終わった・・・・・・。

 

 燃え尽きた・・・・・・。

 

 今年もこれで見納めかあ・・・・・・。





 

 いやいや、今回はこれで終われない。

 

 ブログをはじめて初のNBAファイナル。

 

 しっかり感想を書かねば!

 

 

 と、いうわけで、NBAファイナル第6戦の感想です。


 

 NBAファイナル2011 第6戦

  フロリダ州マイアミ、アメリカン・エアラインズ・アリーナ

現地6月12日

 

DAL 105- 95 MIA

 (マブス 4勝 2敗)

    

 

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                                     バスケ

 

 王手を掛けたとはいえ、敵地での2連戦。

 決して絶対的有利とは限らない状況で、マブス選手のプレッシャーは相当なものと思われました。

 前半のダーク・ノウィツキー、シュート成功率12-1の不振はその表れでしょう。

 

 しかし、実際プレッシャーでがんじがらめだったのは、ヒートの選手だったようです。

 シリーズ通じて支配していたリバウンドは、はじめてこの試合でマブスに遅れをとっていましたし、ターン・オーバーにおいても、不用意というより、体が硬くなっている印象でした。

 

 試合序盤から仕掛けてきたのはヒート。

 第6戦目に至ってはじめてマリオ・チャルマースをスターターに起用し、レブロン・ジェームス、ドゥエイン・ウエイド、クリス・ボッシュはいきなりフルスロットル。

 はやい展開で得点を重ね、試合の主導権を取る構えでした。

 

 チャルマースを先発起用するのは、長距離からの得点源になる利点の代わりに、ディフェンスにおいてのウィーク・ポイントをつくるおそれが。

 マイク・ビビーも機能していたとは言い難いですが、チャルマースは攻撃に意識がいきすぎるあまり、一層守備がおざなりになっていました。

 そこで、ダブル・チームなどのプレッシャーを掛けさえすれば、確実に抑えられるホセ・バレアに、攻撃での自由を与えてしまったのです。

 

 また、最大12点差をひっくり返し、大観衆ともども一気呵成の雰囲気になっていた2Q途中、ユドニス・ハスレムとデショーン・スティーブンソンの口論に加わり、乱闘寸前になるきっかけをつくったことは、明らかに攻勢ムードに水を差し、会場の空気を冷やしました。

 ボッシュが激怒してチャルマースをたしなめたことは、それを察したからでしょうし、結果的に大きすぎる試合局面の変化に繋がったと言えると思います。

 

 マブスは相変わらず、決していいオフェンスはしていなかったと思うんですが、ノウィツキー不調のなか、ジェイソン・テリーが素晴らしい個人技で得点を量産、試合を繋ぎました。

 更にヒート・ディフェンスをかいくぐりジェイソン・キッド、バレア、スティーブンソンがスリー・ポイントをたてつづけに決め、リードを渡さなかった。

 

 そのせいでヒート守備陣がややペイント・エリアから外に展開して守らざるを得ず、シリーズを通じてほぼなかった<妙なスキマ>が出来てしまい、守備の綻びを産むことになりました。

 

 ノウィツキーは後半ついに復活、15-8で成功させ、計21得点11リバウンド。

 シュートが外れても外れても果敢に打つことをやめず、4Qは今シーズンの集大成と言えるような見事なプレー。

 2006年ファイナルのリベンジを果たし、チーム・リーダーの重責を全うしてみせました。

 

 そして・・・レブロンのプレーぶりについては、これからも議論の対象になることでしょう。

 終始自らがアタックするシーンはなく、ゲーム・メイクに徹していました。

 それで勝利していれば、エゴを捨ててチーム・プレーを選んだと賞賛されたかも知れませんが、結果的にレブロンの消極性が、チームの勢いをそいだ、ともとれるのです。

 意外、を越えて奇妙に写るほどのレブロンの元気のなさ、プレッシャーなのか、それとも他に要因があったのか・・・。

 2007年につづいて悔しいファイナルになりました・・・。

 

 ボッシュは試合後の通路で泣き崩れてましたね。

 おそらく彼がいちばん、チームのためにいろんなことを<辛抱>した選手ではないかと察します。

 優勝を逃したことで、ヒートがまた来年、この舞台に帰ってこられるのか。

 ボッシュの様子をみて、疑問を覚えてしまいました・・・。

 

 2010-2011シーズンのNBA優勝は、ダラス・マーべリックス。

 フランチャイズ史上、初の栄冠です。

 オーナー、マーク・キューバンも大喜び。

 このIT長者が最も自らのチームに愛着を持つオーナーであることを思えば、超金持ちの異次元人ではありますが、祝福してあげたい気もします。

 表彰式には、チーム創設時のオーナー老夫妻を壇上に招待する気遣いも。

 アメリカ人ですね(笑)。

 

 MVPはダーク・ノウィツキー。

 文句なしの受賞です。

 キッド、マリオン、チャンドラー、テリー・・・ぺジャもリングを手にした(笑)。

 それから、HC、リック・カーライルも。

 全員、初の優勝です。

 ヒートが勝っても祝福するつもりだったのですが、こうしてみると、マブスが優勝して良かったなあ・・・と思ってしまいました(笑)。

 


 

 ダラス・マーべリックス

 優勝おめでとう!!


 

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 これで2011年シーズンのNBA記事は終了です。

 今、終わったばかりでまだ興奮冷めやらず。乱文になってしまい、失礼しました。

 

 しばらく経ったら、2010-2011シーズンの総括を書いてみたいと思っています。

 

 

 それではこの辺で:*:・( ̄∀ ̄)・:*:。