リボルバー ~誰が【ゴッホ】を撃ち抜いたんだ?~

@PARCO劇場

2021/07/10(土)18:00

2021/07/11(日)13:00

2021/07/12(月)13:00







私的第1クールが終わりましたので観劇感想第1弾やります。

(…という下書きをしていましたが、もう東京公演は折り返しを過ぎていますね。アウトプットが遅れている…)



初日から連続3公演観劇と相成りました。

…想定外でした。

ぶっちゃけ、初日前日の9日金曜日の午後までは、この3公演のうち1枚すらチケットを所持していませんでした。

しかしながらギリギリのところで約2年ぶりの自担舞台への執念と引きの強さが実を結びました。やったね…!



以下、ネタバレを含む感想になります。








写真3枚目と4枚目はPARCO劇場カフェのカウンターです。
終演後に通ると、カフェ営業は終了していますが、こんなふうに素敵なディスプレイをしてくださってます🌻

さてさて。


改めまして、開幕しました。めでたい。
直前まで外的要因により開幕諸々が危ぶまれるあの感じ……何度体験しても慣れません。
そして今現在も常に綱渡り、隣り合わせというような中で公演が続いています。
どうか、どうか、キャストスタッフの健康と安全が守られますように。悲しいことがおきませんようにと切に祈っております。


では、感想です。

初日。初見。
生きて、舞台上にいる自担の姿の尊さに胸がいっぱいになりました。
眼鏡をはずしたままで動き、叫び、不器用ながらも情熱的で、全力で生きているその姿はゴッホであり安田章大そのものでした。(相変わらずカリカリに痩せていて心配…つけ髭を貼っているから頬のこけ具合が絶妙に隠されている感じ…)

原作と違うラストシーン、各々の価値観や大切にするものを問う着地点は鮮やかで良かったけど、それ以外は意外なほど原作本を読んだときに感じた思いに近かったです。

つまり、モッタリしている。

舞台は正味2時間半ないのに!?嘘でしょ!!?
ってなりましたね。

これを分析すると、安田くん演じるゴッホと、それ以外のキャストとの温度感の差が埋まるのにラストシーンまでかかってしまったことが原因だったような気がします。

というのも、
翌日の2公演目には、まるで別物のように色をすでに変えていたからです。
観客というもの、その空間を得て初めて劇的に進化し完成形へ向かうという生の舞台の有り様をまざまざと感じました。
セリフの間合いや感情の色とその繋ぎ目が滑らかで鮮やかで美しく、胸を打つ。

ラストシーンの安田ゴッホは、3日目が明らかに一番良かった。2日目が少し感情が走りすぎてうまく嵌まらなかった印象があったものがバッチバチに嵌まってた。泣いちゃう。

最初の3日間、演出の行定さんは毎日劇場にいらっしゃってました。(ロビーで何度もお見かけした)
どれだけ精度をあげていけるか、まだまだカンパニーみんなが闘っている最中なのかもしれません。(舞台セットの転換なども2日目になって一気にスムーズになってて驚いた)


正直に言うと、めちゃめちゃ面白いよくできた作品だよ!とは…言えない、うん、言えないかな…と思うし、
この先作品の精度がどこまで上がって練り上げられても、物語的にあまり好きじゃないなーハマらないなーと感じる人も一定数出そうだなあという印象もあります。
安田くんは確かに主演だけど、出ずっぱりという作品ではないのでオタク受けという観点からも、もしかしたらあんまり…かもしれない。


個人的には、これは考えすぎずに舞台上のものをダイレクトにありのまま全部受け止めるのがいいと思うんだけど、どうしても1回だけの観劇だと取りこぼしがありそうな構造の作品なので、塩梅が難しいな…
(パンフレットがすごく丁寧に色々なことが
書かれているのでおすすめです。1回だけ観るのなら先に読んでもいいのかもしれない。写真も素敵です)

私は安田担だし、もうすでに繰り返し観劇しているので客観的に捉えづらくなってしまっていますね…

でも、
すごくパワーに満ちた作品です。
私はけっこう好きだと今現在思っています。
そして観劇の間隔が少し空いたので、また改めてこれから観たらどんな感想になるのかも含めて楽しみです。


あ、そうだ。
眼鏡はしていないけれど、たぶんコンタクトを入れています。効果がどれほどかわかりませんが、ひとまず少しホッとしました。

無事に完走できますように、
この作品と共にある時間が関わるすべての皆様にとって実り多きものとなりますように。



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