妻籠宿をあとにして下呂温泉に向かったが、日本三大温泉(草津、有馬、下呂温泉)の一つというこの温泉のこの宿を選んだことを着いた早々後悔した。
温泉郷が大き過ぎて古くてごちゃごちゃしている、風情も何もな〜い。
ああ昨日の昼神温泉はこじんまりとしていて山の中の静かな温泉街の情緒があった。
あれくらいの規模の温泉地が良いな〜。
そして崖地に建てられた複雑な構造の建物なので、エレベーターを乗り継いで部屋に行かねばならず、途中にはエレベーターがなく階段をかなり上らねばならない箇所もあり、明らかに人手不足とみられ荷物も運んでもらえず、浴衣は着古して色落ちしており、タオルは最大級に薄っぺらく、食堂には団体さんが多くバイキングで飲み放題だからか声の大きい酔った方々もいらっしゃり、、、言ったらキリがない。
3日間のうち、一番お安い宿だったので致し方なしか。
大きくて有名な温泉地は避けた方がいいのかなという結論。
とにかく、ウォーキングで疲れた我々に重いキャリーを持って階段を上がるのは辛かった
気分を直して3日目。
この日は飛騨高山を散策。
土曜日なので人が多い。
そして風が強かった。
人が多過ぎてなかなか良い写真が撮れなかったので、食べ歩きの様子のみ。
飛騨牛コロッケとミンチカツ
メンチカツじゃないのよ
ミンチカツ!
五平餅屋さんに並ぶ
この旅で何度か食べた五平餅
休憩に甘味処へ
築100年以上という素敵なお店
暖簾をくぐると誰もいなかった
雰囲気よい〜
で、抹茶ぜんざいをいただく
食べ歩きとぜんざいでランチ代わりに。
古い町並みを歩いたあと、高山本陣を見学しようとした時、イヤリングが片方ないことに気づく。
あー、またやってしまったー
ピアスの穴が開けられない私、幾度イヤリングを片方なくしたことでしょう。
風が強かったので、帽子が飛びそうになったりしたから、そのはずみで取れてしまったかも。
諦めきれずに、一応来た道を引き返し、混雑している町並みを戻り探してみた。
白くて大きめな物だったから、ひょっとしたら、、、と期待はせずに探してみたのだけど、やっぱり見つからなかったわ
そんな高山散策だった。
この日の宿はそこからさらに1時間ほど山あいに行った奥飛騨温泉郷のひとつ、福地温泉。
昼神温泉よりさらにこじんまりしていて良い感じ。
3日間で1番高い宿で旅をしめくくる。
ロビー
お部屋
お部屋の露天風呂
食事は例によって食べきれないほどの量で、そこはどうにかならないのかしら? 少な目希望のメニュー用意して頂けないかしら? なんならお値段は同じでも仕方ないので、、、といつものように思うのだが、でも、実に美味しかった!
いきなり、この前菜のしつらえ。
こごみのおひたし
お造りは大ますと川ふぐ
囲炉裏には川魚の塩焼きと五平餅
飛騨牛ぅぅぅぅ
囲炉裏でお味噌汁と溶岩焼き
苺のシャーベットと味噌煎餅
大変申し訳ないが少しずつ様子を見ながら残し、なんとか最後までたどりついた。
この上、五目ずしおにぎりのお夜食付き。
絶対食べられないってえ。
苦しい苦しいと言いながらお部屋の露天風呂にまた入り、床についた夜だった。