みつまめの「このレコード聴いてみた
」
「STICK IT TO YA」
SLAUGHTER
古今東西あまり関係なく、みつまめのお気に入りレコードを披露している 「このレコ!」、今回はこのバンドのアルバムです。
SLAUGHTER (1990)
Vo:マーク・スローター
G:ティム・ケリー
B:ダナ・ストラム
Dr:ブラス・エリアス
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元KISS ヴィニー・ヴィンセント のソロ・バンド “VINNIE VINCENT INVASION” でシンガーを務めた マーク・スローター と、ベースの ダナ・ストラム が中心になって、1989年にラスベガスを本拠に結成されました。
スローターが言うには、ヴィニーとダナの人間関係が悪化したことで、ダナと一緒にやりたかった自身もヴィニーと離れたらしい。
その後、ギタリストとして アン・ルイス など邦楽ミュージシャンとのセッションをこなしつつ、ダナとバンドの構想を煮詰めました。そういえば、アンさんの前夫・故桑名正博さんが最近なにやら脚光を浴びていますね(笑)。
1990年1月発売の本作 「STICK IT TO YA」 でデビュー。下着の女性がダーツの的になっているジャケットデザインから、「欲望のターゲット」 との邦題がつきました。
曲はすべてスローターとダナが書き、80年代LAメタルを総決算したようなポップメタル曲が詰まった全13曲49分。
アルバムはビルボード・チャートで最高18位。
シングルでも 『UP ALL NIGHT』 が27位、『FLY TO THE ANGELS』 が19位、『SPEND MY LIFE』 が39位と、3曲の全米トップ40ヒットを輩出しました。
他にも 『EYE TO EYE』、『THAT’S NOT ENOUGH』、『GAVE ME YOUR HEART』、『LOADED GUN』 と良い曲が多く、マーク・スローターの “やや線の細いロバート・プラント” という感じのハイトーンが心地よく歌い上げています。
バンドは勢いに乗って、KISS や OZZY OSBOURNE の大きなツアーで前座を務めるなど活躍しますが、2nd 「THE WILD LIFE」(過去記事あり) のあとはオルタナ/グランジが台頭し、活動は大きく縮小してしまいました。
SLAUGHTER としては1999年の5作目 「BACK TO REALITY」 以降アルバムを出しておらず、近年はスローターがソロワーク、ダナは ヴィンス・二ール(MÖTLEY CRÜE) のソロバンドを手掛けながら、ライブの日程が入れば集まる というスタイルだそうですけども、現在も存続しています。
それでは最後に 「STICK IT TO YA」 から、『SPEND MY LIFE』 をご紹介
。
