ハード・ロックは不滅です。
ハード・ロックは時代と共に進化・発展し続けています。
その時代、その時代の要素を吸収しながら、ハード・ロックは不滅であり続けています。
それゆえ、今現在の主流ハード・ロックは当然、70年代、80年代、90年代、00年代と積み重ねられたハード・ロックの歴史の上に成り立っています。
特にBLACK SABBATHをルーツとするグランジ的フックはロックのエッジが強いので、今のハード・ロックには欠かせません。
今の主流ハード・ロックはハードでヘヴィーで骨太でグランジやモダン・ヘヴィーネスの要素が入っているのが当たり前で、それが今を生きる現役の王道メインストリーム・ハード・ロックの普遍性というものです。
しかし、BURRN!誌、及びBURRN!誌を中心とするいわゆる日本のHM/HRファンはメロディック・メタルやポップ・メタルを愛するメロディアス・ハード・ポップ・ミュージック・ファンであって、本能的にロック、ロック性、ロック感を求めるリアル・ハード・ロック・ファンではありませんので、『自分達の愛するタイプのメロディ』が無い主流ハード・ロックを聴いても何がいいのかサッパリ分かりませんし、しかも自分達が毛嫌いするグランジのヴァイブが入っていますのでツマラナいとしか感じません。
つまり今の主流ハード・ロックは真にロックを求めるロック・ファン向けであって、メロディアス・ハード・ポップ・ファンであるメロディ愛好家日本人HM/HRファン向けではないということです。
グランジを聴けないメロディ愛好家日本人HM/HRファンがCREEDやALTER BRIDGE、SHINEDOWN、NICKELBACK、、THREE DAY GRACE、BREAKING BENJAMIN、PUDDLE OF MUDD、SEETHERなどを手放しで全面的に受け入れることは不可能です。