5月30日 日本初回放送のWWE PPV 「EXTREME RULES」 の感想です。
PPVの結果・内容に触れております。
これからご覧になる予定の方はご注意願います
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現地5月19日、ミズーリ州セントルイス、スコット&トレード・センターでの開催です(観衆17529人)。
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・ワールド王座次期挑戦者決定戦・アイクイットマッチ:
アルベルト・デル・リオ vs ジャック・スワガー
先月のレッスルマニアでは王者としてワールド王座戦を闘い、見事に防衛を果たしたデル・リオ。
祭典翌日のRAW・・・ノンタイトルでの再戦では、足を痛めながらデル・リオが返り討ち。しかしデル・リオが弱ったチャンスを窺っていたドルフ・ジグラーの急襲を許し、虎の子の王座を失ってしまう。
してやったりと、王座奪取に酔うジグラー。しかし、デル・リオ同様、漁夫の利をかっさらわれたスワガーも怒り沸騰で、抗争は三つ巴の様相に。
今PPVでは3人がハシゴ戦で王座を争う予定でしたが、直前にジグラーが頭部負傷でドクターストップがかかったため、まさかの試合中止・・・代替カードとして、デル・リオとスワガーの次期挑戦者決定戦と相成りました。
試合形式は、マイクを通して降参の意志を口にする、“I QUIT” マッチ。
レスラーとしてはこの上ない屈辱を強いるルールです。
デル・リオの腕拉ぎ逆十字と、スワガーのヒールホールド・・・ともに関節系をフィニッシュ技とするため、タップアウトが I Quit に代わった趣きです。
入場では、スワガーのマネージャー、ゼブ・コルターによる移民バッシングが今日も絶口調。
「政府は盗聴やら特定団体への不正課税などで腐りきっている」(←これはガチ事件でしたw)
「(地元球団の)セントルイス・カージナルスは今や、カリビアン・カージナルスに成り果てた」などなど・・・。
試合では、一方が攻め込むたびに、レフリーがマイクを向け、「降参か?」 と聞く、ややまどろっこしい展開に(笑)。
関節技だけでなく、凶器攻撃もOKなだけに、拷問じみたラフファイトに耐える移民の星デル・リオに大声援・・・。
ついにはヒールホールドに捉えたスワガーを援護すべく、レフリーの死角からコルターがデル・リオのタオルを投入するセコさ・・・まんまとデル・リオ側の降参と勘違いしたレフリー、マイク・キオーダがスワガー勝利のゴングを鳴らしてしまった!!
そこへあわててリングにかけあがり、キオーダに事情を説明する担当外のレフリー・・・判定はなんと、ビデオ・リプレイ(笑)。
プロレスの試合でビデオ判定などナンセンスのきわみですが・・・フットボールやバスケットボールの影響なのでしょう、じっくりとコルターの不正を確認したキオーダ、試合再開を命令!
最後は、デル・リオが見事に逆転の腕拉ぎ逆十字固めを決め、あっさりとスワガーが 「I Quit!!」 と絶叫して決着・・・“リアル・アメリカン” を自称するスワガー、まったくの根性なしだったというレトリックでした(笑)。
・WWEタッグ王座戦:チーム・ヘルノー(ケイン & ダニエル・ブライアン)
vs シールド(ローマン・レインズ & セス・ロリンズ)
ディーン・アンブローズのUS王座奪取に続けとばかり、タッグ王座に挑むシールドのふたり・・・続かないはずがなく(笑)、昨夏から長期に渡りタッグ王座を保持した王者チームに快勝し、新タッグ王者に。
フィニッシュは、レインズがブライアンをアルゼンチン・バックブリーカーで抱え上げ、ロリンズがコーナー最上段からニードロップを落とす荒技でした。
これでシールドの3人はいずれも王座獲得。
USとタッグ・・・ヘタしたら中堅クラスに収まってしまいそうな、危険きわまるベルトですが(笑)、今後のターゲットはいかに?!
・エクストリーム・マッチ:ランディ・オートン vs ビッグショー
タッグ結成が失敗して敗戦を招いたレッスルマニアからの遺恨を精算すべく、反則裁定なしの完全決着ルールで雌雄を決する、トップクラスレスラー同士の本格路線抗争。
もう一年以上、王座戦線から退いている王座歴9回のオートン・・・ウラ事情でいうと、禁止薬物使用違反が2度あったため、そのペナルティらしい(苦笑)。
とはいえ、人気はWWEでもトップクラス。
そして長年王座戦線で闘い続けてきたせいか、ある意味気楽な今のポジションで、なんだかノビノビしているように思えます。
しかしもうそろそろトップ戦線に照準か・・・このビッグショーとの試合で、今後の立ち位置が見えてきそうなところ。
圧倒的な体格差のあるビッグショーに対し、必殺RKOを二度決めるも、フォールを奪えず・・・そこで出した奥の手は、お久しぶりのパントキック。
ヒール時代、対戦相手をことごとく長期欠場に追いやった危険技。
シンプルに相手の頭をランニングキックするだけですが、フットボールのパントさながらの豪快ムーヴに、アメリカのお客さん大盛り上がり。
・・・このあたりの感覚は、残念ながら完全には理解できません。キック=サッカー でなく、キック=パント=フットボール、というつながりなのでしょうね。
そのパントキックを完璧に決め、完全フォールを奪ったオートン・・・これでいよいよワールド王座戦線復帰の公算大です。
以上、中盤3試合でした。
あと2試合ですので、次回で完結です。
それでは今日はこの辺でm(_ _ )m。





