小学校低学年段階で、まぎれもなく「虚証」だったこと。過敏性腸症候群とハッキリ言われたのは40代の時で、かかりつけの医者の先生からだったが、とにかく胃腸の弱さをそれまでも、いつも自覚していたこと。そうした中で、西式健康法を知り、朝食抜きは「善」であることを知って、それまでの鬱屈が解放されたこと。そのころ、偶然に知り合った造園士のおじいちゃんも西式を実践していて、色々と話が出来、その延長で、カマボコ型の木の枕を譲ってもらって重宝していること。西式のうちの朝食抜き間食抜きの習慣は15年弱続けていて、ここ最近になって、過敏性腸症候群からずいぶんと縁遠くなったこと・・・・・などなどは、以前にも時折、書いてきた。
で、自分のカラダについては、胃腸だけじゃなく、そんなに強くはない。いや、実際、弱いと自覚した方がいいだろうと改めて思う。カラダの硬さもあるのだが、それだけでなく、過去には鍼灸師さんに「虚だ」と言われたことがある。自分のカラダは、灸はいいが、鍼はだめらしい。打ったら、クタッツとしてしまうと言われた。まあ、それは自覚し、自戒しておけばいいわけで、色々と体力まかせのムリなことはしない方がいいということなんだろう。
ところで、「眠り」についての不安は、今のところの自分には全くない。
「眠りが浅い」だの、「朝早く起きてしまうようになった」だのということを身近にいる同年配のみなさんがよく口にするが、全く持って他人事のままだ。
いつだったか、当時、まだ還暦前の同僚が「眠れない」だの「寝られるのも体力だ」と言っていて、何を言っているのか自分には不明だった。今も実は不明だ。まあ、その同僚は、傍から見ても神経症の人で、熟睡できないようなイライラ、不安の要素をずいぶん抱えていたわけなんだろうが。
仕事で仕方なく朝6時に起きるのだが、土日は何か用事でも入らない限り、昼近くまでグダグタと寝ている。で、昼食時に缶ビールなど飲んだら、それでまた昼寝をしてしまう。それが心地よくてたまらない。「怠けている感」が心地いい。
そんな「眠り」の個性、体質というのは、虚証、実証、中庸というタイプの問題や過敏性腸症候群の問題とどう関連があるのかないのか分からないが、あるのなら知ってみたいと思う。