実家からレンタカーで出かけた国東半島の旅、1日目の続き。




99段の石段を登った熊野磨崖仏で膝とふくらはぎを鍛えたガーン後、そこからすぐ近くの真木大堂へ。

785段の金比羅さんや1085段の山寺の階段も登った我々だが、この石をぐちゃぐちゃに積み上げただけの石段は99段でもかなり消耗した!

鬼が神様に命じられて一夜で積み上げたという言い伝えだが、どう数えての99段やら、、、。



小さなお寺だが、ここには9体もの国の重要文化財に指定されている仏像がある。

拝観料300円でそれらが全て拝めた。

平安時代のもの。

あまりにもすごくて、あまりにも簡単に見られて驚いた。

当然、撮影禁止なのだが、これは記録に残さねばと絵葉書セットを買ってしまった。





木造阿弥陀如来坐像と四天王像





木造不動明王立像とニ童子立像。

ド迫力。




水牛に跨る木造大威徳明王像。

これすごい!(←語彙力笑い泣き)



仏像好きの私、この水牛に跨る仏様には度肝を抜かれた。

しばらく対面したまま離れられなかった。




プチ興奮しつつ次は富貴寺へ。








富貴寺の仁王像。

小さめで可愛い。

仁王像も大好きな私。




富貴寺本堂。九州最古の木造和様建築物。







続いて、半島の真ん中にある両子寺へ。

石段の下で迎える仁王像。

よく国東半島の観光案内で見る写真だ。

国東半島の紅葉はこの辺りから始まるらしいが、まだほんの少し色づき始めたぐらいだった。

惜しかったな。






最後は文殊仙寺。

「三人寄れば文殊の知恵」のお寺、

学業、知恵の仏様。

このお寺の奥の院は岩にめりこむように建っている。

写真ではわかりにくいかも知れないが。

12年に1度、卯年だけご開帳になる文殊菩薩。

今年じゃないか!ラッキー。





ご本尊は岩の中に。

拝観料を払うとお守りをいただき、それを手にして一人ずつご焼香して一願をお祈りさせていただいた。





知恵の仏だそうだが、一願となればやはり家族の健康かなと。





十六羅漢石像。

一体一体のお顔が良いのよ。




駆け足で熊野磨崖仏と4つのお寺を巡ったが、国東半島ロングトレイルというトレッキングのコースもあるぐらいなので、時間があればほんの一部でも歩いてみたかった。

それでこそ、国東半島の魅力をもっともっと味わえたことだろう。

でもね、ようやく念願叶ったわけで、大変満足な一日でありました。



海辺のホテルに泊まる。

素泊まり。

食事処を探したが、適当な所がなかなかなくだんだん面倒くさくなり、ファミレスですますという落ち。

でも、さすが大分。

ファミレスにもだんご汁と鳥天があった。

それなりに美味しかった。



2日目は宇佐神宮からスタート。

それはまた次回。