久しぶりに映画館で映画を観た。
大好きだったテレビドラマの映画化、
「ゆとりですがなにか インターナショナル」
期待を裏切らず、笑って笑って笑ったよ。
重厚な映画も、問題作も良い映画はあまたある。
それも良い。
でも、なんだか歳をとればとるほど、ドラマや映画で笑えるのがものすごくいいんだよね〜。
宮藤官九郎は天才だと思う。
7年ぶりなのに、役者さんが皆、あまり歳をとっていないように見えて、さすがやーと。
特に、若い島崎遥香ちゃんと長老の中田喜子さん。
他の役者さんは定期的にテレビで見続けているけれど、このお二人は失礼ながら大変お久しぶりだったのだが、7年前とほとんど変わらなく見えた。
プロやな。
来週あたりに観に行こうかと話していたのだが、息子が夕飯いらないと言うのでそれならと急遽夫と出かけたわけだ。
息子は、仕事上の関連会社との送別会的な飲み会に夕方から出かけて行った。
やつは、ほとんど下戸なんだが、こういう付き合いには下戸でも出席せねばならない。
私たちが若かりし頃は、職場の飲み会がしょっちゅうだった。
歓送迎会、忘年会、新年会、打ち上げ、懇親会、慰労会、花見、納涼、社内旅行まで、とにかく何かにつけて飲み会、飲み会、飲み会。
当時の会費が、男性3500円、女性2500円とか、そんな感じだったなあ。
男女で差があるのがなんとも。
男性でも飲まない人もいたはず。
夫も飲まない。
あ、職場結婚です、我々
今の時代は、もうそんな時代じゃないので、下戸の息子も特段不都合はない。
飲みの席でコミュニケーションを取る必要もない。
でも、たまにそういう席もあり、食べて話して聞いてで時間を過ごすそうだ。
あんまり楽しいものでもないと言う。
いかに今の時代でも、やっぱり少しは飲めたほうが何かと良かったんじゃないのかしらね、仕方ないけど、、と思うこともある。
大学の新歓コンパで飲まされてあわやニュースになるやも知れなかった、という苦い思い出もあるのだ。
私の父は、陽気な飲ん兵衛だった。
夫の父は黙って底なしに飲んで顔色ひとつ変えない人だったとか。
夫も孫にあたる息子もその血を1ミリも受け継がず。
私の方が少しは飲めたが、家庭にアルコールが置いてないので長年の間に飲む機会が減りに減ったおかげですっかり弱くなり、今ではもうほとんど飲まなくなった。
娘らもほぼ飲めない。
楽しく飲んで盛り上がっていたり、ほろ酔いでいい感じの人たちを見ると、ちょっといいなと思うこともある。
酒代もかからず、酒に関わるトラブルも起こらなくてすんだけれどね。
(娘が酒代と酒に関わるトラブルでたびたび愚痴るので)
「ゆとりですがなにか」は、造り酒屋の息子が主人公で岡田将生、居酒屋チェーンの会社で上司だった安藤サクラちゃんと結婚したので、何かとお酒が出てきて、登場人物ももれなくみんなお酒好き。
美味しそうに飲むのよね〜。
そういうのが、一生わからない我が家族であった。