みつまめの「このレコード聴いてみた」
「BRAVE NEW WORLD」
IRON MAIDEN
古今東西あまり関係なく、みつまめのお気に入りレコードを披露する 「このレコ!」、今回はこのバンドのアルバムです。
IRON MAIDEN(2000)
Vo:ブルース・ディッキンソン
G:デイヴ・マーレイ
G:エイドリアン・スミス
G:ヤニック・ガーズ
B:スティーヴ・ハリス
Dr:ニコ・マクブレイン
最近、約30年連れ添い、3人の成人した子を一緒に育てたバディ夫人と離婚、べらぼうな慰謝料を請求されてることを認めたブルース。さすがは世界クラスのロックバンドのシンガー、財産持ちなんだなぁ(笑)。
すでにパリで新恋人と同居しているそうで、1958年生まれの61歳、2015年には舌ガンの克服を経験したブルース、バンド活動同様、私生活も元気いっぱいのようです。
ブルースは1992年の9th 「FEAR OF THE DARK」(過去記事) のあといったんメイデンを脱退し、90年代はほぼソロバンドで活動しておりました。
メイデンを世界的バンドに伸し上げた超敏腕マネージャー、ロッド・スモールウッドの取り成しでバンドとブルースが “復縁” し、やはり脱退していたエイドリアン・スミスも復帰。6人体制となったメイデンが2000年5月に発売した通算12作目が 「BRAVE NEW WORLD」 です。
1990年代のメタル界はオルタナ/グランジ旋風に始まり、メイデンにはブルースがおらず、ジューダス・プリーストにはハルフォードがおらず、オジー・オズボーンが一時引退していたり、80年代を彩ったビッグネームは軒並み沈没しておりました。
2000年を迎えるころの主流はミクスチャー/へヴィロック。
しかしブルースが復帰したメイデンの新作、純製へヴィーメタルが大いに受け入れられ、英7位、米39位と健闘。以後メイデンは世界中でスタジアム級バンドとして驀進していきます(日本除くw)。
内容も復活の号砲に相応しい最高の出来で、今でもライブレパートリーである 『THE WICKER MAN』、『BRAVE NEW WORLD』、『BLOOD BROTHERS』 が入っており、『GHOST OF THE NAVIGATOR』、『THE MERCENARY』、『THE NOMAD』
など全10曲67分、6人になったメンバーが出し合った曲がどれもハイクオリティです。
それでは最後に 「BRAVE NEW WORLD」 から、『THE WICKER MAN』 をご紹介。