ゲルハルト・リヒター展
フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督「ある画家の数奇な運命」を観て以来、作品展を楽しみにしていました。ついに。
ほとんどの作品が撮影可でした
東西ドイツの歴史に翻弄されたリヒター
90才で健在。この企画展にも関与しているそうです
「ビルケナウ」(アウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所)は
鏡を正面にすると右側にビルケナウ、左側に4分割の写真バージョン?というレイアウトで公開されることが多いとの事で
その空間に身を置くのは本当に特別な体験でした
もう絵は描かないと宣言(2020年)した後も、数多くのドローイングを描いており
創作意欲が衰えていない
自由に発言したり表現したりできる事の素晴らしさの生き証人であり、
偉大な画家と思いました。
(6月9日 東京国立近代美術館)
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ボテロ展
フェルナンド・ボテロ
コロンビアの画家です。こちらも御年90才
マンドリンのサウンドホールを小さく描いてみた時に、マンドリンが爆発した!という事で
正確に描くことは大切ではない様子。それでいてバランスは完璧で
色づかいが美しく、とても楽しい作品ばかり。
老若男女、顔立ちが一緒でツッコミたくなりましたよ
リヒターと真逆のようでいて、どちらも
純粋な芸術でありながら人間味が感じられます
一部の作品のみ撮影可でした
小鳥のオブジェ(大きいけど)可愛い!
百貨店本体の建替えとBunkamura改修のため、ル・シネマもミュージアムも来年4月から長期休業ですね…
すぐ近くにあるVIRONでランチ。
(6月11日 Bunkamura the Museum)