一昨日、昨日に引き続き、9月3日 日本初回放送のWWE PPV
「SUMMERSLAM」 の感想です。今回で完結します。
PPVの結果・内容に触れております。
これからご覧になる予定の方はご注意願います
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現地8月23日、ニュージャージー州ブルックリン、バークレイズ・センターでの開催です（観衆15702人）。
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・トリプルスレット エリミネーションマッチ：チーム・ベラ（ニッキー・ベラ & ブリー・べラ & アリシア・フォックス） vs チームPCB（ペイジ & シャーロット & ベッキー・リンチ） vs チームBAD（ナオミ & タミーナ & サーシャ・バンクス）
強力な新人を続々登場させ、3軍抗争がヒートアップするディーバ戦線。
今回は誰かがフォールされたらそのチームが脱落、という勝ち残りタッグ戦が組まれました。
6人タッグならぬ、9人タッグマッチの趣きです。
この抗争が始まって以来、持ち時間が大幅に増え試合も激しくなったディーバ戦、この日も大激戦でした。
試合はニッキーがブルドッキング・ヘッドロックでナオミを倒すと、ベッキーがパンプハンドルでブリーを倒して PCB が勝ち残り。
・セザーロ vs ケビン・オーエンズ
ジョン・シナが保持していたUS王座を巡り、ともにシナと抗争していたふたりに確執が生まれました。
シナvsセザーロ、シナvsオーエンズ はどちらも名勝負だっただけに、この試合も期待通りの大激闘。
ただノンタイトルだからか、シナが関わってないからか、リング上がヒートすればするほど、観客のテンションとのギャップがありました。う～ん、プロレスはむずかしい（笑）。
試合はオーエンズが必殺のポップアップ・パワーボムを決めて辛勝。
・メインイベント アンダーテイカー vs ブロック・レスナー
この日最大の呼び物、アンダーテイカーの半年ぶりの実戦と、レスナーとの16ヶ月越しの遺恨試合です。
血気にはやるレスナーは、なんとテイカーの荘厳な入場が終わる前に襲いかかる暴挙！ 特撮モノでいうと、ヒーローが名乗ってる途中で攻撃するくらいの掟破り（笑）。
しかし即臨戦態勢に戻ったテイカーは応戦し、試合はいきなりのマックスモード。
レスナーは得意の投げっ放しジャーマンスープレックスの連打でテイカーのスタミナを奪うも、魔人テイカーはその都度起き上がる。
テイカーの必殺チョークスラム、ラストライド、そしてツームストン・パイルドライバーまでもキックアウトしたレスナーは、F－5 をカンペキに決めるも、今度テイカーが返した！
決着は関節技の応酬へ。
レスナーのキムラロックで、なぜかゴング係が勝手に カンカンカン とベルを乱打。
「何をしてる？ 勝手なことをするな！」 とレフリーがゴング係をしかりつけ、試合再開すると、技を解いてしまっていたレスナーに、今度はテイカーのヘルズゲート（三角締め）がガッチリ決まり、レスナー失神・・・テイカーが復讐を果たした！！
収まらないのはレスナーのマネージャー ポール・ヘイマン。
リプレイ映像を要求すると、なんとレフリーの死角でテイカーがタップアウトしていたのが発覚。
「観客も観ていたはずだ！ テイカーは先に降参していたんだ！ レスナーの勝利だ！」
とわめきちらすも、当然ながら裁定は覆らず・・・。
なんともモヤモヤ感の残るエンディングでした。
4時間・10試合の大ボリュームだった今PPV、マニア向けのディープな試合内容というよりは、進行のサクサク感と、一般メディアへの話題提供を意識したような、盛りだくさんのイベントでした。
長々のお読みをいただきありがとうございました。
それではごきげんようm(_ _ )m。