グランジ=ロックの復権について | BIRKENHEAD ERKY 旧ブログ 2006~2013
グランジ=ロックの復権について
GRUNGE=RETURN OF THE ROCK
 
フー・ファイターズのデイヴ・グロール
 
「80年代はキッズにとってはまるで摑みどころのないプロデュース過剰のポップばっかりで、ロスアンジェルスのサンセット大通りをリムジンで乗り回してそこに連れ込んだストリップのねーちゃんについて歌ったヘアー・メタルなんてさっぱり共感のしようがなかったんだよ。そんなの繋がりようがあるわけないじゃん。とにかく音楽は退屈だったんだよ。そうしたら、薄汚いキッズばかりのバンドがいくつもMTVに出るようになって、ロックンロールがいきなりまた盛り上がり始めたんだよ。」
 
 
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロも
 
「ニルヴァーナは初めてブレイクを果たしたオルタナティヴ・バンドとして、音楽を変え、1980年代のヘアー・メタルの荒地からロックを導き出したたバンドとしてよく名前が挙がる」と語った。
 
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その通りです。
これが世間の、本当にロックを求める真のロック・ファンの一般的な認識です。
私も全く同感です。
80年代後半のヘビメタ・ブーム時代のヘビメタ(今でいうポップ・メタル)は、ハード・ポップだらけで、ロックものがほとんどいませんでした。
ハードなロックという本当の意味でのハード・ロックやメタルを求めるハード&ヘヴィー・ロック・ファン/リアル・メタル・ファンにとって80年代後半(特に80年代末から90年代初頭のポップ・メタル・バブル期)は一体ロックはどこに行った~???っちゅう感じで、ロックであるリアル・ハード・ロック/リアル・メタル不毛の暗黒時代でした。