間が空いたが、上高地の2日目のことを書こう。
(帰宅したら激務が待っていた!
午後からまた出番なのでしばしの休息タイムの今よ)
6時前に起きるつもりが、始発の(おそらく)バスが着いたらしい人の声やクマ鈴の音で目覚めた。
いつもは高齢者タイムに目が覚めちゃうのになあ。
アラームをかけるべきだった
急いで着替えて、大正池のほとりに行ってみたが、すでにピーカンの青空で朝靄は見られなかった。
バスの人たちがあちこちで立派なカメラで写真を撮っていて、出遅れた我々はスマホでパチパチ。
大正池に映る焼岳。
ハーーーーっ(深い息)となる景色。
こちらは穂高連峰
横で夫が「膝が痛い」と訴える。
昨日のウォーキングの後はなんともなかったのに、一夜明けて激痛が走り階段が降りられないと言う。
あらら、やってしまった?
ホテルに戻り朝食の後、しばらくゆっくり休むと、鎮痛剤を飲んだ夫は少し元気になっていた。
夫にもう少し休んでからバスで上高地ターミナルまで行って、歩いてくる私を待っている?と聞いたが(私は歩くのをやめませんよ)、大丈夫!歩く!と言うので、バスターミナルへの荷物の配送(このサービスは便利でありがたい)をお願いしてホテルを出た。
上高地は自然保護のため一般車は入れないエリア。
手前の駐車場やバスターミナルに車を停めて、バスかタクシーで到着する。
ヨーロッパアルプス山脈の観光地と同じように。
そうやって大自然が守られている。
大正池から河童橋まで1時間と少し。
夫のペースでゆっくりと、ベンチがあったら休憩しながら2時間近くかけて歩いた。
17年前に歩いたコースなのに、初めて来たような新鮮な感動を覚える景色の連続だった。
頑張れ夫
注意看板あちこちに
田代湿原
田代池
クマ目撃情報の立て札もいっぱい
毎日目撃されてる
共存していかなければならないのだね
休憩中
そろそろ河童橋だ〜
到着しましたー
今日の河童橋。
昨日よりかなり良い天気。
団体客多し。
我々夫婦は、結婚してすぐにアメリカに住むまで、日本国内はほとんど旅行していない夫婦。
二人ともどっちかと言うと貧乏だったので、旅行なんて余裕はなかった。
そのおかげで、と言うか、、、
先に、アメリカ大陸の物凄い景色、圧倒的な迫力の大自然を見ることになった。
そして、帰国してから数年間、小さい子どもらを連れて幾度かキャンプ旅行を経験したが、数年後にドイツへ行くことになり今度はヨーロッパの自然を満喫した。
ヨーロッパは地続きなのでたいがいの所へは車で行った。
車窓の景色を見るのが好きで、国境を越えると雰囲気が変わることもあれば、全く変わらないことも目にしながら旅した。
国内をあちこち旅行し始めたのは、子供たちが巣立って二人になってから。
どこへ行っても夫は「スケールが小さい」と、大陸の景色を思い出して言う。
(マウントを取るつもりはなくね)
そんな夫が(もちろん私も)、膝の痛みを我慢しても歩きたかった、見たかった景色。
上高地は、ちょっとスイスアルプスを思い出すお気に入りの場所。
確かにスケールは小さいかも知れないが、本当に本当に美しい、もうただそれだけだ。
実は、上高地滞在中も、抱えている案件でたびたびLINEが入り、見たくないと思いながらも根が真面目なので迷惑かけるとまずいからと開けてしまい、ドヨンとした気分になっていた。
あ〜見なきゃ良かった
でも、上高地の自然はとっても癒しになりました。
リフレッーーーーーーーシュ
さて、出かける準備をします。
今日もいろいろありそーだ。
お付き合い頂きありがとうございました。