新宿梁山泊 第79回公演 唐十郎初期作品連続上演

『愛の乞食』『アリババ』

@新宿花園神社境内 特設紫テント

2025/6/22(日)19:00 (桟敷自由席)

2025/6/27(金)19:00(一般指定席)

2025/7/4(金)19:00(注釈付きサイド小椅子席)



6/22






6/27





7/4




テント公演というものを初体験しました!

自担こと安田章大くんを好きになって早十余年、おかげさまで今も尚、初めて触れる刺激的な世界を楽しませてもらっています。


いや〜〜〜

あのねえ、本当に本当に楽しかったんです!!

向き不向きは確実にあるので万人に勧められるものではないんだけど、体験として面白いものであることは間違いないので様々な人に選り好みせず1回くらいは見てみてほしいですね…!


都会のド真ん中の神社の境内に突如現れる(劇団の皆様が建て込みからすべてをやる)テント会場は、まさに異空間でした。

前方半分ほどは畳敷きに座布団が敷かれた桟敷席、後方は階段状の段差をつけた椅子席で200人ほど入れることを想定した場内…でしたが、今回は自担のいわゆる客演により超チケ難となり、劇団の皆様の御尽力のおかげでサイド席や当日券などギリギリ目一杯まで席を増やして300人ほど1公演で入れるようになっていたかと思います。

多少の空調設備があったとはいえ、ほぼ外気温と変わらず人の密集したテント内は当然のように暑く、夏フェス行くんか…?!みたいな装備でちょうど良かったですマジで。

でも!

その意味わかんないくらいの暑さが、そのまま熱気というか…空間の熱量となって舞台と客席の区別なく覆い尽くしていくさまは圧巻でした。


上演順は、『アリババ』→『愛の乞食』。

前半60分、休憩15分ほど、合計2時間45分くらい。けっこうなボリュームです。見てるだけの人間、体力が削られすぎてフラフラになる。

演者の皆様が本当に本当に本当に凄すぎる。


安田くんに至っては、公演前の日中に別の仕事をしていることも多々あって…超人なのか…??!お体どうかご自愛くださいの気持ちでした。

7月4日はネトフリ火垂るの墓の取材(収録?)をしていたらしいことをあとから知り、マジか……とんでもねえな…でもちょっと腑に落ちたなあ……みたいな思いになりました。

この日の『アリババ』が特に、寺田結美さんの貧子とのやり取りが胸を抉るような…涙が出てくるようなメランコリックな空気に満ちていたんですよねえ。

その日その時の、役者さんの心のあり方や天気(6/27もだったけど、この日は特に公演中の長時間ゲリラ豪雨でした)とか、いろんなものが影響して、もちろん見る側のコンディションも影響して、色合いが毎回劇的に変わる。


だけど最後はいつも、屋台崩しによって外界と繋がり、夢みたいな空間が更に突き抜けるようになって終わる。

屋台崩しってものを初めて見たんですが、ちょっとカッコよすぎて癖になってしまうよこんなん…(上演中以外は写真撮影可なので撮らせていただきました。6/22のうしろの2枚ね)


えーと、物語の筋がどうこうという話は、私は正直全然できません。

なーんにもわからん!!

でもなんかすごい!おもしろい!!!

考えるな感じろ、を地で行き続けました。

ちゃんと心は動くから、動かされるから、それでいいんじゃないかなと思います。

ド昭和で、戦時や戦後の価値観をフィクションで包み込んだものではあるので、表現や言葉には令和の世にそぐわないものは勿論あります。でも、通じるものも勿論あります。

どこをどう捉え、感じ、持ち帰るかも持ち帰らないかも自由。

この自由さが、私は演劇の面白さなんじゃないかなという気がします。

…だからかな、(観る前は楽しめなかったらどうしようという不安もあったけど)思いがけず、めちゃめちゃ楽しくてハマってしまいました。


6/22は桟敷自由席。整理番号順に入場し桟敷席の好きな場所を選んで座ります。初見が桟敷席で……整理番号めちゃ早くて余裕の最前列。最前以外も選べたけど、せっかくだから目の前に何も遮るものない視界で見たくて。

衣装がずぶ濡れくらい汗だくの自担の汗がこちらに飛んできたりするとんでもねー席でした。初見でこれは脳を焼かれすぎて、なんにも記憶ないみたいになる。普段メイクをほとんどしない自担がガッツリアングラ舞台メイクをしてるのも、それだけでテンションあがってしまうねえ〜

6/27は友達と連番。ありがたや。指定席の前方で、とても見やすかった。テント改めて狭すぎない…?!?となった。

7/4は先着で取れたサイド席。これも整理番号が早くて、画像内のチェック柄のところは当日券の指定席(1列目サイド)8000円で、…その真横で小上がりになったところの小椅子に座る私。視界良好すぎ。希望通りの上手取れたし4500円。破格。身動きとれないくらい狭いのはご愛嬌。

(これを書きながら19,000円出してオーブの2階最後列壁席くる可能性がチラついてゲンナリしている笑)


さて、この作品は今月末から関西弁に焼き直して商業っぽいキャストの皆さんも迎えて、世田谷パブリックシアターを起点に全国公演があります。

テントとはまた違った雰囲気になりそうだけど、果たして。

とはいえ、私は俳優としての安田くんを(も)めちゃめちゃ信頼してるので、その点で全然不安なく楽しみ!!!の気持ちがもてるので感謝しかありません。

どうか皆様の健康と安全が守られ素晴らしい公演となりますように。