過去の紅白歌合戦をご紹介する 「紅白プレイバック」、5回目となる今回は、1983(昭和58)年の 「第34回NHK紅白歌合戦」 を取り上げています。

 用意した画像が、どれも載せたいものばかりで1回に収まらず、昨日に引き続き後編というかたちを採らせていただきました。

 

 それではどんどんいきましょう~ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ。


 

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       みつまめのLITTLE DOLLS for your life


 

 1970~80年代最大のスーパースター、ジュリーこと沢田研二さん。毎年ド派手パフォーマンスを披露してくれましたが、この年も秀逸。総合司会・タモリさんが 「歌う日露戦争」 と称したレザーのアーミー風衣装に、ライトとパイロでまばゆいほどの光量は、今では出来ない演出かも。

 

 作詞 銀色夏生 作曲 大沢誉志幸 『晴れのちBLUE BOY』。ブルーボーイとは、おネェ系のひとを指す古い呼称です。

 


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 演歌のメガヒット 『氷雨』。歌うは日野美歌さん。

 

 佳山明生さんをはじめ、競作の多い曲でしたが、紅白に選ばれたのがこの人だったのは、プロダクションが大きかったか?? ちなみに当時、21歳でいらしたそうですΣ(゚д゚;)。
 


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 『夏色のナンシー』 で初出場、早見 優さん。

 

 サビのメロディーが複数ある、贅沢なつくりの名曲です。

 ハワイ育ちで英語が堪能、という異色の触れ込みで人気。熱海生まれで、別に嘘は言ってなかったにも関わらず、当時いっとき、出身地詐称呼ばわりされたそうです(笑)。

 堀 ちえみさん、松本伊代さんともども、息の長い活躍ですね。
 


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 苦節10年、ついにブレイクを果たした <アルフィー>。『メリーアン』 で一度だけ紅白に出てました。

 

 同じ事務所の研 ナオコさんのバックバンドとして、過去に紅白に出てたそうですが、そのときは舞台袖での演奏だったらしい(笑)。今現在も変わらぬ高いポジションで活動を続けるスーパーバンド。

 


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 これが初出場 中森明菜さん 『禁区』。

 ここからメガヒットを連発、’85・’86とレコード大賞連覇。作曲家もニューミュージック界のビッグネーム揃いの豪華さでした。

 

 この曲は細野晴臣さん作曲です。後年の不遇さは残念なかぎり。祈・復活。

 


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 北条 司さん原作でアニメも大ヒット 『CAT’S EYE』 主題歌。歌うのは杏里さん。

 

 ファッションにも造詣が深い、という紹介で、おしゃれの秘訣は 「2色以内でコーディネイトすること」 だそうです。。。

 


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 演歌にも大ヒットが多い年だったんですね~。都 はるみさんは作曲の岡 千秋さんとのデュエットで 『浪花恋しぐれ』。

 

 先日偶然、NHKで現在のおふたりがこの歌を歌っていたんですが、岡 千秋さんが髪が白くなった程度でほとんど変わってなかったのに、都 はるみさんの声がちょっとキテました( ̄□ ̄;)!!。

 

 「酒や酒や!! 酒買うてこい!!」 のセリフ、カラオケで一度叫んでみたい(爆)。
 


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 タキシードで決めて、ダンスステップを踏む珍しいスタイル、サザンオールスターズ 『東京シャッフル』。

 

 前年は三波春夫さんのパロディー衣装で大バッシング(笑)、桑田圭祐さんの遊び心全開といった感じ。

 


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 史上最強アイドル 松田聖子さん 『ガラスの林檎』。

 

 三日月のセットに乗って、ステージの上から降りてくる演出。リハーサルでは 「こわい~きゃ~!!」 と叫んでいたと言いますが、本番ではこのキメ顔。こういうひとです(笑)。<春 やすこけいこ> に “かわいこブリっこ” と評されただけある。。。

 


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 こちらは最強の男性アイドル 田原俊彦さん。

 

 100%陽性の明るさは’80年代特有のムードにふさわしい輝きでした。この時期は“トシ・聖子時代”といって差し支えない。人気でこのひとを上回ったアイドルは皆無です。最近のテレビ史の改竄は許さん(爆)。

 

 『さらば・・夏』 はオールディーズのスター、ポール・アンカの書き下ろし。

 


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 森 進一さん。当時の夫人・大原麗子さんが審査員で来てました。翌年 離婚し、森 昌子さんと再婚(のち離婚・苦笑)。

 

 「ロング・バケーション」 の大滝詠一さん作曲の 『冬のリヴィエラ』。大滝さんは1996年発売の企画盤「SNOW TIME」で、英語詞を付け『夏のリビエラ』というタイトルでセルフ・カバー。そちらも素晴らしい出来栄えです。
 


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 紅組トリは、水前寺清子さん 『あさくさ物語』。

 

 19回目の出場にしてはじめてのトリでした。愛称 “チータ”  は、<ちっちゃい民子(本名)>の略。通算22回出場し、司会も4回。カメラマンを自分で手配し、初出場歌手に記念写真をプレゼントしていた気遣いエピソードが有名。
 


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 ミリオンセールス  『矢切の渡し』で大トリ、細川たかしさん。

 

 トリを努める歌手が、涙をみせる妙なトレンドがあった’80年代(笑)。涙に声を震わせながらも懸命な歌唱です。

 

 『夢芝居』 で歌手としても出場した “下町の玉三郎” 梅沢富美男さん、女形に扮しての舞踊で色を添えました。

 

 

 いかがでしたでしょうか~?? 長くなってしまいすみませんでしたm(u_u)m。全部載せたかったので、つい(笑)。


 これでひとまず、紅白プレイバック企画はおしまいです。ご覧いただいてありがとうございました。


 

 また来年~~~(・∀・)/。