娘宅のヘルプに行ったとき、孫らとスーパーに買い物に行った。

ある保育園の前を通っていたら、『仰げば尊し』を歌っているのが聞こえてきた。

なんと!

この時代に、仰げば尊し!

卒園式の練習なのだと思うが、今でも仰げば尊しを歌うところがあるとは意外だ。

しかも保育園!



昔の言葉で難解な部分があるし、先生に感謝することを強要している歌詞だとしてずいぶん前から歌われなくなっていると聞いた。



私の子どもらの小中学校の卒業式では卒業生は『旅立ちの日に』を歌った。

秩父の音楽の先生が作った曲だが、イントロから泣ける。

誰のいつの卒業式に出てもこの歌で泣いた。



そういえば、いつかSMAPがこの曲でCMをやったなあ。

とてもイイCMだった。

YouTubeで観られるだろうが、私は観ることができない。辛すぎて。



50年前の私の小学校卒業式にも『仰げば尊し』は歌わなかった。

前の年までは歌っていたのだが、この年に新しく音楽の先生が転任してきて、今の子供達にはふさわしくないと言って『今日の日はさようなら』に変えたのだ。

『今日の日はさようなら』も良い歌だが、私は『仰げば尊し』を歌いたかった。

憧れていたのだ。

歌詞の意味をよく理解していたとも思えないが、6年生になって卒業式であの歌を歌うのがかっこいいと思い憧れていた。



今ではレミオロメンの『3月9日』や、いきものがかりの『YELL』などを歌う学校もあるとかで、令和の卒業式は多様だ。

子どもたちが歌いたい歌を歌うのが一番良いだろう。

『仰げば尊し』はさすがにないかな。

あの保育園の意図はなんだろう?





掘り出し写真、イギリスシリーズ

シシングハーストカッスルガーデン

憧れのイングリッシュガーデンをいくつも回ったなあラブ





ご老人方のひなたぼっこ





休憩中の素敵な親子