ミュージカル『モーツァルト!』
@帝国劇場
5月26日(土)17:45 / 初日
ミュージカルを好きになって以降、井上さん山崎さんの「モーツァルト!」の映像を見たのですが、作品も楽曲も好みで、映像でも泣いてしまうくらい感動した作品でした。
そんなわけで。
推しは古川雄大くんではありますが、色々と新たに生まれ変わった新生モーツァルトの本初日をご縁ありまして観劇してきました!
⚠️以下、ネタバレを含みます。
⚠️ご注意ください!
とにもかくにも、山崎育三郎さんのヴォルフガング。
私は彼をエリザベートのルキーニ役でしか生で見たことがなかったんですよね…(追記。すっかり失念してましたがベスでも観てた)
いっくんとか馴れ馴れしく呼んで申し訳なくなるくらい、とてつもなく凄かったです。帝劇の0番、まごうことなき日本ミュージカル界の未来を背負って立つ存在でした。
歌声が、芝居が、とても自然なのに圧倒的に力がある。引き込まれる。
「残酷な人生」で、気がついたら泣いていた。
柔らかく声楽のように美しいのに、ロックとでも言うのかな。ビートを刻むような荒々しさもあって、だけどすべてが美しくて。
平野綾さんのコンスタンチェも見事でした。
表情、声色、ぞっとするほど激しく狂おしく切なく哀しい「ダンスはやめられない」。
和音さんのナンネールは愛らしくて、透き通った歌声で、
山口祐一郎さんのコロレド大司教は貫禄に満ちていて、終盤のヴォルフガングとの対決のようなデュエットの新曲も良かった。日本語訳では「破滅への道」というタイトルとなったようです。
市村正親さんのレオポルトも心の機微が繊細に伝わるお芝居と歌で染みました。
アマデの爽介くんも本当にかわいくてたまらなかった…!
前後しますが全体的な話をしますと、
まずはもう、とにかく
めちゃくちゃ面白かったです!!!
休憩込み3時間の上演時間が一瞬で過ぎる!
新舞台セットは、まずはピアノ。
小池先生がピアノ1台で云々という話を製作発表でもしてましたが、1台は1台でも馬鹿でかいピアノを模したセットがドーンと舞台に鎮座しています。
オケピの前に銀橋(のようなもの)があります。上手と下手から、その橋へ行けます。
開演5分前くらいにそのピアノのセットが回転しました。(レディベスのような感じ)
と、同時に上下左右にあった五線譜のようなセットも移動し、幕が引かれタイトルが写し出される。…説明が下手ですね。これは見たほうが早い。
ピアノセットによって場面転換はとてもスムーズになってました。
あ、銀橋あるから立ち位置がある程度あるというか。ヴォルフは下手が多かったような。でも下手にいるときって上手を見る動きになりがちなのでねえ…どこから見るのがベストなんだろうか。(今日はB席下手で上のほうから見渡してました)
内容も全体的に、映像で見ていたときに「なんかちょっと微妙」と思っていた部分が綺麗にカットされたり演出し直されていたりした印象で、くっきり鮮やかな輪郭で新たなM!の世界が出来上がっていました。
本当にどこを切り取っても見所ばかり、名曲のオンパレード。
最後の「僕こそ音楽」を歌う子どものような救われたような顔をした山崎ヴォルフ、そしてフィナーレ「影を逃れて」のシャウトの被せ。
素晴らしかった、凄まじかった。
何を見ても心のどこかで、明日これを古川くんがやる………まじか………しぬ……うわああああああああ
ってなってる自分がいました。
素晴らしい初日公演でした。
改めて、カンパニーの皆様が長い旅路を無事に駆け抜けられますように。
