2月6日 日本初回放送のWWE PPV 「ROYAL RUMBLE」 の感想です。
PPVの結果・内容に触れております。
今回は年間で最もネタ割れNGにつき、これからご覧になる予定の方はくれぐれもご注意願います。
現地1月26日、ペンシルバニア州ピッツバーグ、コンソル・エナジーセンターでの開催です(観衆15715人)。
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・メインイベント ロイヤルランブルマッチ:30人参加時間差バトルロイヤル
事前に決定した入場順に従い、1vs1 で試合開始。
およそ90秒ごとに順次レスラーがリングに参戦してバトルロイヤルを闘います。
トップロープごしに場外に転落し、フロアに両足を着いたら失格です。フォールはありません。
最後まで勝ち残ったレスラーが優勝で、4月8日開催のWWE最大イベント 「レッスルマニア30」 でのメインイベント・WWE世界ヘビー級王座挑戦権をゲットします。
運営部長・ケインと対立し、登場順1番を強要されたCMパンクは、それでも自信満々。奇跡のフル出場優勝を狙います。
会場に設置された大型ビジョンがカウントダウンを刻み、参戦者を待ち受けます。
毎年恒例(?)、コフィ・キングストンのアクロバティック・タイム。
今回はなんと、入場口のバリケードからリングに飛び移って失格を免れる、3メートル大ジャンプでした。
信じられない跳躍力に、会場大喝采。
1990年代、WWEとWCWでいずれもトップスターに登りつめた “ビッグダディ・クール” ケビン・ナッシュが久々の登場。
たしか今は53歳ですが、若々しいルックスとビッグブーツの迫力は健在。
昨年7月以来、肩盤を負傷し長期欠場していた “グレート・ホワイト” シェイマスがついに復帰。
彼も王座戦線の常連・・・WWE世界ヘビー級王座争いがますますヒートアップしそう。
2012年のランブル戦覇者です。
実況席の “JBL” ジョン・ブラッドショー・レイフィールドがしれっと参戦。
現解説者の彼も、2004年6月~2005年4月とWWE王者に君臨した実力者でした。
しかしスーツの上着を脱いでる隙にあっさり場外に落とされ出番終了(笑)。
そしていよいよ、4年ぶりにWWEに帰ってきた “ジ・アニマル” バティスタ登場。
トレードマークの超絶マッチョボディをしっかり仕上げてきました。
ランブル戦も佳境、大型レスラーが溜まり、リングがにぎわってきます。
開始以来、奮闘を続けてきたCMパンク、なんと場外のケインに叩き落され失格・・・部外者に落とされても敗退してしまう理不尽ルールに涙を飲みました。
今大会MVPはなんといっても、シールドのひとり ローマン・レインズ。
次々とレスラーを場外葬にし、その数12人。
2001年にケインが達成した11人落としを13年ぶりに記録更新しました。
ついでにシールドの仲間、ディーン・アンブローズとセス・ロリンズも失格させてしまった(笑)。
30番目に登場はレイ・ミステリオ。
最後はバティスタ、レインズ、シェイマスの3人が残り、優勝を争いますが・・・ここで会場は、“ダニエル・ブライアン!” の大コール。
ブライアンがランブル戦にエントリーされていないのが信じられない様子で、全参戦者の登場が終わるとドヨドヨと騒然たる雰囲気になりました。
やがて大健闘レインズをリング下に叩き落したバティスタが優勝。
4年ぶり復帰・即ランブル制覇と破格の待遇でした。
バティスタの優勝は2005年以来、9年ぶり2度目。
これで 「レッスルマニア30」 メインイベント出場決定です。
しかし気になるのは、会場を覆うダニエル・ブライアンへの大声援。
ランディ・オートン vs バティスタ が祭典のメインになる既定路線を、この分では納得できないムードです。
4週間後、次回PPV 「ELIMINATION CHAMBER」 で、なんらかの “修正” があるのかどうか?!
プロレス界最大の祭典に向け、団体とファンの “ガチ対決” が予断を許さない模様です。
どうなる、ダニエル・ブライアン?!
それでは今日はこんなところで(^-^)ノ~~。