2月9日、日本初回放送のWWE PPV 「ROYAL RUMBLE」 の感想を書いています。昨日の続きです。

 記事中、ランブル戦の結果に触れていますので、これからご覧になる方はご注意ください!

 

 

 現地2012年1月29日、ミズーリ州セントルイス、スコッチ&トレード・センターでの開催です。


 

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 ・WWE王座戦:CMパンク vs ドルフ・ジグラー


 

 現在RAW臨時GMとして番組を仕切る人事部長、ジョー・ローリナイダス。WWE王者CMパンクを目の敵にし、この試合では自らが特別レフリーとして裁き、パンクを無理やり負けさせる腹づもり。

 しかしミック・フォーリーに問い詰められ、その計画を口に出してしまったことで重役会議の問題となり、次回RAWでCOO・トリプルHによる業務査定を受けるハメに・・・。

 

 役職を解かれたくないローリナイダス、人が変わったように“いい人”に変貌。ますます“ゴマすりだけでここまで登りつめたロクデナシ”に拍車・・・。

 この日も結局、試合直前でレフリーを務めることを止め、場外から“公平に”試合を見守ることを宣言・・・。

 

 

 ドルフ・ジグラーはRAWで3週間連続、ローリナイダスの妨害のアシスト付きながらパンクに勝利し、今PPVでの王座挑戦権をゲット。

 その受けっぷりの良さと豊富な労働量(笑)で、今やWWE屈指の試合巧者に成長。かつての“ミスター・パーフェクト”カート・へニングを彷彿とさせます。ムーヴや髪型を見ても、ぜったい意識してると思う。

 へニングと同じように首を痛めてしまう前に、トップレスラーの域に達せるといいんですけど・・・。こういうレスラーは、動きの質が落ちると、容赦なく使い捨てられてしまいますから。

 

 試合は実に素晴らしいものでした。ローリナイダスがどういう動きをみせるのか、が焦点でしたが、それがなくともシンプルにグッドマッチ。

 パンクの必殺技GTSを受けるときの、ジグラーの一回転バンプは見事の一言。負けとはいえ、ジグラー大健闘でした。

 

 試合後半、久しぶりの “レフリー失神” で、アヤシげな所作をみせたローリナイダス、パンクの勝機逸したかと思いきや、逆転のGTSでフォールの体勢に入ると、目覚めたレフリーと同時にふたりでマットを叩き1・2.・3!

 怪訝な顔のパンクをよそに、ベルトを渡してニッコリ祝福のローリナイダス、果たして次回RAWでの業務評価の結果は??(笑)

 

 あ、ローリナイダスの現役時代(リングネームはジョニー・エース)を紹介する際、実況のマイケル・コールが「オールジャパン・プロレスリングのワールドタッグ・チャンピオン」と言ってくれました。小橋健太との日米新世代タッグ<GET>!笑笑笑

 そしたらキングが、「“日本” の “世界” チャンピオンって何だ??」 だって。。。言われてみれば、そうですね(爆爆)。



 

 ・ロイヤルランブル:30人参加時間差バトルロイヤル


 

 90秒ごと(と言いながら、けっこうアバウト・笑)にひとりずつ入場し、バトルロイヤルを闘い、トップロープ越しに場外に転落して、両足が床についた時点で失格。

 最後に残ったレスラーが優勝者となり、PPV「WRESTLEMANIA」での王座挑戦権をゲット。

 1988年に始まり、今回が25回目です。

 ちなみに、歴代優勝者は

 

    1988 ハクソー・ジム・ドゥガン

    1989 ビッグジョン・スタッド

    1990 ハルク・ホーガン

    1991 ハルク・ホーガン

    1992 リック・フレアー (←WWE王座獲得)

    1993 ヨコヅナ☆

    1994 ブレット・ハート☆/レックス・ルガー (←同時優勝)

    1995 ショーン・マイケルズ

    1996 ショーン・マイケルズ☆

    1997 ストーンコールド・スティーブ・オースチン

    1998 ストーンコールド・スティーブ・オースチン☆

    1999 ビンス・マクマホン (←いきさつがありましてww)

    2000 ザ・ロック

    2001 ストーンコールド・スティーブ・オースチン☆

    2002 トリプルH☆

    2003 ブロック・レスナー☆

    2004 クリス・ベノワ☆

    2005 バティスタ☆

    2006 レイ・ミステリオ☆

    2007 アンダーテイカー☆

    2008 ジョン・シナ

    2009 ランディ・オートン

    2010 エッジ

    2011 アルベルト・デル・リオ


 

 ☆マークは、祭典での王座獲得成功者です。

 優勝者が祭典で王座に挑むルールになったのは1993年からなので、20人中11人、55%の確率ということになります。


 

 今回、実は自分は過去にない豪華なランブル戦になる期待をしておりました。

 欠場しているデル・リオやレイ・ミステリオ、クリスチャン、ケビン・ナッシュ、アンダーテイカー、トリプルHが軒並み復帰し、最近戻ってきたケインやクリス・ジェリコ、ミック・フォーリーが参戦すれば、これはもうオールスター。

 さらにロックとシナの祭典での前哨戦!? なつかしレスラーの一夜ゲスト登場?? と期待は膨らむばかり!

 さぁ、いよいよランブル戦のスタート、と勢い込んだら・・・。

 

 一番手のミズ、これは事前の予定どおり。

 しかし、二番手が・・・アレックス・ライリー??

 

 このあたりが出場出来るのかい・・・と思いっきりイヤな予感が・・・・・・

 

 的中してしまいました(笑)。

 

 前に挙げた復活期待のレスラーは、ぜんぜん登場せず。

 ジェリコとミックは出ましたが、シナとケインも参戦しませんでした。

 NXT枠のジャスティン・ゲイブリエルとか、SUPERSTARS枠のプリモ、エピコ、フニコ、ジェイ・ウーソなどがぞくぞく登場・・・なんとまぁ、地味(笑)。

 

 オマケに、実況のキングばかりかブッカーT、マイケル・コールまでがにぎやかしに参戦とあっては、30人の枠をムダ使いしてるようにしか見えない。

 

 優勝候補といえば、ランディ・オートン、クリス・ジェリコ、シェイマス、ビッグショーくらいだったでしょうか、実際、この4人がファイナル4でした。

 

 それでも、見どころは盛りだくさん。

 ミック・フォーリーとサンティーノ・マレラの <ソッコーくんvsコブラ>。

 リング下に両手で落下し、逆立ちのままリングに戻ったコフィ・キングストン!

 さらに久しぶり登場のグレート・カリに、なんとカルマ!!産休を終えたんですね~。

 

 サプライズ・ゲストとしては、“ロードドッグ” ジェシー・ジェームスと、ハクソー・ジム・ドゥガン。いい動きでした。


 

 最後は、粘るジェリコをプローグ・キックで蹴り落とした “グレート・ホワイト” シェイマスが初優勝!!

 祭典での王座挑戦が決まりました。

 

 ここのところ、目ぼしい闘いのテーマを欠いていたシェイマス、一気にSMACK DOWNの主役に躍り出そうです。


 

 さぁ、ここから“ROAD TO WRESTLEMANIA”のスタートです!!

 楽しみだ~~~。

 

       
         みつまめのLITTLE DOLLS for your life

             優勝は、シェイマス!


 

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