みつまめの「このレコード聴いてみた
」
「HARDWIRED...TO SELF‐DESTRUCT」
METALLICA
古今東西あまり関係なく、みつまめのお気に入りレコードを披露している 「このレコ!」、今回はこのバンドのアルバムです。
METALLICA (2016)
Vo&G:ジェイムズ・ヘッドフィールド
G:カーク・ハメット
B:ロバート・トゥルージロ
Dr:ラーズ・ウルリッヒ
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ロサンゼルス出身で、1983年のデビュー。今やスラッシュメタルの枠を超えた、当代メタル界最強バンドのひとつです。
「HARDWIRED...TO SELF-DESTRUCT」 は2016年11月発売の通算10作目で、目下の最新作。
前作 「DEATH MAGNETIC」 から8年ぶりと、キャリアで最もインターバルがあり、ルー・リードとの共演作 「LULU」 からも5年ぶり。CD2枚組の大作オリジナル・スタジオアルバムです。
2枚組とはいえ、それぞれ6曲入りの40分弱。トータルで全12曲78分の収録時間なので、1枚でも収まりそう。営業戦略もあったのかも知れませんけど
、聴く分には重さを感じず、気負いが要らないから2枚にしてもらってちょうどよかった。
本作はアメリカのビルボード・アルバムチャートで1位を獲得しただけでなく、イギリス、ドイツなどヨーロッパ各国でも軒並み1位。近年のCD事情からしたら異例のビッグセールスを挙げました。
日本のリスナーはメタル好きのマイノリティを除けば(苦笑)、ロックにも歌謡曲性を求めるので、洋楽でもボン・ジョヴィとかクイーンの、邦楽に近しいワビサビのある曲調でないとウケません。
なのでいくら欧米でスタジアム級の集客が出来るバンドであっても、メタリカやAC/DC、アイアン・メイデンのような リフ、カッコいいギターサウンド、曲構成の妙を聴け というようなバンドは日本では人気が限定的です。
おかげでメタリカはポール・マッカートニーやボン・ジョヴィのようにわざわざ日本公演する意味がないので、2000年以降ではたった4回しか来日してくれてないという寂しさ。
スラッシュメタルは日本ではダメですねぇ
。
しかし本作 「HARDWIRED...TO SELF-DESTRUCT」 のクオリティは本当に驚異的で、ブロ友さまに 「聴けば聴くほど味が出るスルメイカCD」 と評されていた方があったのですが、なるほど言いえて妙 という感じです。
冒頭 『HARDWIRED』 がコンパクトなリードシングル的トラックで、『ATLAS,RISE!』、『MOTH INTO FLAME』、『CONFUSION』、『MANUNKIND』 もフックがあり、印象深いリフと強烈なボトムのリズムがズンズンきます。
『HALO ON FIRE』、『HERE COMES REVENGE』、『SPIT OUT THE BONE』 は長尺ですが、ぜんぜんそんな感じがしない。複数のリフを使った贅沢さとダイナミクスの妙ゆえでしょう。
作曲クレジットはすべて ヘッドフィールド/ウルリッヒ で、カーク・ハメットの名がありません。実はレコーディング前のツアー中、コペンハーゲンの空港でデモ音源を入れておいたスマホを失くしたらしい。データのバックアップもなかったそうで、ハメットの用意した曲が永遠に消えてしまった痛恨事でした。次作に期待。
メタリカは全作聴いたわけではないですけど、最新作のコレがいちばん良い。メタリカ聴き始めの方にオススメするとしたら、文句なしに本作です
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それでは最後に、『HARDWIRED』 をご紹介
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