ルー・リード死去 | BIRKENHEAD ERKY 旧ブログ 2006~2013
 
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LOU REED DEAD

ルー・リード氏死去 享年71 ヴェルヴェット・アンダーグラウンドで活躍のロックミュージシャン

1960年代に「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」のリーダーとして活躍し、そしてソロ活動でも『トランスフォーマー』『ブルー・マスク』などの名アルバムを生み出した伝説的なロックミュージシャン、ルー・リード氏が死去した。10月27日、雑誌「ローリング・ストーン」が伝え、ハフィントンポストUS版でもトップで伝えている。
 
 
 
イギリスの「ガーディアン」やBBCルー・リード氏の代理人の声明を引用して情報を確認した。
死因については明らかになっていないが、AP通信は「肝臓に関連した慢性的な病気」としている。
ことし5月には、慢性的な肝臓疾患をわずらい、救命のための肝臓移植手術を受けていた。また、リード氏は制作した楽曲の中で自身のドラッグ中毒やアルコール依存症についても明らかにしていた。そうした過去の数十年にわたる飲酒やドラッグが体におおきな代償を負うことになった。ベルベット・アンダーグラウンド時代の名曲「ヘロイン」の歌詞で、彼はこう記している。
 ヘロイン それは私の死因 ヘロイン それは私の妻であり 私の人生
ルー・リード氏はヴェルベット・アンダーグラウンド、そしてソロ活動のギタリスト、シンガー、ソングライターとして著名なミュージシャンだ。リード氏はアメリカ文化に多大な影響を及ぼした。それは音楽のメインストリームに前衛音楽とポップアートを取り入れたことである。彼がアンディ・ウォホールと共に制作した作品は、現代カルチャーでもっとも重要なコレボレーションの一つとして知られている。
 
 
ヴェルベット・アンダーグラウンドが60年代に商業的成功を収めることはできなかったが、その後の数十年間にわたり、その知名度はとてつもなく広がっていった。雑誌「ローリング・ストーン」は1996年にヴェルヴェット・アンダーグラウンドのファーストアルバムを「オールタイムベストアルバム」の13位に選定し、ロックの殿堂入りを果たした。
リード氏のもっとも知られた楽曲として、「僕は待ち人」「サテライト・オブ・ラヴ」「ヘロイン」「パーフェクト・デイ」「ペイル・ブルー・アイズ」、そして「ワイルドサイドを歩け」などがある。
リード氏は1942年ニューヨーク・ブルックリン生まれ。幼少時代の大半をロングアイランドで過ごした。彼はバイセクシュアルだとされ、10代の頃に電気ショック療法を受けている。
2008年にはパフォーマンス・アーティストのローリー・アンダーソンと結婚している
リード氏のファンや友人がTwitterで哀悼の意を表している
『悪魔の詩』の著者で、作家のサルマン・ラシュディ氏は「我が友人ルー・リードが歌を歌い終えた」「非常に悲しいことだ。しかし、ルーよ、君はいつもワイルドサイドを歩いていくんだ。つねにパーフェクト・デイだ」と述べた。
「マイ・ジェネレーション」などで知られるロックバンド、ザ・フーは「R.I.P.ルー・リード。ピースフルサイドを歩け」と述べている。
 
 
 
 
 

ルー・リード、死去

http://img.barks.jp/image/review/1000090950/300.jpg ルー・リードが日曜朝(10月27日)、NYロング・アイランドで亡くなった。現時点で詳しい死因は明らかにされていないが、彼のエージェントによると「肝臓に関連した病気」が原因だという。71歳だった。



リードは6月、2013年春に肝臓移植の手術を受けたことを明かし「これまで以上にビッグでストロングになった」「ステージに戻るのを楽しみにしている。君たちの心や魂、宇宙、そして未来につながる曲をもっといっぱい作っていく」とのメッセージをオフィシャル・サイト(Loureed.com)に掲載したばかりだった。

1960年代半ば、ジョン・ケイルと共にヴェルヴェット・アンダーグラウンドを結成した彼は、アヴァンギャルドで実験的なサウンドを続々と発表。商業的に成功したわけではないが、その後のミュージシャンに大きな影響を与え、ロック史を語る上で欠かせないバンドとして大きな功績を残した。

ヴェルヴェット・アンダーグラウンド脱退後も「Walk On The Wild Side」「Perfect Day」などの名曲を生み、ロック界で最も影響力のあるシンガー・ソングライターの1人として評価されてきた。

ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの元バンド・メイト、ジョン・ケイルは「世界は優れたソングライター、詩人を失った…。僕は“学校の遊び仲間”を失った」、イギー・ポップは「ショックな知らせだ…」、ザ・フーは「RIP ルー・リード。Walk on the Peaceful side」と追悼の言葉を寄せている。

「君たちの心や魂、宇宙、そして未来につながる曲をもっといっぱい作っていく」と話していた彼だが、2011年にリリースされたメタリカとのコラボ・アルバム『Lulu』が遺作になってしまった。




 

ルー・リード、逝去。享年71歳

http://images.ro69.jp/images/entry/117573/date_20131028072712_230x250_526D9119D667.jpg?AWSAccessKeyId=AKIAIRMNHRE4DMAZGWWQ&Expires=2145884340&Signature=XmQSBvTVc6dAUvXqyzicPp1BORo%3Dルー・リードが10月27日に亡くなった。71歳だった。詳しい死因は明らかにされていないが、リードは長年肝臓の病気を患い、今年5月には肝臓移植手術も受けていた。

また、リードの妻のローリー・アンダーソンは今年6月に「The Times」誌の取材に対し、リードの健康状態が深刻な状態にあることを明かしていた。

ルー・リードは1964年にザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドを結成し、『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ』、『ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート』、『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド』、『ローデッド』の4枚のオリジナル・アルバムをリリース、後のロック・シーンに多大なる影響を与えた。

1970年にバンドを脱退した以降はソロ・アーティストとして活躍し、1972年のソロ・デビュー作『ロックの幻想』以降20作のスタジオ・アルバムをリリースした。2011年にはメタリカとのコラボレーション・アルバム『ルル』も発表した。

ルー・リードが書いた最も有名な曲の中には“Walk On The Wild Side”や“Perfect Day”といったナンバーがあり、多くのアーティストによって繰り返しカヴァーされている。