当ブログ、自称・年末の風物詩。
みつまめ秘蔵ビデオカセット(!!)を蔵出しし、過去の 「NHK紅白歌合戦」 を振り返る “紅白プレイバック” 企画でございます。
今年の一発目は、2006年の 「第57回NHK紅白歌合戦」。
昨日に引き続き後編です。
さっそくどんどん参りましょうε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ。
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第二部オープニングを飾る、初出場の 絢香 『三日月』。
こんなアガってる歌手はみたことない、というくらいのド緊張ぶりでした(笑)。
しかしホントに歌の上手い方です。トレードマークのお団子ヘアは、現在、高橋真麻が継承でしょうか(笑)。
これが2回目の出場 WaT 『5センチ。』。
ウエンツ瑛士と小池徹平のユニット。曲は自作なのに驚き。ウエンツは NHK教育 「天才!てれびくん」 で子役のころ観てましたから、大人になった姿はなんか妙な感じです(笑)。
スキマスイッチ 『ボクノート』。
映画 「ドラえもん のび太の恐竜2006」 のテーマ曲でした。
大橋卓弥と常田真太郎のユニット。常田さんのアフロヘアはインパクト大。
ユニット名は、常田さんがデビュー前に住んでた、建て付けの悪いアパートの風景から名づけたそうです。
アトラクション 「2006スーパーレヴュー!」。
キャイ~ン & ほしのあきがMCで、2006年の顔が続々登場しました。
大リーガー田口 壮、横峰さくら親娘、マッスルミュージカルなどなど。さらにエアーギター世界王者、ダイノジ(↑写真) も破格の扱いで紹介。
ちなみに、このときマッスルミュージカルには武井 壮さんがいたそうですよ。まだ “百獣の王” じゃなかった頃ですね(笑)。
幕間にはこの人も登場。この年大ブレイク 桜塚やっくん。
時の勢いというものか、ドカンドカンと会場の爆笑を誘いました。
今年(2013年)10月5日、山口県内の国道で不慮の事故死・・・。まだまだ志半ばの、早すぎる別れでした。心よりご冥福をお祈りします。
そのやっくんの歌紹介に続き、小林幸子 『大江戸喧嘩花』。
毎度この方、写真に顔が映らないんですよね(笑)。現在の紅白、出なくなったらなったで、非常にさびしい感じがします。
さて・・・今記事ハイライト DJ OZMA 『アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士』。
氣志團・綾小路 翔の別プロジェクトで紅白登場。
事前から全裸パフォーマンスを予告しており、NHKもプロモに乗っていました。
曲が進むにつれ服を脱ぎだしたOZMA、トランクス一丁に。ダンサーはワハハ本舗・喰始(たべはじめ)監督から借りた全裸風肉襦袢!
ラストには北島三郎さんが中央に出現し、 「2007年もアゲアゲで行こうぜ!」。会場を大いに盛上げるいいステージでした・・・・・・この時点までは(笑)。
アンジェラ・アキ 『HOME』。
ピアノ弾き語りのバラードで、DJ OZMAの喧騒を一掃する名演でした。母親がアメリカ人ながら、徳島県育ち。トレードマークはフットボールジャージ。
そのいでたち、まるでガッチャマンみたいだと言われてましたねぇ(笑)。
こんな方もゲスト出演 お天気キャスター半井小絵さん。
“7時28分の恋人” と呼ばれカルト人気を誇りました。全国各地の初日の出予報をステージ上で解説。全国晴天だそうです。
“演歌のプリンス” 氷川きよし 『一剣』。
これが6回目の出場ながら、貫禄じゅうぶん。TBSレコード大賞を受賞しました。今年デビュー13年、いまだまったくキャラクターが変わらない、稀有なスターです。
待望の紅白初登場 今井美樹 『PRIDE』。
ご主人の布袋寅泰さんがギターで共演。名バラードに乗せて朗々と弾きまくりました。今紅白ベスト名演と言えましょう。
こちらも大物初登場 徳永英明 『壊れかけのRADIO』。
病気を克服し、カヴァーアルバム 「VOCALIST」 がビッグヒット。この方の声は唯一無二の素晴らしさですね。
かのMR.BIG エリック・マーティンも 「うらやましい声」 と絶賛でした。
ここで総合司会・三宅民夫アナが急遽の登場。
「先ほどのDJ OZMAのバックのダンサーにつきまして、裸ではないかというたくさんのお電話をいただいております(会場・爆笑)。実はダンサーはボディスーツを着用していたので裸ではないんです。でも皆様に誤解を与える結果になり、まことに申し訳ありませんでした(会場・爆笑&拍手)」
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しかし年明けになり、抗議の電話が1000を越えたため、NHKは収拾に追われる事態になりました。
そこであろうことか、紅白プロデューサーが
「局はOZMAのステージ衣装を把握していなかった。すべてOZMAが勝手にやったこと」
とシッポ切りに出たため、OZMAも憤慨、当該プロデューサーの実名を挙げて抗議しました。
万全のリハーサルを重ねる紅白において、局が把握してないことなどあるわけがない。
すべて承知のうえでパフォーマンスさせ、問題になるや切り捨てたNHKはひどい話です。
さらに言うと、ボディスーツは肉襦袢のような作り物であることが明白なシロモノであり、これを全裸と見間違えた視聴者なんていたんでしょうか?(笑)
抗議の電話は放送中でなく、年明けにどんどん増加しました。
尻馬に乗って抗議した層が大半であったことも明白。
最近起こった食材偽装表示問題と同じく、「けっして意図的ではないが、現場がやった不祥事については謝る」 という責任回避に出たNHKと、異常に騒ぎ立てる一部視聴者・・・日本社会のステキな要素全開の一件でした。
この件でもっとも賢かったのは、三宅アナの説明に対し、「ンなアホな、全裸なわけねーだろ」 と爆笑した、当日NHKホールのお客さんたちでしたよ。
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さてさて、続いてゲスト審査員 リリー・フランキーさん。
「東京タワー~オカンとボクと、時々オトン」 がベストセラーになりました。
直前の三宅アナの弁明に笑いをかみころしながらも、母親の思い出話をして、和田アキ子 『Mother』 の歌紹介。
秋川雅史 『千の風になって』。
作者不詳の英詞に、作家・新井 満氏が日本語詞曲をつけました。
秋川さんは愛媛県出身、イタリア留学帰りのテノール歌手。このステージをきっかけにブレイクし、2007年年間最大ヒットを記録しました。
SMAP 『ありがとう』。
これが14回目の出場で、すっかり大物の立ち位置。ひとりひとりがメッセージを語る、長い時間が取られていました。
現在の紅白につながる “ジャニーズタイム” が、すでにこのころから?!w
紅組のトリ 川中美幸 『ふたり酒』。
1981年、川中さんブレイクのきっかけになったヒット曲を熱唱。デビュー26年目の初トリに、感涙でした。
大トリは 北島三郎 『まつり』。
紅白というとサブちゃんがラスト、というイメージですが、近年はポップス系がトリをとるようになりましたね。
特に今年(2013年)は北島三郎さん、紅白出場通算50回目の節目。これを節目に・・・という雰囲気が現在、芸能界に漂ってるらしいです。
デジタル時代の到来で、この年からケータイ・ワンセグ審査が導入。ゲスト審査員・客席審査員と並んで、双方向機能が活用されました。
優勝は白組。
仲間さん、中居さんともに安定した司会ぶりでした。
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以上、2006年の紅白いかがでしたでしょうか。
次の機会にも、とっておきの回を用意してございます。ぜひぜひお楽しみに。
それではごきげんよう(・∀・)/。