先日、大晦日の 「第62回NHK紅白歌合戦」 の出場歌手が発表され、改めて 「笑ってはいけない空港」 が楽しみでしょうがないこの頃(笑)、今回もやります、紅白プレイバック第3弾です。

 

 セレクトした年は、ちょうど10年前の、2001年。

 21世紀最初の年末は、アメリカでの大事件から3ヶ月余。

 NHKでは、海老沢勝二前会長の専横が揶揄されていました(2004年制作費不正流用事件が発覚)。

 

 それとの関連はともあれ、紅白に於いても、いつになく “NHK色” が前面に押し出され、司会はともに局のアナウンサー。

 出場者の目玉は、“20世紀のテレビの主役” として白羽の矢が立った、<ザ・ドリフターズ>。

 加えてCMで話題になった 『明日があるさ』 をカバーした、“吉本オールスターズ” など、豪華な顔ぶれでした。


 

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        「第52回NHK紅白歌合戦」

      

      2001(平成十三)年12月31日・NHKホール

 

             総合司会 三宅民夫(NHK)

             紅組司会 有働由美子(NHK)

             白組司会 阿部 渉(NHK)

 

            第1部(後7:30~9:25)・・・38.1%

            第2部(後9:30~11:45)・・・48・5%

 

         
      みつまめのLITTLE DOLLS for your life

 

 

 大手芸能事務所の力が強い今ではもうありえない、NHKアナウンサーのみによる司会者トリオ。海老沢前会長の強い意向だったとか(笑)。

 


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 紅組トップは、松浦亜弥さん 『LOVE 涙色』。

 ハロー・プロジェクトからデビューして、瞬く間にトップ・アイドルに。前田 健さんやはるな愛さんなど、モノマネする人も多かった(笑)。
 


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 白組トップは、歌手として出場のえなりかずきさん。

 <NHK みんなのうた> から、『おいらに惚れちゃ怪我するぜ!』。

 

 キーボードを演奏し、パラパラを踊る(!)など、多芸を披露。松本人志さんの応援コメントは、「がんばれ、日本のマコーレ・カルキン!」Σ(゚д゚;)

 

 
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 今年の夏、限定で再結成した <ZONE>、これが初出場でした。

 ガールズ・バンドの先駆け。『SECRET BASE~君がくれたもの』。
 


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 「8時になると、なんだかそわそわするんですよねぇ」 といいながら登場のいかりや長介さん。会場一体で 「8時・・・4分だよ、全員集合~~!!」。
 


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 ときは、ハロプロ全盛期。アトラクション・コーナーには <ミニモニ。> としても登場。・・・それぞれ、10年経つといろいろあるもんです(笑)。
 


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 前半の超目玉、<モーニング娘。>。『MR.ムーンライト~愛あればザ☆ピ~ス!』 豪華メドレー。

 

 改めてみると、このひとたちのパフォーマンスは、おそろしくレベルが高いです。男役の吉澤ひとみさんはかっこいい(笑)。
 


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 9時25分からのニュースより。

 翌日2002年1月1日から、EU加盟国中12ヶ国で、欧州統一貨幣 “ユーロ” が流通発足。
 


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 <MALICE MIZER> を脱退後、ソロ歌手に転身したGacktさん、『ANOTHER WORLD』 で初出場。豪華演出のド迫力ステージでした。

 


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 『明日があるさ』 は、最初にウルフルズが歌い、続いて吉本オールスターズ ”Re:Japan” が登場。

 

 顔ぶれは、ダウンタウン、東野幸治、山田花子、ココリコ、藤井 隆、ロンドンブーツ1号2号。そして、このおじいちゃん、誰?と思った花紀 京さん、<花菱アチャコ> さんのご子息なんだって。

 

 花子さんのあまりの音痴ぶりに、他のひとまでつられてキーを外しまくるハプニングも(笑)。

 


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 名付け親になった <氷川きよし> さんの応援には、志村けんさんとビートたけしさん。

 

 ドリフ、たけし、ダウンタウンの、三世代お笑い王者がこの年の紅白に勢揃いしていたことになりますね。
 


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 その氷川きよしさん、2度目の出場は 『大井おっかけ音次郎』。

 デビュー当時の氷川さんは、<演歌を歌う今どきの若者> キャラ。10年経っても順調なキャリアを刻んでいます。

 


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 ドリフターズは、『ほんとにほんとにご苦労さんスペシャル』。

 

 「全員集合」 のOP、ENをはじめ、『ズンドコ節』 『東村山音頭』 もはさむ、超豪華メドレーを披露。2004年にいかりやさんはお亡くなりになられました。

 

 歌の主役は加藤 茶さん。志村さんはあまり目立たない(笑)。高木さん、仲本さんも今でもお元気ですね。

 


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 これもやりました、出場歌手が参加する <少年少女合唱隊>。アトラクションにしては珍しく、た~っぷり時間を取って(笑)、生麦 生米 生たまご~~♪

 


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 大きな話題になった、森 昌子さん、16年ぶりの復帰ステージ。エスコートは、森 進一さん・・・後世にこんな映像残しちゃいけません(笑)。あえて載っける意地のわるさヽ(゜▽、゜)ノ。

 


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 この年、急逝した 河島英五さんを偲んで、親友の堀内孝雄さん、『酒と泪と男と女』 を、ビジョンの河島さんとジョイントで歌いました。

 

 司会の阿部アナウンサーももらい泣きしたほどの感動ステージ。名曲の多い、素晴らしいシンガー/ソングライターでした。


 

 それでは、次回の紅白プレイバックでまたお会いしましょう♪