつかんで ヒドイ誘いのかわりに 

  鼻をつまんで まるいお口のまわりに 

  雨の日なら 泣いて 寒い日なら 抱いて 

  Speedy Night Mama Less Speedy Night Fashion Drive 

 

  肩ごしにもれる吐息に アカシアのゆれた歩道に

   風は真夜中の飛ばし屋

  “Asked the girl what she wanted to be” 

  こまどりのうたう谷間に 淋しげにぬれたルージュに

   笑うからくりの三日月

  “Asked the girl what she wanted to be” 

 

  夜にゆがんで まわりつづけたハンドル 

  星にかすんで 帰り道から消えだす 

  君の目から 泣いて 細い手なら 抱いて 

  Speedy Night Mama Less Speedy Night Fashion Drive Mn

  Speedy Night Mama Less Speedy Night Fashion Driving 

  My Mother Loves Everyone