「ヤング≒アダルト」 | Mの映画カフェ♪

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映画の感想など


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YOUNG ADULT
2011年米

監督ジェイソン・ライトマン
主演 シャーリーズ・セロン、パトリック・ウィルソン、パットン・オズワルド、エリザベス・リーサー

(新宿武蔵野館)

レディースデイのためか、館内は満席
ぎりぎりで席を確保することができました☆

都会で暮らす美人でお洒落なメイビス、37歳、仕事はゴーストライター。ヒットしたヤングアダルト向け小説は過去のものになりつつあり、焦りを感じている。
そこへ故郷の元カレから子供が産まれたとの知らせが…

し、知らせるかなぁ!?

故郷へ車を走らせるメイビス。元カレ・バディは妻ベスと幸せに暮らしていた

メイビスはバディとの思い出に固執し、自己中心的な振る舞いで周囲を困惑させる。
大切にしていた思い出の曲を思いがけないところで耳にするシーンは
…胸が痛む!

そこで気が付けば良かったのに
バディの子供の命名パーティー
美しく洗練されたドレスが痛々しい。

メイビスが忘れられないのは大好きなバディではなく、一番輝いていた頃の自分

誰にでも身に覚えのある事だろう。

それでも人は現在の生活に精一杯で
過去を懐かしむ時間なんてなかったりする、
それがメイビスにはうらやましく

なぜ他の人と同じ幸福が、自分には手に入らないのかと嘆く。

周囲りを見回し不安になる姿は
「マイレージ・マイライフ」のジョージ・クルーニーと同じ


人生の途中で立ち止まり、迷う姿を描くのが上手いこの監督

安易な結論をださないところが

なかなかですキラキラ

バディの妻ベスは、グッドワイフのタミー(ウィルの恋人)!「グレイス・アナトミー」「トワイライト」にも出演していたとか


すごい美人でなくても学園の女王じゃなくても楽しめる、

レディースデイに観てよかったニコニコラブラブと思う映画でした。