実は道北旅行からはとっくに帰ってきて日常に戻り、趣味の会の活動で多忙な毎日だ。
私ごときのつまらぬ旅行の話をダラダラと引っ張ってしまっているが、記録として書いているのでご容赦を。
さて、「利尻山!今日は見えるかチャレンジ」3日目の後半である。
この旅のメインイベントだった礼文島「桃岩コース」のフラワートレッキングは、強風とコース状態が悪いため3歩で終了した。
無念である
雨はまだかろうじて降り出さないでくれていたので、とにかく島の北端スコトン岬へ急ぐ。
写真も適当にしか撮れず、夫の写った写真しかない。
向こうに見えるのは無人のトド島。
晴れていたら樺太も見えるのだとか。
晴れていたらね。
「紺碧の海」が売り文句なのだが、、。
こちらは澄海岬、すかいみさきと読む。
ろくな写真もないからやめておこう。
さて、他にもいくつかポイントはあるが、雨もパラパラきたし、風も相変わらず強い。
そろそろ休憩したいねということで、一気に島の南端にある、北のカナリアパークのカフェに行くことにした。
トレッキングの後に夫と落ち合う予定だった場所だ。(夫は膝を痛めているのでトレッキングは諦めていた)
「北のカナリアたち」という吉永小百合主演映画の舞台が公園になって残されている。
映画は見てません
森山未來、増島ひかり、宮崎あおいなど豪華なキャストみたいだが、行くから見てみようかという気にもならなかった。
吉永小百合映画には触手が伸びない、ごめんなさい。
となりにあるカフェでゆっくりする。
この席から利尻山が見えるはずだった。
こんなふうに、、、。
(ネットからお借りしました)
いつまでも未練タラタラ。
そんなわけで利尻山チャレンジ3日目は惨敗。
これはもう、最後まで見えないなということはわかっていた。
この日の夜は、大雨警報、雷注意報、強風注意報、濃霧注意報が発令され、高齢者避難指示まで出た!
なんてこったい
カフェのお姉さんと少し話をする。
この天気はここのところずっとで、山もかなり長いこと顔を見せてくれません、と。
今日は何人かの人がトレッキングして降りてこられたけれど、正直言って今日はやめておいて正解、危ないですよとお姉さん。
彼女はよくコースを歩いているけれど、雨のあとは道がひどいと。
そうなのね、やっぱりやめておいて良かったんだなと納得できた。
「顔を見せてくれない」という言い方がいいなと思う。
「ここを歩くのが夢だったのよ、残念」と言ってみたが、もっとリサーチして一番可能性のある時期に来れば良かったなと反省した。
「北海道は夏!」と勝手に決めつけていたけれど、利尻山の一番見える時期は4、5月だそうだ。
ホテルで購入した本。
果たせなかったトレッキングコース。
これで歩いたつもりになろう。
ホテルの部屋に入ると、お心遣いが。
てるてる坊主も効かなかったけどね。