LOURDES
監督:ジェシカ・ハウスナー
主演:シルヴィー・テステュー、レア・セデュー、ブリュノ・トデスキーニ
2009年オーストリア・仏・独合作
ハネケに師事した女性監督の作品と聞いて
…観なくては!
渋谷イメージフォーラムへ。
うわ受付がアングロサクソン系(たぶん)の若者!
一瞬不安になったけれど、日本語、流暢でした☆
聖母マリアが現れたというルルドの泉
奇跡を求めて巡礼する人々が絶えない
ある意味、観光地。
高校がミッションスクール(カトリック)だったので
聖書に賛美歌は日常だったけれど
信仰心のない生徒ばかりでした。
でもアヴェ・マリアの歌詞に聞き覚えがあり、案外憶えているものだなぁと…
白紙の状態で臨むほうが楽しめる作品と思うので
観る予定のある人は、この先読まないほうがいいかもです。
病を抱えた人、奉仕するシスター、熱心な信者、あるいは興味本位の参加者も
水浴をする為に列をつくり、ミサで涙を流す。
そこで起きるかも知れない奇跡をめぐって、人々の思惑が交錯する
奇跡は起きたのか?
起きなかったのか?
余分な説明をせず問いを投げ掛け、
答えをださないエンディングは…
ハネケ流!?
どうしても気になるのは、セシルがヅラだったのか、という点(誰か教えて~)
身体の回復を祈る人々に対して
肉体ではなく心を癒しなさい、精神が変わるのも奇跡なのです
と神父がさとすのは
真実のような、詭弁のような。
後で色々語り合いたくなる作品はやはり
映画好きの友達と観たほうが良かったかも
主演のシルヴィー・テステュー
初めてみました。出演作はすべて、見逃している
やはりヨーロッパの映画は懐が深い
渋谷が苦手なのと駅からちょっと遠いのとで
敬遠しがちなイメフォですが
マメにチェックしなくては
![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/323.gif)
![キラキラ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/123.gif)