8月28日 日本初回放送のWWE PPV 「SUMMERSLAM」 の感想です。
PPVの結果・内容に触れております。
これからご覧になる予定の方はご注意くださいませ。
今年で27回目となる恒例の真夏の祭典・サマースラム。
会場のロサンゼルスは6年連続 同一地での開催になります。
今回組まれたカードは、この1ヶ月どれも大いに抗争を盛り上げてきており、いつも以上に結果が気になるものばかり。
PPV、年間スケジュールの中間点という意味では、ここが来年の 「レッスルマニア」 までの大事なターニングポイントということになります。
現地8月17日、カリフォルニア州ロサンゼルス、ステイプルズ・センターでの開催です(観衆17357人)。
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・オープニング
いきなり 「リアル・アメリカン」 のテーマ曲が流れてハルク・ホーガン登場。
これからはじまる熱闘を予告しつつ、ひたすらアプリサービス 「WWE NETWORK」 の宣伝でした(笑)。
月額9.99ドルでPPV含む全WWEコンテンツがみられるんですって。
でも、英語わからんからなぁ・・・。
・インターコンチネンタル王座戦:ザ・ミズ vs ドルフ・ジグラー
戦列復帰以来、“マネーメイカー” なる新キャラで高慢イヤミ男に変貌したミズ。
商売道具である顔を攻撃されるのが何よりキライという、レスラーにあるまじきファイトスタイルになってしまいました(笑)。
一方のジグラーはこの前まで同じような高慢男でしたが、いつの間にか正統派ベビーにシフト。
試合は第一試合に相応しいテンポ感ある好勝負で、意外にもジグラーが勝利しました。ありゃ、ミズ早くも王座転落。
しかしミズに続き世界王者経験者であるジグラーが新王者になったことで、インターコンチネンタル王座のステイタスがだいぶ上がってきたような感じ。
しばらく短期間での王座交代が続くかも知れません。
・ディーバ王座戦:AJ・リー vs ペイジ
この半年、お互いに奇襲で王座を奪い合い、現在のディーバ王座戦線はこのふたりだけで争っている形。
ペイジはディーバの先輩である王者AJを尊敬してるフリをして、腹の中は真っ黒という背筋の凍るイビリっぷりに終始した一ヵ月でした。
サイコキャラといえばAJもそうですから、いったいどっちがヒールなんだかもよくわからない抗争・・・いちおうストーリー的には、AJの方に声援を向けたいようです。
ともに試合の質は高いディーバですが、サイコを前面に出すためやや重い動き・・・それでも強烈すぎるDDTを決めたペイジが完全フォールを奪い、ディーバ王座を奪還しました。
試合後は、赤子をあやすようにAJを抱きしめ、なぐさめるサイコぶり(笑)。
・フラッグマッチ:ジャック・スワガー vs ルセフ
スワガー&ゼブ・コルター、ルセフ&ラナの米露論争は白熱、ついに勝者がリングで国旗掲揚&国歌斉唱を執り行うフラッグマッチで決着をつけることになりました。
星条旗を掲げるべく、いつもに増して気合満点、闘志むき出しのファイトでルセフを追い詰めるスワガー・・・ついにアメリカが勝利を手にするのか?!
しかし必殺のパトリオット・ロック(ヒールホールド)までもロープに逃げられると、圧倒的なルセフのパワーに押され、アコレード(キャメルクラッチ)で失神・・・。
タップこそしない根性をみせたものの、やはりルセフの壁は高かったか。
試合後コルターまでも蹴り倒して失神させ、ロシア国歌が流れるなか高々と上がる三色旗。
客席は当然静まり返ってましたが・・・アメリカ人て寛容ですね(笑)。
以上、前半3試合でした。
続きは次回です。