2018年、いちばんの流行歌は DA PUMP の 『U.S.A』 ということになりそうです。
CDセールス凋落の昨今、ヒットといってもどういうメディア/ソフト単位で受けとめれば良いのか悩むところではありますが、近年になく 「よく耳にする」 曲なのはたしか。
原曲は1958年イタリア出身の ドメニコ・ルッチーニ が1992年、JOE YELLOEW 名義で出した 『U.S.A』 だそうで、驚いたのはこれがユーロビートだったこと。
1980年代半ば、欧米でいっとき流行し、すぐに終息したジャンルが、邦楽でときどき息を吹き返すのはなんとも奇異に思えます。
昨年、大阪の登美丘高校ダンス部のおかげで 『ダンシング・ヒーロー』 がリバイバルしたせいもあるでしょうけど、荻野目洋子さんが歌ったのは1986年。
そのあと 『ヴィーナス』(長山洋子,1987) 『GIVE ME UP!』(BaBe,1988) 『SHOW ME』(森川由加里,1988) 『愛が止まらない』(Wink,1989) とカヴァーヒットが続きました。
1990年代半ばに蘇り、『TRY ME』(安室奈美恵,1995) 『MUSIC FOR THE PEOPLE』(V6,1995) 『TORA TORA TORA』(MAX,1996) など、多くのユーロビートがカヴァーされてヒットしています。
デジタルサウンドのアップテンポで、耳につくサビのメロディーをこれでもかと繰り返す曲調はワンパターンで、飽きられやすいけど中毒性がある不思議なジャンル。2018年のきょうびにも復権するとは、おそるべしユーロビート という感じです。
ちなみに9月4日のNHK 「歌コン」 に DA PUMP が出演して 『U.S.A』 を歌ったとき、マーティ・フリードマンが共演してギターを弾いておりました。マーティなんでもやりますねぇ
。
