音楽劇「マニアック」
@森ノ宮ピロティホール
2019年1月21日(月)13:30




行ってきました!


まずは友人と落ち合い腹ごしらえ。


まあ、やるよね。
自担と同じものを食べる会。
美味しかったです💙


そしてピロティホールへ!


上演時間は俺節と比べたら非常に標準的ですね。
1幕75分、休憩15分、2幕60分。

双眼鏡を使用する人はチケットの席番と双眼鏡のチェックを受ける必要がありました。密録対策なんだろうなあ…難儀な世の中である…

友人が一般で取ってくれたこの日のチケットは有り難くもかなり前方のお席だったので防振双眼鏡はやめましたが、念のためコンパクトな8倍双眼鏡を使用チェックに通しました←

そんなわけで、いざ開演!!

以下は内容に関するネタバレを含みますのでご注意くださいませ。








いやーーーーーーーー
面白かったーーーーー!!!!!

ネタバレ踏まずに観劇したので、とりあえず幕間は友人共々無言でしたね。
情報量が多い。多いけど、それらをどう受け止めるのが正解なのか判別つかないソワソワ感がすごくてねえ…

安田くんは羽でも生えてるかのように軽やかな動きでした。踊ったり前屈したり歌ったりギター弾いたり、生き生きと動いてた。
犬塚アキラを生きていた。
かわいくてかっこよくて、目が離せない魅力にあふれた私の大好きなひとでした。

で、2幕まで終わり、
カテコでは缶ビールをプシュッと開けるようなジェスチャーをしながら古田新太さんと左右にハケていったり、ダブルピースで微笑む姿は安田章大そのものでした。

結論から言いますと、
「どう受け止めるか」ではなく「全部受け流して笑い飛ばす」のが正解なんじゃないかな、と思いました。

(追記)
そういえば、思い返してみると1幕冒頭のM1「マニアック」にチラシ等のキャッチコピーのようになっていた「これってもの見つけたら 気が狂うほど 愛し抜け」という歌詞があるんですが、これを歌ってるのは古田さん演じる不二男なんですよね!
これを聴いたときに(おや…???アキラの歌詞じゃないのね…??)という直感は働いていた。囚われのお姫様を救い出すみたいな王道展開にはならない予感ありましたね(笑)


非ッ常に不道徳で理不尽で下ネタにあふれた作品でしたマニアック。

観劇中、社会の闇に切り込み考えさせるようなドラマとか、理不尽に立ち向かう正義とか、ラブロマンスとか…そういうものを何度か期待したりする自分がいたのですが、

全部!裏切られましたね!!(笑)

もうね、徹頭徹尾意味がないです
清々しいほどに!!!

裏切られたといえば、自担だけが最後の最後の最後まで常識人の立場だったこともありました。

古田さんたちだけでなく、成海璃子さんを筆頭に綺麗な女優さんたちまでもが綺麗な顔でトチ狂ったことをまくしたてていくさまは圧巻でした。

そんな中で、自担演じるアキラだけがずっと正義感をもって怒り、突っ込みを入れ続ける……

が、最後には「ひとりでも生きていく」という境地に至って。

アレを模したモノの上にまたがりうっとりとした顔のメイを取り囲むようにお祭り騒ぎをする登場人物たちを理解できないものとして切り離し、ギターをかき鳴らし歌い上げるアキラ。
自担、歌がうまい…すき…!

そして客席に飛ぶ銀テープ。
正確には赤と金色のキラキラテープ。
毎回あるようです。お金かかってるな……

で、暗転。
幕。

待っっっって!!!??
それで終わるんかーーーーーい!!


あっこれ頭からっぽにして観るやつだったんだわ……という気付きを得ました。

かなりきわどいというか、確実にテレビの放送コードとかだったらアウトなネタばかりなので、もしかしたら倫理観等の観点からも生理的に受け付けられない…という人もいるのかもしれませんが…
私はただただ面白かった。

「オモシロイ」に特化するということは、本当に難しいことだと思うんです。

公演パンフレットを読んで改めて驚いたのですが、感動超大作ミュージカルみたいなものが出来るような超豪華布陣です。
キャストスタッフ諸々、本当に凄い人たちが集められている。
……そんな布陣で、あえて全部裏切っていこうという贅沢な企み。
本気の大人たちの本気の振り切れた面白さ。

堀内敬子さんの無駄なほどの歌のうまさ、小松和重さんのお芝居の軽さが特に際立っていたかな。
小松さんの「いやらしくなさ」が凄い。あんなことになるのになんであんなに生々しさがなく居られるのか。凄い。
安田くん、小松さん、浅野さんの3人での掛け合いが面白すぎたなあ…!

芸達者で芝居巧者、そんなひとたちに囲まれて一歩も引けをとらない(贔屓目は勿論あるけど)自担の姿も誇らしく。

浅草ジンタさんたちの生演奏もかっこよくて!音楽がキャッチーで耳に残る!歌詞はヒドイものもあるけど!(笑)


ところでan・an最新号で安田くんと古田さんが「色気って何か」的な対談をしていますが、これがもうドンピシャに…なんというか、私が古田さんのことを信用してるのってここだな!と確信するような内容でした。
で、それを「めっちゃわかります」と安田くんが言っている部分がもうほんとにねえ…!こういうひとたちがフロントに立ってやってるお芝居が面白くないわけがないし、このマニアックという作品が、やっていることに反して「嫌悪感」や「生理的に無理」という印象に特化しない理由なんじゃないかなあと思いました。
(テキスト引用しないので気になった方は雑誌ぜひ読んで~)


↓パンフレットと銀テープ



私は次の観劇は東京までおあずけです。
頭からっぽにして早くまた観たいよー!