ミュージカル『SIX』日本キャスト版
@EXシアター六本木
2025/2/11(火祝)12:00
2025/2/16(日)12:00


会場や作品の性質と相まって、ライブ会場みたいな盛り上がりでした!
休憩なし80分。とても見やすい時間設定。長ければいいってもんじゃないよな〜とは実際思う、思うけど…80分で全席14000円はなかなかの価格設定に感じます。(前方4列は18000円)
(私は2回目の観劇はSIX席だったので6000円だったけど…)
とはいえ面白かったです!
強くてかっこいいクイーンたち。各Wキャストみんなハチャメチャに歌がうまくて最高。
田村芽実さんのブーリンと、鈴木愛理さんのハワードが特に好みでした。
めいめいはコロナ禍の頃には、仕事がもうない辞めるしか…みたいなガチ病みを見せていて心配した記憶があるのですが、今は飛ぶ鳥を落とす勢いって感じで『見つかって』いてなんだか嬉しいし良かったねえという気持ち。
「悪かったわ、悪気なくて」という歌詞が、そのままの意味に聞こえる…本当に悪気ないんだなこの子…というナチュラルな面白さと表情の豊かさが凄い。
愛理ちゃんは、ダンスをしながらの表現力がえぐい。本職!をビシバシ感じた。見せ方が美しすぎ。
そしてハワードのソロがエグみやばくてびっくりしちゃった……「やりたい事やりたい事」「これがやりたいんでしょ」と繰り返される歌詞が、どんどん冷たい手触りになっていくのが怖かった。歌の終わりの拍手や歓声をためらってしまうくらいの衝撃。この作品の日本語歌詞は全体的にめちゃめちゃうまくハマっていると思ったけど、ハワードのこの歌詞は、それ以上のものになってた。日本語としての意味、音があるからこそ伝わるねえ…
2/11マチネは、手話通訳者さん付きの公演でした。
舞台の上手に世界観を守ってドレスアップした通訳者の方が身振り手振り表情豊かに伝えている様は圧巻で、完全に7人目のクイーンでした。
客席内やロビーにも手話のできるスタッフがいるなど新鮮で、それを喜んでいるたくさんの手話を扱う客席の様子もとても良かったです。
(私は手話は自担経由でかじったくらいの知識しかないのですが)
若くて華奢な美人を中心としたキャスティングになりがちな昨今の商業ミュージカルに風穴を開けるような側面もあって、今後様々な別のキャストでも再演が続けられそうな期待が膨らみます。
(の前にロンドン!おめでとうございます!)