油絵が動く☆「ゴッホ 最期の手紙」2017(45) | Mの映画カフェ♪

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映画の感想など


Lovinng Vincent
2017年 イギリス、ポーランド

監督 ドロタ・コビエラ、ヒュー・ウエルチマン
主演 ダグラス・ルース(ルーラン)、クリス・オダウド(ルーラン父)ロベルト・グラチーク(ゴッホ)、ジェローム・フリン(ガシェ)、シアーシャ・ローナン(マルグリット)、エレノア・トムリンソン(アドリアーヌ)

シネコンぽくない映画ですよね。TOHOの六本木と上野のみ上映。新しく出来た上野に行ってみました…上野と思いこんでいたら御徒町のほうが近いですよおかちまち。

この映画、実写で撮影した後、125名の画家がゴッホのタッチで62450枚の油絵を描き、アニメーションにしたという
気の遠くなるような方法で、ゴッホの絵画が動く映画となったのです。

ゴッホが37歳で亡くなった後、弟テオに宛てた手紙が受取人不在で戻ってきた。ゴッホと親しかった郵便配達人ルーランはテオに手渡すべく、息子に手紙を託す

それはゴッホの死の謎をめぐる旅となった…

と書くと面白そうですが、うーん
画像は美しく興味深い。時折モノクロの回想シーンでは俳優たちの演技もみられます。

しかし科白がなんというか説明調で、子供向けのアニメを見ているみたい。静かに、絵の世界を堪能することは出来ず…せっかくの油絵がもったいないような。芸術性には欠けるんじゃないかなぁ
で後半すっかり眠くなって爆睡
ゴッホの死の真相は解らずじまいですよ…

多分、そこんとこは謎のまま終わったはず、と思いたい。

あと、ヴィンセント・ファン・ゴッホじゃなくてフィンセントになっていた。Vなのに、その方が発音に近いのかな?

上野に来たんだから東京都美術館のゴッホ展もみたかったけど、その後予定があり

マンションのお友だちと女子会です。
(オバサンも女子)
急きょ持ち寄りでこんな感じ


窓の下をレディクリスタルが通ります

(12月4日 TOHOシネマズ上野)