トライク短歌 連作集 | 恋着、横着、漂着 遊び盛りゆるゆるのびのび60代

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2年早く退職して機能と効率のタガを外すことが出来ました。
人生をゆるゆるのびのびと楽しんで味わって行きたいと思う60代です。

 バイク一般というよりも、そもそも自分が乗っているのはトライクである。

 自動二輪免許を持っていないわけで、乗れる二輪は原付のみである。原付には乗るつもりはないから、今後もトライクしか乗らないし、乗れない。

 そうなって来ると「バイク短歌」という宣言もおかしい。後ろめたさもある。トライクに特化すべきだ。

 なので、改めて「トライク短歌」をひねってみた。

 

 

  ★自動二輪免許のいらぬトライクが還暦過ぎの我を熱くす

 

   ※トライクがどういうものかの説明も入る。「三輪バイク」と書いた上で、「トライク」とフリガナを付けるべきかな?

 

  ★車検には「中華トライク」と表記されたる相棒と三年(みつとせ)走る

 

  ★相棒を駆る時友は風ばかり独り時間の愉悦に浸る

 

  ★乗る度にトラブル続きの相棒がされど二万余キロを走破す

 

  ★電動のラバのごとき相棒は三年(みつとせ)走り命尽き逝く

 

  

   そうして、二台目と出逢う・・・

 

  ★二台目の相棒もまたトライクと決めし晩夏にバリオと出逢う