クリスマスはいかがお過ごしでしたでしょうか。
このイベントが終わると、いよいよ年の瀬∑(゚Д゚)。
11月から過去4回お送りしましたこの企画も、今回でひとまず終わりです。
何回出来るかちょっと自信なかったんですけど(笑)、5回目を迎えたことにまずまず満足しております(o^-')b。
セレクトしたのは1983年。
前年、その年のヒット曲に限定せず、歌手本人が歌いたい歌を披露する、という趣向を取り入れた結果、「懐メロ大会」 と揶揄され、視聴率も大幅ダウンしてしまいました(1982年・69.9%)。
そこでこの年は、その反動からか総合司会に 「笑っていいとも!」 のタモリ、紅組司会に 「ザ・ベストテン」 の黒柳徹子(4年連続)、白組司会に 「クイズ面白ゼミナール」 の鈴木健二と、当時のトップ司会者を揃え、出場歌手もその年を代表するヒット曲を持つ面々が総登場の趣きとなり、華やかな顔ぶれとなりました。
そうなると目立つのは、歌謡番組全盛時代を飾ったアイドル歌手たち。
それでは1983年の紅白プレイバックです・・・。
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「第34回NHK紅白歌合戦」
1983(昭和58)年12月31日・NHKホール
総合司会 タモリ
紅組司会 黒柳徹子
白組司会 鈴木健二(NHK)
視聴率(後9:00~11:45)・・・・・・74.2%
司会者トリオ 黒柳徹子さん タモリさん 鈴木健二アナ。
鈴木さんはNHKに似合わぬ超目立ちたがり。しかしベストセラーになった著書は 「気配りのススメ」 でした(爆)。
黒柳さんはマイペースの超マシンガントーク。タイムキープに苦慮する(笑)タモリさん、ズラリ揃った出場歌手を見渡して苦笑い。当時は毒舌芸人だっただけあるひと言は、「まさに芸能界という感じでちょっと気持ち悪いんですけども(笑)」
「そろそろ選手宣誓にいってもいいかな~」
会場 「いいとも~~!」
民放のエッセンスを取り入れることなどありえなかった当時のNHKでは、これくらいでも画期的な演出でした。
白組トップ 西城秀樹さん 『ギャランドゥ』。
もんたよしのりさん作曲の大ヒット曲、タイトルの意味は不明(笑)。一説には <GIRL AND DO>。それでも意味は不明ですが。。。
先日入院された秀樹さん、全快して再度の復活をお祈りしております。
柏原芳恵さん『春なのに』。
アイドル黄金時代 <花の82年組>はライバルが多く、紅白に出るには相当ハードルが高かった。やっとの初出場がかない感極まっての熱唱。中島みゆきさん作曲の超名曲です。
野口五郎さん『19:00の街』。
80年代に入り、「カックラキン大放送」 などでコメディアンの一面を開花させた五郎さん、それとは裏腹にレコードセールスが少し低迷。前年にはついに10年続いた連続出場が途切れてしまいました。この曲で久しぶりのヒットを飛ばし、華々しく紅白復帰。
鈴木アナいわく 「この一年失意の日々を過ごした五郎くん」 ・・・そこまではいかないだろ(笑)。
松田聖子さんと人気を二分したトップアイドル 河合奈保子さん。<秀樹の妹コンテスト> グランプリを獲得してデビュー。プロダクションが“芸映”だったんですね(笑)。
3度目の出場は 『UNバランス』。
郷 ひろみさんはハナエ・モリブランドの衣装で。
オフコース鈴木康博さん作曲の 『素敵にシンデレラ・コンプレックス』。この方、ものすごく歌が上手いんですね・・・。
CS放送 <夜のヒットスタジオ> の再放送でもよくみますが、高いキーをまったく外すことがなく、いつでも同じコンディション。ルックスも変わってないし、いや~、カッコイイわぁ・・。
出場歌手全員によるアトラクション・コーナーでは、タモリさんがトランペット演奏をちょっとだけ披露。しかし珍しく緊張したか、出音7音のうち、5音を外す散々な出来(笑)。
昭和58年、最大のレコードセールスはこの歌、『さざんかの宿』。
大川栄策さん、有名なのは <ザ・ベストテン> でみせた “タンス担ぎ” と、「スターどっきりマル秘報告」 でのカモっぷり??
シブガキ隊 『挑発∞(MUGENDAI)』。
フックン(布川敏和) ヤックン(薬丸裕英) モックン(本木雅弘)。それぞれ現在でも活躍してますね。
作詞の売野雅勇さんは、独特な漢字の読み方をさせます。∞ を <ながい> とか、摸倣る で <まねる> とか、彼女 で <あいつ> とか。
あれっ、このペースで紹介していったら、残りの写真は、あと・・・。
え~、まことに申し訳ございません。今回、どうしても載せたい画像が多いので、また次回に持ち越させてください・・・。
それでは今日はこの辺で(。・ω・)ノ゙。
まさかの後編につづく~~~ヽ(゜▽、゜)ノ。