
商業音楽にポリシーはあるのか
音楽産業にあふれる商業音楽はポリシーがないので聴かないと言う人がいますが、そもそも、レコード、CDは音楽産業であり、レコード、CDの音楽は全て商業音楽ですから、レコード、CDは一切買わないということになってしまいます。
大ヒットした一般受けのいい音楽は売れ線狙いでポリシーがなく、一般受けしないマニア好みの音楽はポリシーがあって優れているなんてのは間違った思い込みです。
それは単に好みの問題であって、音楽にそんな優劣なんかありませんからね。
人の好みは人それぞれであり、そこには好き嫌いというものが出てきますが、勿論それはその音楽が良いとか悪いとかの良し悪しの話ではないのは言うまでもありません。
好き嫌いを述べるのは構わないのですが、それを音楽の優劣に置き換えて論じられてもねぇ~。。。
例えば、私はロック好きですのでハード・ロックを聴きますが、ロック性の希薄なメロスピ/メロパワは聴きせん。
だからと言って、好きなハード・ロックの方が嫌いなメロスピ/メロパワよりも優れた音楽で、メロスピ/メロパワはダメな音楽だと言っているのではありません。
好き嫌いと音楽の優劣は関係ありませんからね。
ハード・ロックよりもメロスピ/メロパワの方が好きな人もいるわけで、そういう人にとってはメロスピ/メロパワは素晴らしい音楽なわけですから、要は好みの問題でしかありません。