プロレスの華は入場、というわけで、12月18日付記事の後編です。みつまめセレクション、WWEスーパースターズの入場パフォーマンス大賞をエントリー&決定したいと思います!
前回の5人につづいて、エントリー残りの5人をご紹介
エントリーNo.6 ゴッドファーザー
パパ・シャンゴ、カマなど、イマイチなキャラクターを連発したのち辿りついた当たりキャラでした。
’90年代後半、WWEのアダルト路線を象徴するR指定レスラー。
“HO(ホー)” と呼ぶコールガール集団を引き連れて、踊りながら入場してくる “ラスベガスのポン引きキャラ”。
団体が方向転換して、ファミリー路線に移行すると立場がむずかしくなり、やがて姿を消しました。
エントリーNo.7 グレート・ムタ
WCWからエントリー。武藤敬司選手の変身です。
昔のグレート・カブキのキャラクターを継承し、TAJIRI、ヨシ・タツとつづく、<日本人レスラー=オリエンタル・ムード> を確立しました。
nWo全盛期には、レギュラーとして 「マンデー・ナイトロ」 にも出演。
蝶野正洋選手によるnWoジャパン結成は’97年2月。その年の6月、日本でムタ 衝撃のnWo加入! というストーリーがありましたが、その直前にアメリカで同じアングルをやってしまったという。オンライン時代以前ならではの情報漏れ無し(笑)。日本での爆発的なnWoブームが今なお記憶に新しいところです。
エントリーNo.8 ヴァル・ヴィーナス
これまた、WWEアダルト路線を象徴するキャラクターで、“元ポルノムービー・スター”。
紫と赤のスポットライトで、サックスが入場テーマ曲を奏でるアヤシすぎる演出(笑)。
腰に巻いたバスタオルをとり、マイクを持って低い声で 「Hello、Ladies!」 とひとこと言うだけで、会場の女性ファンから黄色い歓声でした。よくわからん(笑)。
エントリーNo.9 スティング
1997~1998年のnWo全盛期、WCW純正のスター、スティングはやや迷走気味。
しかし、それまでの金の短髪&カラフル・ペイントから、黒の長髪&白塗りペイントにいでたちを変え、黒塗りバットをトレードマークにすると、従来に勝るほどの人気大爆発。
実は首を痛め、試合が出来ずに乱入専門にならざるを得なかったらしいですが、レスラーが入り乱れ、カオス状態になったリングに天井から降りてきて全員を蹴散らす暴れっぷりは、「マンデー・ナイトロ」 のハイライトでした。
そして、最後のエントリーにして、わたくし、みつまめが選ぶエントランス大賞は・・・
このふたりです!
♪ ジャーン ジャーン ジャジャっ
“Oh、You didn't know??”
エントリーNo.10 ニューエイジ・アウトローズ(大賞)
1998~1999年、WWEのタッグ部門を牽引。
<DX> のメンバーとして活躍した “ロードドッグ” ジェシー・ジェームスと、‟バッドアス” ビリー・ガンのタッグ・チームです。
入場パフォーマンスでの盛り上がりは、ストーンコールドに匹敵するほどでした。
マイク片手に、しゃべりながらの入場ですが、驚くのは、そのほとんどのセリフを会場のお客さんが大合唱すること。
「Oh、You didn't Know? Your aOs better call somebody~!!」 (俺たちを知らねぇの? 誰かに聞いとかねぇと恥かくぜ!)
「Ladys and Gentlemen Boys and Girls Children all of ages、D-generation X proudly bring to you、It's WWO tag team champion of the world! The ROAD DOGG JESSE JAMES! THE BADDASS BILLY GUNN! THE NEW AGE OUTLAWS!!」 (←ようするに自己紹介・笑)
「Now if you ain't down with that、We got 2 words for ya! SUOK IT!!」 (わからねぇヤツは、これでも喰らえ!)
この長ゼリフ、すべてをチャントする光景は壮観でした。
活動期間としてはけっして長いタッグ・チームではありませんでしたが、インパクト抜群のこの入場パフォーマンスで楽しませてくれたこのふたりのレスラーを、エントランス大賞とさせていただきます!
おめでとう
以上、WWE入場シーン大賞、いかがでしたでしょうか~??
それではごきげんよう(。・ω・)ノ゙。