12月4日 日本初回放送のWWE PPV 「SURVIVOR SERIES」 の感想です。
PPVの結果・内容に触れております。
これからご覧になる予定の方はご注意くださいませ。
現地11月23日、ミズーリ州セントルイス、スコット・トレードセンターでの開催です。
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・メインイベント/サバイバーシリーズ・イリミネーションマッチ:ジョン・シナ & ドルフ・ジグラー & ビッグショー & エリック・ローワン & ライバック vs セス・ロリンズ & ケイン & ルセフ & ルーク・ハーパー & マーク・ヘンリー
PPV前、もしシナに味方したらクビ とトリプルHが脅しをかけたため、シナチームの人選は混迷を極めました。
早くからシナの助勢を買って出たジグラーは、毎週制裁まがいの試合を組まれ、集団リンチを受けまくりボロボロ。頼みのシェイマスは、PPV直前に首を負傷し、長期欠場に入ってしまいました(こちらはリアル)。
やっと見つけたメンバーは、この間まで敵だったワイアット・ファミリーのローワンと、自己中心的なライバック。それでも潜在能力に期待し、イチかバチかのスカウトでした。
一方、トリプルH&ステファニー夫妻が揃えた “ジ・オーソリティー” チームは、ランディ・オートンの長期欠場(こちらもリアル)で変更があったものの、ロシアの怪人・ルセフをも陣営に引きいれ磐石の布陣です。
5vs5 で、敗者退場のルール。反則裁定がないため、試合開始と同時に乱戦モード。
いきなりビッグショーの必殺パンチがマーク・ヘンリーに炸裂し、ヘンリーはレオパルドンのごとく瞬殺負け(笑)。
ルセフはやはり圧倒的な強さでライバックを排除するも、場外乱闘の隙をつかれジグラーにカウントアウト負けする番狂わせ! トリプルH夫妻に焦りの色が浮かびます。
ワイアット・ファミリーから袂を分かったローワンとハーパーの直接対決をハーパーが制すると、これで 3vs3。勝負の行方は一進一退です。
ところが、ここでビッグショーがシナに必殺パンチ一閃! ビッグショーが裏切った!?
完全失神のシナがフォールを取られ、よもやの大将シナが敗退。ビッグショーはトリプルHと握手を交わすと、無言で退場・・・これでシナチームは、ジグラーたったひとりに。
覆うべくもない劣勢に、静まり返る会場・・・しかしここから、ジグラーが奇跡の粘り腰をみせ、ケインとハーパーを連破しロリンズとの 1vs1 まで局面を戻します。
もはやヘロヘロのジグラー・・・この1ヶ月、ボロ雑巾のように痛めつけられてきたトリプルHへの復讐心だけが支えか。
激戦の末、ついにロリンズを必殺ジグザグ(ジャンピングネックブリーカー)に捕らえ、大逆転勝利目前・・・しかしトリプルHが場外から乱入し、ジグラーをボコボコに殴ります。
執行役員なのに試合を台無しにする暴挙・・・ロリンズを無理やり勝たせようとしたそのとき!
会場暗転、不気味な雷鳴とコウモリの鳴き声とともに、ビジョンに映る白塗りの怪人・・・。
そして、入場口に登場したのは、まさかの・・・
ス、ス、スティングが来た~!!
ミスターWCW、団体崩壊後もWWEの誘いを断わり続けていたと言われるアメリカン・プロレス最後の大物が、ついについにWWEに初めて姿を現しました。
リングに上がるや、トリプルHと長い長いにらみ合い・・・会場のボルテージは、これ以上ないマックス!!
邪魔するなとばかり殴りかかったトリプルHの拳をかわすと、スティングの必殺スコーピオン・デスドロップ(裏DDT)が決まった!
トリプルHを排除したスティングは、ともに失神中のロリンズの上にジグラーを乗せると、無言で退場。レフリーがカウント3を叩き、ジグラーの・・・シナチームの勝利が決定!!
脅威の4人抜きで勝利を掴んだジグラーに歓喜の祝福のシナ。
それを呆然と見つめるトリプルHと、半狂乱で泣きわめくステファニー。
丸1年半、WWEを牛耳ってきた極悪夫婦失脚のときが来た!
果たしてこれからWWEはどうなる? そしてスティングの真意は??
40分に渡る大試合、大どんでんがえしの連続と、予想を越えるクライマックス・・・これぞWWEの真骨頂という、大仕掛けのメインイベントでした。
おなかいっぱい~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:。
長々のお読みをいただきありがとうございました。
それではごきげんようm(_ _ )m。