この歳になると「走る」ということがあまりない。

全力とは言わないまでも、小走り程度でもそんなにあるものではない。

1年に10回もないだろうと思われる。

必死で走ったら、アキレス腱切ったり、肉離れを起こしたりするのではないかという恐怖感さえある。



それなのに、昨日は朝と夕方、2回も走ってしまった。

1回目は、朝の散歩の途中で大粒の雨が降ってきて、家まで800mぐらいだろうか、時々小休止を入れながらわりと一生懸命走った。


2回目は夕方。

娘の家にヘルプに行き、小学生の孫をスポーツクラブの見学に連れて行ったのだが、Googleマップを頼りに小学校の体育館を目指す時、正門ではなく閉鎖されている裏門に導かれてしまい、慌てて正門に回るのに約束の時間に間に合わないと孫と2人でかなり必死で走ったのだ。

雨の中、傘をさして。



息が上がってしまった。

そのせいで脳に血液が回らなかったのか💦 指導者とのやり取りでことづかっていた事を言い忘れてしまった。

あちらの対応に戸惑ってしまったせいかなとも思う。

娘は仕事があってどうしてもこの日に孫に付き添うことができず、私にヘルプを頼んできたのだが、任務をきちんと遂行することができなかった。



いろいろあって結果的に孫はこのクラブに入会することはなさそうで、私が任務を遂行できていても結果は変わらなかったかも知れないが。

そうは言っても、自分のミスとそれを娘に咎められたことで私は結構なダメージを受け、かなり落ち込んで夜遅く雨の中を帰宅した。



娘の名誉のために言うと、そんなことは普段はないのだが、昨日は娘もかなり機嫌が悪く直前まで下の子供2人と何やら揉めていたようでもあり、つい本音を口走ってしまったのだろうと思う。

いつもは、感謝の言葉も労いの気持ちもいっぱい表してくれる。



とにかく忙しそうだ。

気持ちのゆとりがないのだろう。

ほとんどワンオペの子育てと自宅での学習教室、末孫は難病もあり病院通いもある。

土日は家族の時間を大事に濃密にと考えているようで、皆で楽しいことをしに出かけることが多く、いったい親はいつ休むのか?と思ってしまう。

自ら望んで始めた仕事だったが、現実は疲弊し切っているように見えるのだ。



帰宅して、元気のない私に夫があれこれ聞いてくるので、言わないつもりだったのに愚痴ってしまう。

話していると少し感情的にもなって、「手伝いなんか行きたかないよね」なんてこぼしてしまったりしたが、夫に共有してもらいスッキリすると、今度は娘のことが心配になってくる。



朝ドラが好きでガッツリ見ているが、今回の「虎に翼」でも、前回の「ブギウギ」でも時代は遡るが働く母の子育て問題が一つ描かれている。

私は子供たちが小さい頃は家にいたので、そんな思いはしたことがないのだ。

「仕事と育児の両立」は不可能ではないが、より丁寧に時間をかけて子どもと向き合うことはなかなか難しい。



来週もまたヘルプに行くことになっているので、少し話でも聞いてやろうかな、なんて思うけれどそんな時間はないのかな。

でも、なんか家の中が殺伐としてるよ、とは親でも言いにくい。

自分でよくわかっているかも知れないしね。




なんとなく意味もなく爆笑

羊が伸び伸びと放牧されていたな〜イギリス🇬🇧と思い出して。